加賀温泉郷は北陸三県(福井、石川、富山)のちょうど真ん中に位置します。半径約8キロの範囲に4つの温泉地、粟津、片山津、山代、山中があり、これらを加賀温泉郷といいます。
自然豊かな北陸は、金沢や兼六園など観光名所も多く、加賀温泉郷は旅の拠点にピッタリ。そこで加賀温泉郷でおすすめの旅館をランキング形式で8軒ご紹介します。北陸の名湯で癒されてみてはいかがでしょうか。
加賀温泉郷の人気旅館ランキング 第8位山代温泉 ホテルききょう
開湯1300年の加賀温泉郷 山代温泉にある「ホテルききょう」は、源泉かけ流しで飲泉もでき、体もあたたまり、お肌もツルツルになると評判です。
平成26年にリニューアルされたホテルききょうの大浴場「くろの湯」と「しろの湯」はシンプルで清潔感のあるモダンな造りになっています。
宿の客室はリニューアルされ「くろ」と「しろ」を基調とした露天風呂付のお部屋が人気で、落ち着いた純和室もあります。
ホテルききょうの料理長は数々の賞を受賞しており、日本でもトップクラス。鯛のかぶと煮は絶品です。和会席は加賀野菜や漁港から直送された海の幸をふんだんに使用しています。
<おすすめ日帰り入浴>
共同浴場の「山代温泉 総湯」は、壁面に九谷焼作家の手書きタイルが施されており、とても美しい造りです。入口の「旧吉野屋旅館」の門も風情があります。料金は大人440円、営業時間は6時~22時です。
加賀温泉郷の人気旅館ランキング 第7位片山津温泉 湖畔の宿 森本
加賀温泉郷 片山津温泉は柴山潟湖畔に位置する温泉地で、1日に色を7度変えるという美しい湖畔に面した場所に「湖畔の宿 森本」があります。
「湖畔の宿 森本」の露天風呂や一面ガラス張りの大浴場からは、湖の美しい景色を眺めながら温泉が楽しめます。貸切風呂もゆったり広々としています。
創業明治25年「湖畔の宿 森本」のお部屋は純和風の趣で、湖が見渡せるお部屋や露天風呂付きのモダンな和室などがあります。
旅館のお食事は能登牛認定店より仕入れた石川県産の能登牛や、日本海の海の幸、また冬はズワイ蟹などが贅沢にいただけます。
<おすすめ観光>
加賀から少し足を延ばして黒部渓谷トロッコ電車がおすすめです。宇奈月から欅平までの約20㎞を約80分かけて走ります。途中には美しい渓谷や橋、大自然が待っています。
温泉や足湯、散策などもできますので、旅のプランに合わせてコースを選んでみてください。運賃は季節や列車タイプによって変わります。大変人気ですので予約をおすすめします。
加賀温泉郷の人気旅館ランキング 第6位山代温泉 葉渡莉(はとり)
加賀温泉郷 山代温泉にある「葉渡莉」は木のぬくもりを大切にした旅館で、館内は施設も整っており、夜は加賀の伝統「加賀一向一揆太鼓」の演奏で雰囲気があります。
旅館「葉渡莉」の大浴場は天然ヒノキと石造りの2か所あり、男女入れ替えで両方楽しめます。貸切風呂も檜と岩造りのタイプがあります。アルカリ性単純温泉でとても温まります。
宿のお部屋は清潔でゆったりとした和の空間で、露天風呂やマッサージチェア付きのお部屋もあります。
「葉渡莉」の食事処は掘りごたつ式と落ち着いたテーブル席があり、天然のお造りや加賀の野菜を使用した会席料理がいただけます。
<おすすめ日帰り入浴>
総湯と合わせて訪れたいのは「山代温泉 古総湯」です。明治時代の総湯を復元したものでシャワーやカランはなく、当時はめずらしいステンドグラスなどが施されています。大人500円、営業時間は6時~22時です。
加賀温泉郷の人気旅館ランキング 第5位山代温泉 たちばな四季亭
明治元年、山代温泉に創業した「たちばな四季亭」は変わらぬおもてなしの心を大切にした旅館です。チェックインが13時、アウトが12時なので時間を気にせず過ごせます。
「たちばな四季亭」の大浴場は庭園を眺めながらゆったりと温泉が楽しめます。また、リニューアルされた東屋や脱衣所は柱が磨き上げられ、美しい白木の香りが漂います。
旅館のお部屋も一工夫されており輪島塗の扉や、九谷焼の取っ手がついた襖など粋なおもてなしが感じられます。また天然無垢の桐の廊下、大浴場には加賀棒茶と杜仲茶のサービスなどがあります。
「たちばな四季亭」のお食事は有機野菜や天然物の魚介類などを使用した懐石料理。季節ごとの旬の素材もふんだんに取り入れています。また橋立港で水揚げされるブランド蟹はおすすめです。
<おすすめ観光>
九谷焼体験ギャラリーCoCoは山代温泉の中心街にあり、九谷焼作家の制作風景がみられ、作品の購入も可能です。九谷焼の絵付け体験もできます。旅の記念にいかがでしょうか。