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北海道のお米は日本一!おすすめブランド米厳選6!

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かつて北海道のお米は、味が悪く猫も食べないことから「猫またぎ米」と長い間言われてきました。

しかし、生産量では昭和38年には既に旭川市が市町村別単位で全国一になり「上川百万石」と言われるほどの米どころになっていました。

その後、農業試験場などの努力により品種の改良が進み「きらら397」や「ほしのゆめ」などの銘柄のお米が登場し、徐々に北海道のお米のイメージがあがってきたのです。

そして現在では、「ゆめぴりか」や「ななつぼし」というブランド米が一般財団法人日本穀物検定協会の食味ランキング試験で特Aという最高の評価をされるようになり、全国的にも人気となっています。

また、最近ではマツコ・デラックスが登場し北海道米をPTするTVCMが話題となっています。今回は、そんな今人気の北海道米の中で美味しいと評判の品種を6つおすすめします。

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1.北海道のおすすめブランド米 「ゆめぴりか」

「ゆめぴりか」は、日本穀物検定協会の食味ランキング試験において7年連続で「特A」を獲得している北海道のお米で最も人気の高い品種です。

その美味しさからANAの国際線ファーストクラスの機内食にも採用されました。

「ゆめぴりか」は、北海道立上川農業試験場で育成された品種で2009年から一般栽培が始まり販売されましたが、この年は天候不順で当初予定していた生産量の1割弱にあたる800トン程度しか出荷できなかったため、新しく美味しいお米ができたと前評判が高かったこともあり、数週間で販売終了となり新聞やニュースで取り上げられたこともあり、さらに話題となりました。

「ゆめぴりか」の特徴としては、味を左右するアミロース値が低く、ほどよい粘りと甘み、やわらかさがあり、つややかで美しいごはんに炊き上がります。

また収量では同じ北海道米の「きらら397」よりは下回りますが、「ほしのゆめ」や「おぼろづき」よりは多く収穫することができます。

「ゆめぴりか」の名前の由来は、「日本一おいしいお米を」という北海道民の「夢」に、アイヌ語で美しいという意味の「ピリカ」からきています。

「ゆめぴりか」の美味しい食べ方としては、白いごはんそのままで、甘さや粘りを味わうのがおすすめです。

2.北海道のおすすめブランド米 「ななつぼし」

「ななつぼし」は北海道立中央農業試験場で育成された品種で、現在北海道で最も多く栽培されていています。

2001年には北海道の優良品種として採用され、日本穀物検定協会の食味ランキング試験では8年連続で「特A」を獲得している北海道を代表するお米です。

「ななつぼし」は、ごはんとして炊き上げた時のつや、粘り、甘みのバランスが良く、冷めても美味しさが長持ちするのが特徴です。冷めても美味しいことからお弁当やお寿司などに人気のお米です。

特にほどよい粘りのため、おにぎりにすると固くなり過ぎず口の中でふんわりほぐれる美味しいおにぎりが作れます。

「ななつぼし」の名前には、星がきれいに見えるほど空気が澄んで綺麗な北海道で生まれたお米なので、北斗七星のように輝いて欲しいという願いが込められています。

3.北海道のおすすめブランド米 「ふっくりんこ」

「ふっくりんこ」は、美味しいと言われる「空系90242B」と寒さに強い「ほしのゆめ」を交配し北海道立道南農業試験場が育成した北海道独自の品種で、平成15年に出荷が開始されました。

名前のとおり見た目も食感もふっくらとしたごはんに炊き上がります。日本穀物検定協会の食味ランキング試験では、平成29年度産はおしくも「A」ランクでしたが、平成26年、平成27年、平成28年は「特A」を獲得している美味しいと評価の高いお米です。

