猫の島!猫好きなら一度は訪れたい楽園5.青島(愛媛県)
瀬戸内海に浮かぶ小さな島「青島(あおしま)」といえば、猫の楽園として猫好きの間では有名です。青島は愛媛県大洲市にある島で、人口わずか数十人の小さな島です。
この小さな島になんと100匹以上もの猫たちが暮らしています。人口よりも数倍多い猫がいる青島はまさに猫の楽園!訪れれば必ず猫たちに遭遇できるでしょう。
青島は東京ドームとほぼ同じ面積の小さな島です。暮らしている人もほとんどが高齢者で年々人口も減少しています。
かつては800人を超える人々が暮らし、漁業も盛んな島でした。人口が減るのとは対照的に猫は繁殖を続け、今では集落内に約100匹の猫が生息しています。
メディアで猫たちが取り上げられてからは多くの観光客が訪れるようになり、猫に出会える観光地として有名になりました。
もともとは観光地では無かったため、島は観光地化されていないので事前に下調べしてから訪れるようにしましょう。
特に宿泊場所や飲食店はほぼ皆無なので注意。島では売店や自動販売機もないので島へ渡る前に飲料は用意したほうが良いでしょう。
日陰や雨宿りする場所も無いので、日傘や雨傘の事前準備は必須。携帯の電波の入りも少ないので注意が必要です。
とにかくたくさんの猫ちゃんに会いたい人、猫好きの人にはおすすめの場所です。興味津々に人に近寄ってくる猫も中にはいます。
青島へはJR伊予長浜駅から徒歩1分ほどの長浜港から定期船で移動します。朝便と昼便で1日2便しかなく、定員はわずか34人です。
特に朝便で満席になった場合は、昼便で全員戻ることになるので昼からは誰も乗ることができません。
GWなど連休は定員オーバーになることも多いので、必ず事前に調べてから行くようにしましょう。
青島は猫好きの方にはぜひ訪れてほしい場所です。愛媛県へ観光の際は一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
住所:愛媛県大洲市青島
猫の島!猫好きなら一度は訪れたい楽園6.佐柳島(香川県)
「佐柳島(さなぎしま)」は香川県仲多度郡に属し、瀬戸内海に浮かぶ離島です。周囲6キロメートルほどしかない小さな島で、人口も140人ほどしかいません。
普通は知られることのない島ですが、メディアで取り上げられてからはすっかり猫の島として知られるようになりました。
佐柳島には約200匹近くの猫がいるといわれており、観光客を見つけるとエサを求めて一目散に近寄ってきます。
佐柳島の猫は「飛び猫」として有名で、その名の通り、まるで飛んでいるかのようにジャンプする姿を見られることから名付けられました。
この島の猫たちは身体能力も高く、好奇心旺盛なタイプが多いので、いろんな姿の猫に出会えるでしょう。防波堤の壁も軽々ジャンプして乗り越えてしまいます。
佐柳島ではエサやりの規制は無いので、自由にエサを与えることができます。そのため、猫たちも観光客を見つけるとエサをもらえるまで後を追いかけてくるのです!
猫スポットは海沿いの防波堤か猫が集まる島の神社がおすすめです。人のいない場所には猫もいないので、出来るだけ人が集まるところを探しましょう。
島内には観光客向けのカフェもあります。「ネコノシマホステル」では、休憩はもちろん宿泊をすることもできます。もともと小学校の職員室であった部屋をリノベーションし、ゲストハウスとして営業しています。
佐柳島へは香川県多度津港からフェリーで約1時間掛けて行きます。1日に4〜5本便しかないので時間には注意が必要です。
島内にはお店はほとんど無いので、船に乗る前に必要品は揃えていきましょう。特にキャットフードなどの猫のエサは多めに持って行ったほうが良いです。中でも「チャオちゅーる」は人気のようなのでおすすめです。
青い空と海をバックに「飛び猫」の写真を撮りに出かけてみてはいかがでしょうか。
住所:香川県仲多度郡多度津町
猫の島!猫好きなら一度は訪れたい楽園7.相島(福岡県)
猫好きにはたまらない猫の楽園が九州にもあるのをご存知でしょうか?九州の猫の島といえば「福岡の相島(あいのしま)」といわれるほど全国的にも有名です。
相島は福岡県の新宮町から約8キロメートルの沖合にある島です。万葉集や続古今集にも歌われたことのある歴史ある島として知られています。
福岡県相島には約200匹もの猫たちが自由に暮らしており、アメリカのメディアCNNが選ぶ「世界6大猫スポット」にも選出されているほど猫の島として有名なのです!
