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子連れパリ旅行 朝のセーヌ川〜ノートルダム大聖堂、エッフェル塔気まぐれ芸術散策

海外

フランス国内を網羅する格安バスの「OUIBUS」。こちらもたまにゲリラ価格を実施します。

「OUIBUS」の半額セールを使い、子供と一緒に金曜の夜出発し、土曜の朝パリに到着。土曜の深夜発で芸術鑑賞の旅に行ってきました。

今回は、朝焼けが美しいセーヌ川沿いの風景から、観光地として有名なエッフェル塔やノートルダム寺院などパリの街の散策をバーチャルでお楽しみください。

フランスの旅をお得にする OUIBUS

「OUIBUS」は、上記の路線図のように、フランス国内とフランスと隣接する国の主要都市までを網羅する格安バスです。鉄道よりは移動時間がかかりますが、料金は断然格安なので、旅行費用を少しでも安く収めたい方にはおすすめの移動法です。

路線図を見れば一目瞭然ですが、パリとリヨンからは無数に路線網があります。大きなスーツケースは1つにつき2ユーロ追加料金がかかりますが、格安航空と違い重量規制もあるわけではないので、お得に旅が実現します。

度々、携帯電話専用のプロモーション価格が行われますので、携帯電話にダウンロードしてお得に旅を実現しませんか?

秋からバス代が一気に値下げされる区間もあります。だから、アッと驚く料金で周遊の旅が実現できちゃいます。

パリ・リヨン駅は、無料の美術館

パリのバスターミナルからパリ・リヨン駅までは、徒歩約15分。バスターミナルから向かう時に進行方向に向かい右側の道を通ってくると、パリ・リヨン駅の裏口の入り口があります。若干分かりにくい入り口ですが、壁にはこんなアートが描かれているので、インスタ映えしちゃう写真が撮れます。

パリ・リヨン駅構内で展示されていた写真は、まるで写真家蛯原美香さんのような世界観。

待合スぺースには、旅行者のためにコンセントがたくさん設置されており、フランス国鉄SNCFの無料のWi-Fiでネットにアクセスすることが可能です。ただし、20分毎に切れてしまうので、再継続してください。暗証コードは、必要ありません。

パリ・リヨン駅構内にある、「ル・トラン・ブルー」。映画「二キータ」では、二キータがこのレストランでターゲットを暗殺しました。

更には、「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(Mr Bean’s Holiday)」の中でも、Mr.ビーンがレストランの中でコメディーを繰り広げていました。

2階のレストラン内は、まるで宮殿のような豪華絢爛な世界。フランスの歴史的建造物にも指定されています。

パリ・リヨン駅正面。右側には、レンタル自転車もあります。

駅前に横に登る道を渡ります。駅からまっすぐに伸びている道を進んでいきました。

パリ・リヨンのハイセンスなショップで注目の和柄インテリア

通りの右側にある、インテリア家具店。和柄のインテリア用品は、とても人気があります。

子供用の作り帯は、そのままインテリアとしても人気があります。

また、帯をテーブルのセンターに置く人もいれば、壁などに掛け写真などを貼る方も。

古い着物をクッションカバーにリメイクする方もいるし、綺麗な柄の部分を額に入れて飾る人もいます。

和のデザインは、海外進出をされる方にもまだまだチャンスがあると思います。

オペラ・バスティーユのバスティーユ広場

オペラ・バスティーユ。バスティーユ広場は、この写真のすぐ左側にあります。滞在中にオペラを見たい方は、下記に添付したサイト内で、最新の情報を入手しましょう。

1789年7月14日、貴族や王族の贅沢の陰で犠牲を強いられていたパリ市民が、バスティーユにあった牢獄を襲撃。更に、フランス革命へと発展していきました。

40代以上の女性を虜にしたアニメ、「ベルサイユの薔薇」。このアニメをきっかけにパリにあこがれを抱く女性も増える社会現象を起こしたアニメです。

もちろん、フランスでもフランス語吹き替え版をDVDやYOUTUBE上で観ることも可能です。

フランス語版は、「Lady Oscar」というタイトルです。周囲の40歳以上の女性に教えてあげると、喜ばれるかもしれません。

または、お子さんがいる家庭では、お子さんのフランス語学習と歴史学習をかねて見せてあげるのもおすすめです。

ちなみに、男性にはフランス語吹き替え版でYOUTUBE上に、「キャプテン翼」、「ルパン三世」、「キャッツアイ」、「未来少年コナン」などもあります。

「未来少年コナン」は、イタリア語吹き替えなどもあるので、お子さんにバイリンガル教育をしたい時にも役立たせることが可能です。

バロック様式のサンポール・サンルイ教会

バロック様式のサンポール・サンルイ教会

上記に添付したサイトは、建築様式別に実際その様式で作られた建物の写真を使い、どんな特徴があるのか分かりやすく解説されたおすすめのサイトです。

サンポール・サンルイ教会の少し手前から、蚤の市が開かれることがあります。70年代の家具とか、かなりパンチの効いたコレクターには嬉しい品が見つかることも。

おすすめは、100年以上前の新聞。もちろん、新聞だから当時の事件などが書かれていますが、表紙と裏表紙の絵が素晴らしく額に飾ってインテリアにもできるほど精巧に描かれています。

こちらの日付表記は、一番左に日、真ん中が月、最後に年の順番になります。

Hotel de Sens

Hotel de Sens

1961年から芸術関係の本を扱う図書館として使われています。

セーヌ川沿いを朝焼けを堪能しながら、エッフェル塔まで

セーヌ川沿いに出てきました。ちょうどノートルダム大聖堂の朝焼けの始まりです。

セーヌ川クルーズでは、エッフェル塔側から出発し、ノートルダム寺院を過ぎて少ししたところでユーターンしてきます。

ノートルダム大聖堂は、夕暮れ時などにこの橋をもう少し右側に行ったところか、もしくは橋を左に行き、セーヌ川沿いをノートルダム大聖堂の方に歩いていくと綺麗に見えます。