「ふっくりんこ」はふっくらとした見た目でツヤがあり、味は甘みが強く食感はやや粘りが強くふっくらとして冷めても硬くなりにくいにが特徴です。

お弁当やおにぎりの他、和食全般に合い、特に魚介系との相性が抜群で、函館を始めとする道南の海の幸であるイカやウニと一緒に食べたいブランド米です。

「ふっくりんこ」は、その品質を守るため北海道内の4つの生産者組織(函館育ちふっくりんこ蔵部、JAきたそらちぬくもり米生産組合、JAピンネふっくりんこ生産組合、JAたきかわふっくりんこ生産部会)が集って「ふっくりんこ産地サミット」を毎年開催しています。

そのサミットで決められた厳しい品質基準をクリアしたお米には「ふっくりんこ産地サミット」公認のマークが付けられています。

4.北海道のおすすめブランド米 「きたくりん」

「きたくりん」は、「ふっくりんこ」の改良を進めた品種で北海道立道南農業試験場で育成されました。

平成25年から一般販売が開始され平成28年で作付け面積が3,090haと全体の3.1%ですが、これからの北海道の基幹人主として期待されるお米です。

「きたくりん」の最大の特徴は、お米作りで最も危険が病害とされる「いもち病」に対する耐病性が強く、そのことから農薬を減らして栽培することができることにあります。

味も、ほどよい甘さとしっかりとした粘りで、その食味は北海道を代表する品種である「ななつぼし」と同程度か、やや優れると高い評価をされどんな料理にも合わせやすい美味しいお米です。

「きたくりん」の名前は北海道の「きた」とクリーンを意味する「くりん」、そして親に当たる品種である「ふっくりんこ」の「くりん」から名づけられました。

 

5.北海道のおすすめブランド米 「おぼろづき」

「おぼろづき」は農業・食品産業技術総合研究機構北海道農業研究センターにより「空育150号(あきほ)」と低アミロース系統の「95晩37(北海287号)」を交配して育成した品種で、2003年に「おぼろづき」と命名登録されました。

「おぼろづき」の特徴としては、アミロースの割合が低く粘り強く、味や柔らかさ、つやはコシヒカリに匹敵するほどの高い評価で、粘りに関してはコシヒカリを超えると言われています。

しかし、モチ米のようなしつこさではなく、ご飯として美味しい粘りを味わえるお米です。市販される北海道米の中では最も強い粘りがあり、もちもちのご飯が好きな人のはおすすめです。

「おぼろづき」は、白いご飯や炊き込みご飯、おこわなどにすると美味しく食べることができます。また冷めても硬くならないのでお弁当にもおすすめです。

「おぼろづき」の名前は、薄く雲がかかったような白く澄んだ色合いを、春の夜の朧月に例えて名づけられました。

6.北海道のおすすめブランド米 「ほしのゆめ」

「ほしのゆめ」は、上川農業試験場で育成され1996年に命名登録されたお米で、「あきたこまち」と北海道の主力米であった「きらら397」を交配して作られました。

「きらら397」の冷めるとお美味しくないという欠点を改善して、お弁当などに入れて冷めても美味しく食べられると人気となりました。

「ほしのゆめ」はあっさりとした味わいで、粘りもほどよくバランスの良いお米で、食味官能試験の基準米にもなっています。したがって、どんな料理やおかずにもよく合いクセのない素直な味わいが特徴です。

炊き上がりはふっくらなるので、やわらかめの食感が好きな人におすすめのお米です。

「ほしのゆめ」という名前は一般公募され、お米を作っている農家さんやそれを食べるみんなの夢がかなって欲しいとの思いがこめられています。

「北海道米LOVE」。安心安全で美味しい北海道のお米

いかがでしたか。今回は、北海道の代表的なブランド米を6つご紹介しました。

湿度が低くカラッとした気候の北海道は、稲の病気や虫が発生しにくく、農薬の使用を抑えたクリーンなお米作りにぴったりの環境です。

今回ご紹介した以外にも、きらら397やそらゆき、ほしまる、あやひめ、大地の星、ゆきひかりなど様々な品種のお米が栽培されています。

お好みの味のお米を探して、安心安全で美味しい北海道のブランド米を是非味わってみてください。

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