ポルトガル リスボン 人気観光スポット7．サン ペドロ デ アルカンタラ展望台
ポルトガルの首都リスボンは、「７つの丘の街」と呼ばれるように丘に囲まれている街です。その丘の上にある「サン ペドロ デ アルカンタラ展望台」は、リスボンの中心部から近いこともあり最も人気のある展望スポットです。
「サン ペドロ デ アルカンタラ展望台」へは、ロシオ駅のそばにあるレスタウラドーレス広場からケーブルカーのグロリア線に乗って登ることができます。
「サン ペドロ デ アルカンタラ展望台」からは、リスボン市内の赤い屋根の街並みやテージョ川、人気の観光スポットである「サン・ジョルジェ城」まで見渡すことができます。
日本では「消臭力」のTVCMで、ポルトガル人の少年ミゲル・ガーレイロ君が、この展望台からの美しいリスボンの町並みをバックに歌う姿が有名です。
ポルトガル リスボン 人気観光スポット8.サン・ジョルジェ城
「サン・ジョルジェ城」は、リスボン市内で最も見晴らしの良い高台の上に建つ古城で、リスボンの街とテージョ川を見下ろす景色を楽しめるスポットとして観光客に人気です。
「サン・ジョルジェ城」の歴史は古く、その始まりは紀元前2世紀ごろと言われています。その後ムーア人の王族が居城としていましたが、 1147 年に初代ポルトガル王の手に落ちリスボンの中心地に新たな宮殿が設けられるまで王族の住居として使われていました。
長い年月の間に城の一部は壊れていますが、最初の城を取り囲んでいた石造りの壁と四角形の10の塔は、ほぼ当時の姿を保っています。階段を上った塔の上からは、360℃でリスボンの景色を楽しめます。
ポルトガル リスボン 人気観光スポット9.国立古美術館
「国立古美術館」は、18843年にオープンしたポルトガル最大の規模を誇る美術館です。建物は17世紀に建てられたアルヴォル伯爵の3階建ての邸宅を利用しており、かつてはサント・アルベルト修道院の古い建物もありました。
修道院の礼拝堂は、18世紀ポルトガル・バロック美術と建築として展示品の一つとして公開されています。
館内の1階には、14～19世紀のヨーロッパ美術を中心にした彫刻や陶器などが、2階には日本をはじめ大航海時代に関わったるアフリカや東洋の国々の美術品や陶器、宝石など、3階はポルトガルの芸術家の作品が展示されています。
ポルトガル リスボン 人気観光スポット10．ロシオ広場
ポルトガル リスボンの人気観光スポット、最後にご紹介するのは「ロシオ広場」です。
「ロシオ広場」は、首都リスボンにある広場で、正式には「ペドロ4世広場」と言い、広場の中央にはポルトガル王のペドロ4世（のちにブラジル初代皇帝ペドロ1世）の像が立っています。
「ロシオ広場」は、リスボンの中心に位置するシャ・ポンバリーナ地区にあり、広場の北西には鉄道のロシオ駅があり、リスボン観光の起点となっています。
広場の近くには1846年に建てられた美しいネオクラシカル様式の「マリア2世国立劇場」や「公共庭園」があります。
また周辺には18世紀から営業を続けるカフェなどもあり、リスボンの名物であるサクランボの蒸留酒「ジンジャーニ」が味わえます。
7つの丘の街 ポルトガルの首都リスボン
今回は、ポルトガルの首都リスボンの人気の観光スポットやおすすめの観光名所をご紹介しました。
リスボンは「7つの丘の街」と言われるほど、坂の多い街です。リスボン市内を観光する際にはトラムやケーブルカーをうまく利用するのがおすすめです。