なお、観光案内所やホテル、地下鉄駅などでもらえる無料のパリの地図を開くと、セーヌ川クルーズの割引特典がついていることもありますので、チェックしてみましょう。

この周辺はブキニストがセーヌ川沿いにあります。一気に強い日差しが差し込んできました。

ゴシック建築を代表する、ノートルダム大聖堂。

ノートルダムとは、フランス語で「我らが貴婦人」 。つまり、聖母マリアをさします。「白い貴婦人」とも言われています。

1789年のフランス革命の際には、ノートルダム大聖堂も襲撃を受けました。そして、大聖堂内を飾っていた歴代の王の彫刻まで破壊されました。それだけ民衆には、王族が許せなかったのでしょうね。

こちらの像は、1977年工事の際に発見され、現在はクルニュー中世美術館で見ることができます。

堤防沿いを朝早くジョギングするパリ市民も多いです。

セーヌ川沿いには、船のレストランも複数あるのでお昼時や夕暮れ時にセーヌ川沿いに沿って歩き、お気に入りの風景が堪能できる場所で食事をとるのもパリ旅行気分を盛り上げてくれますよね。

橋の下に広がる幻想的な世界。

セーヌ川の対岸に見えるルーブル美術館

「サモトラケのニケ」は、180度どの角度から見ても、美しく、「ルーブルの至宝」と言われています。

ルーブル美術館というと、映画「ダ・ヴィンチ・コード」を思い浮かべる人も多いでしょう。

「愛の迷宮でだきしめて」

しかし、40代以上の女性には一世を風靡したコバルト小説 藤本ひとみさんの漫画家マリナシリーズの「愛の迷宮でだきしめて」という本を想い出す方も多いのではないかと思います。

この小説の中では、ルーブル美術館に謎の隠し部屋があり、そこにはレオナルド・ダ・ヴィンチの作品がたくさん隠されていたという夢があるお話です。

もし女性と一緒の旅行の際、ルーブル美術館を訪れるなら話題を振ってみてはいかがでしょうか?

オルセー美術館の建物は、1900年に行われたパリ万国博覧会にあわせて建設されたオルセー鉄道駅兼ホテルを再利用し、1986年に開館しました。

館内のほとんどの作品は、1948年の2月革命から、第一次世界大戦が勃発した1914年までの作品を展示しています。

それよりも以前の作品はルーブル美術館、以降の作品はポンピドゥー・センターという風に、時代によって作品の展示場所を区分けしています。

幼いお子さんとパリを旅行するなら、ルーブル美術館よりも、吹き抜けの開放的な空間の展示方法など興味をひくのではないでしょうか?

文化省の調査で、学力が高い子供に家庭の習慣に共通の傾向があったそうです。

共通の傾向とは・・・

「子どもと一緒に美術館や劇場に行く」

「子どもと一緒に博物館や科学館に行く」

「子どもと一緒に図書館に行く」

更に、家の蔵書量も関係しているのだとか。

フランスでは塾はないし、宿題も殆どありませんが、美術館や博物館、科学館に家族で行く機会は多くあります。各美術館でも、子供向けのワークショップを開催しています。子供は、楽しく遊びながら、知的好奇心を刺激して無理なく学ぶ方が後々役に立つのではないでしょうか?

2019年1月6日まで、オルセー美術館ではピカソ特別企画展を開催中です。

オルセー美術館の前には、このような動物の彫刻が複数体あります。

セーヌ川沿いを歩く楽しみの一つ。セーヌ川に架かる橋の彫刻

セーヌ川対岸に見えるグラン・パレ。

パリの中のロシア地区。横断歩道を渡り、まっすぐ行クと、右側にエッフェル塔が見えてくるので、右折。

Musée du quai Branly – Jacques-Chirac

エッフェル塔までは徒歩2分程。Musée du quai Branly – Jacques-Chiracは、アフリカ、アジアなどの仮面など民族文化などが分かる作品が展示されています。

エッフェル塔入場には並ぶので、お菓子をスーパーで調達。写真の上から3段目の右端のお菓子が絶品で、ばらまき土産にもおすすめです。

エッフェル塔に到着

エッフェル塔は、テロ防止のためセーヌ川沿い空は入場できません。両サイドから荷物検査をされ、入場が許可されます。

刃物などは一切持ち込めませんのでその場で捨てるか、どこか外に隠しておいて後で探すようにしなければいけなくなりので、ご注意ください。

金曜日の夜出発したので、娘は学校に持っていくリュックの中にハサミを入れたまま来てしまい、検査で見つかり買ったばかりのハサミを捨てる羽目になりました。

ゲートをくぐって、エッフェル塔の庭園までは無料で見学可能です。エッフェル塔に登るときのみ、再度列に並びチケットを購入する必要があります。

この写真のバックに見えているあたりが、エッフェル塔の写真を撮るのにおすすめのスポットです。

セーヌ川の朝焼けを堪能しながら、パリの芸術散策を

いかがでしたか?早起きは三文の得と言いますが、時差もあるので早起きしてしまう人も多いのではないでしょうか?

だったら、セーヌ川沿いに出て朝焼けを堪能しながら、街中にあふれる芸術を同時に鑑賞しちゃいましょう。

美術館の開館時間になりました。次回は、女の子の胸躍る博物館に向かいます。

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