現代人はとにかく時間に追われている人が多く、さらに価値観も多様化していることから人間関係はどんどん複雑になってきているのでストレスは溜まる一方です。
そんな時、家に帰って観葉植物を眺めると心がほぐれます。そればかりでなく、緑のある空間はとてもおしゃれでスタイリッシュです。今回、厳選して8つの観葉植物をおすすめします。
おしゃれな観葉植物1. パキラ
観葉植物の代表とも言えるパキラは三つ編みにした茎と大きく明るい緑の葉が特徴の観葉植物です。
またパキラは太い幹が上に向かってぐんぐん成長する姿から、生命力の象徴と捉えられ風水効果もあると言われいます。
鋭い葉は気を高め邪気を払う浄化効果があり、上にぐんぐんと成長する様は財を成すという効果が期待できるという言われがあります。
パキラは明るい場所を好みますが、耐陰性もあるため、日陰でも丈夫に育ちます。ただし、夏場の直射日光は葉やけを起こしてしまうので避けた方が無難です。
暖かい環境が好ましいので冬でも5℃以上保つのがポイントです。
水は5月〜9月は頻繁に与えることは控え土の表面が乾いたら、たっぷりの水をあたえましょう。冬は乾燥気味で大丈夫です。土が乾いても、数日おいて水をやりをするくらいが丁度よいです。
風水的に「強い気を発する」といわれるパキラは、仕事運や勉強運を高めたい職場のデスク横や、勉強部屋に置けば、集中力が高められるおすすめです。
おしゃれな観葉植物2. ディスキディア
ディスキディアは、ガガイモ科のディスキディア属に分類される植物で、東南アジア〜オーストラリアの熱帯地域を原産です。
肉厚の丸みのある袋状の葉を持つディスキディアは岩や樹木に張りついて成長するため茎の節から根を出すという変わった観葉植物です。
ハンギングで吊るしたらりヤシの実の鉢に入れて壁掛けにしたりすると、丸みを帯びた葉がツルとともに垂れ下がりとても可愛らしく涼しげでおすすめです。
ディスキディアはまだまだ一般的に知られていないので、ちょっと目新しいギフトを送りたいという場合には最適です。
育て方ですが、春から秋にかけては水やりは週に一度くらいで十分です。冬は成長が鈍くなるためさらに水やりを控えることがポイントです。 言い換えれば、とても管理しやすい観葉植物と言えます。
おしゃれな観葉植物3. クワズイモ
クワズイモの名前の通りイモとして食べるのではなく観賞用植物です。トトロが雨傘代わりにさしていた大きな葉が特徴的です。
また葉だけでなく黄色い花も咲かすのでそれも楽しみの1つです。
この大きな葉から判るようにクワズイモは蒸散作用が大きく、自然の加湿器にもなります。とても可愛らしいハート型の葉もそうですが、花言葉が「仲直り」なので、ちょっとしたケンカの仲直りのきっかけに贈るにはピッタリです。
日陰でも育ちますが、半日陰や明るいところに置いてあげてた方がいいです。直射日光はできるだけ避け、外に出してあげるときも半日陰に置いてあげてください。
基本的にとても育てやすい植物ですが、風通しが悪いとカイガラムシがつく原因になるので、その点だけは気をつけて下さい。
5月から10月は、土の表面が乾いたらたっぷり水をあげて下さい。冬の水あげには十分注意をしてください。根腐れしないよう、土の表面がカラカラになったらあげて下さい。
クワズイモは軟腐病(なんぷびょう)になりやすい品種です。もし軟腐病になった場合は、伝染病なので腐った部分を残さないように全部切り取り、日陰でしっかり乾燥させ切り口が乾いたところで、挿し木すればまた新しい芽が出てきます。
すすしげな雰囲気を演出してくれるクワズイモは落ち着いた和室のアクセントとしておすすめです。
おしゃれな観葉植物4. モンステラ
モンステラは熱帯に生息するつる性の植物で、葉は成長するにつれ、縁から切れ込みが入る特徴があります。
乾燥に強く、明るい室内であればたまに水やりをするだけの世話で大丈夫です。日陰でも育ちますが、できれば適度に日にあててあげる方が好ましいです。
モンステラの特徴としては葉の縁に水孔(すいこう)と呼ばれる排水器官があるということです。朝モンステラを見ると葉の縁に水滴が付いているのはこの水孔から排出された水です。
春から秋まで屋外に置くことができますが、冬は、室内に入れ5℃を下回らないように注意してあげましょう。