相島へのアクセスは「JR福工大前駅」または「西鉄新宮駅」からコミュニティバスが出ているので、まずは港までバス移動となります。新宮漁港からはフェリーで約20分ほどで行けるのでアクセスもとても便利です。
相島へは釣りや散策を目的に訪れる人も多く、観光地化されているので初めての方でも心配なく島を楽しむことができます。
相島の猫たちは人懐っこく穏やかな性格の猫が多いので、こちらも優しく接してあげるとよいでしょう。島の玄関口の船着場付近は一番の猫スポットとなっています。
猫好きにはかかせない猫のお土産として「のび工房」はおすすめです。「猫と布とアクセサリー」をコンセプトとした猫グッズがたくさんあります。店内には6匹の猫ちゃんたちがお出迎えしてくれます。
お腹が空けばちょっと一休み。「島の駅あいのしま」には食堂やカフェが揃っているので地元の新鮮なお刺身やおさかなバーガーが食べられます。
島には「めがね岩」とよばれる奇岩や断崖絶壁の絶景スポット「滝段(たきのだん)」など観光スポットもあるのであわせて訪れてみてはいかがでしょうか。
猫の楽園と呼ばれる相島。福岡観光ではぜひ訪れてみてほしいおすすめスポットです。
住所:福岡県糟屋郡新宮町相島
猫の島!猫好きなら一度は訪れたい楽園8.湯島(熊本県)
最後にご紹介する、猫好きなら一度は訪れたい猫の島は、熊本県の湯島です。
熊本県上天草市大矢野町にある「湯島(ゆしま)」は別名猫の島としていわれるほど猫の多い島で有名です。
かつては「天草・島原の乱」で天草四郎と島原のキリシタンが定期的に話し合いをしていたことから「談合島」とも呼ばれています。
湯島へは江樋戸(えびと)港より定期船で移動します。所要時間は約30分ですが、船はわりと激しく揺れるので船酔いをする方は酔い止めを忘れずに。定期船は1日に5便運行しています。
湯島には約300匹の猫たちがいるといわれており、人口よりも猫が多いことで有名です。島の至る所で猫に出会えることができるでしょう。
船着場に着くと、招き猫ポーズの猫地蔵がお出迎えしてくれます。その隣には案内板があり、猫の出現スポットを教えてくれます。案内板に従って散策してみると猫に出会えるチャンスも増えるかもしれません。
湯島の猫たちは人に慣れているので、歩いていたり座っているとすぐに近寄ってきてくれます。いろんなタイプの猫ちゃんがいるのでぜひ楽しんでみてください。
島には恋愛にまつわるパワースポットがいくつもあります。「アコウ樹」はハートの形をした木で、観光客の写真スポットとなっています。
他にも両手をあてて願いをかけると、理想の相手と結ばれるといわれている「お結び石」や、恋する灯台とよばれる絶景の「湯島灯台」など訪れてみると良いでしょう。
湯島のグルメといえば赤ウニや真鯛が有名です。猫ちゃんたちに癒された後は、新鮮な魚介類を楽しんでみてはいかがでしょうか。
かわいい猫たちに癒され、新鮮で美味しい湯島グルメを堪能し、パワースポット巡りまでできちゃう湯島はおすすめの観光場所です。日々の疲れを癒されにぜひ訪れてみてください。
住所:熊本県上天草市大矢野町湯島
日本各地の猫の島を制覇しに行こう!
ここまでご紹介してきた猫の島はほんの一握りです。まだまだ日本各地には猫たちが自由に暮らす楽園がありますので、まずは身近なところから訪れてみてはいかがでしょうか。
どの島の猫も人懐っこく、猫好きの方にはたまらない思い出となるはずです。いろんな表情の猫ちゃんたちとのふれあいを体験してみてください。