土が乾いたら水をあげれば水やりは十分です。
肥料ですが、冬場の成長が緩慢になるときは肥料焼けにならないように肥料を控えましょう。春から秋の成長期にはたっぷり肥料を与えると成長が促進します。
肥料は液肥を10日に1回与え有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。
おしゃれな観葉植物5. ガジュマル
沖縄の言い伝えで、ガジュマルには精霊「キジムナー」が宿ると言われ「聖木」として扱われることが多いです。キジムナーと仲良くナルト家が繁栄すると言われてます。独特の樹形がより神秘性を高めています。
ガジュマルの原産地はインドや東南アジアの、亜熱帯から熱帯の高温多湿の地域です。
夏から秋にかけては、根だけでなく葉にもたっぷり水をあげることが大切です。だからと言って受け皿に溜まるほどあげると根ぐさりをおこしてしまう原因になるので気をつけましょう。逆に冬場は週に1回くらいで乾燥気味にすることがポイントです。
日光を好みますが夏の直射日光は強すぎるので避けた方がいいです。日陰でも育ちますが日照時間が少なすぎると葉が落ちる原因になるので半日陰くらいのところが最適です。
強い直射日光を当てて葉焼けして茶色くなってしまったら元には戻りませんので、葉焼けした部分を取り除いて新芽が出るのを待って下さい。取り除く時は、必ずハサミで切って下さい。
ガジュマルは樹形が独特なのでとてもアートっぽく、部屋をスタイリッシュに見せてくれます。
おしゃれな観葉植物6. トックリヤシ
トックリヤシはインド洋のモーリシャス・マスカリン諸島原産の植物で明るく暖かい場所が好きな観葉植物です。名前から判るようにトックリのように丸く膨らんでいる根元が1番の特徴です。
どっしりとした幹と対照的に華奢な細長い葉は風でゆらぐと南国の雰囲気を味わうことが出来ます。
南国原産なので日光を好みますが耐陰性もあることから、室内インテリアとしても人気です。
花言葉は縁起のいい「平和」ということから新築祝い・結婚祝いなどの贈り物として喜ばれます。
トックリ状に膨らんでいる部分に水分や養分が蓄えられているため水やりは土の表面が乾いていてもすぐに与える必要はありません。冬は3,4週間に1回程度で十分です。ただし、水やりをする際は鉢底から水が染み出すくらいたっぷり与えることがポイントです。
また高湿度を好むため1年を通して霧吹きで葉に水を与えてあげ、夏場はエアコンの風が直接あたる場所には置かないようにしましょう。
生育温度は20℃~30℃が最適です。寒さにとても弱いので冬でも最低12℃は確保してあげましょう。
おしゃれな観葉植物7. ヘゴ
ヘゴは日本南部や東南アジアを原産地とする、常緑の木性シダです。根が空気中に出て密生し絡み合う性質があることから、植物の支柱や蘭の植え付けに活用されています。
幹から放射状に葉が広がる姿は鳥の羽のようでとても軽やかで爽快な印象を与え部屋の雰囲気をおしゃれに見せることが出来ます。
細かい切れ込みが入った葉が風になびく姿は、まるで空を飛ぶ鳥の姿のようにも見え、身近に大自然を彷彿させてくれます。
とても雰囲気を持った植物なので、玄関やバルコニーなどゆったりとした空間に置けばとてもスタイリッシュになります。もともとは高さ7、8mにもなるヘゴなので狭い空間に入れてしまわないよう注意が必要です。
おしゃれな観葉植物8. フィカス ウンベラータ
フィカス ウンベラータは熱帯アフリカ原産の常緑高木でイチジク属の仲間です。
独特の樹形とハート型の大きな葉を持ち、新しい葉は色が赤みがかっており、生育すると薄緑色に変るのもこの植物の観賞の面白いところです。
フィカス ウンベラータは、ヘアーサロンやモデルルームなどによく置かれている最近とても人気の観葉植物です。
もともとおしゃれな雰囲気の植物ですがデザインの性の高い鉢カバーにすることで、もっと部屋をスタリッシュに変えることが出来ます。
おしゃれな観葉植物は部屋をスタイリッシュにしてくれるだけでなく、心をゆったりと落ち着かせてくれます
部屋の中に観葉植物があると気持ちが一気に和みます。北欧調の家具でまとめ上げたインテリアなら観葉植物はなくてはならないアイテムですし、アーバン調なスタイリッシュな部屋であれば、観葉植物はアクセントの効いたインテリアとしてポイントが高いです。