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大人の京都!哲学の道、岡崎周辺エリアのおすすめ観光スポット8選!隠れた名所やグルメなど!

関西

これぞ大人の京都、哲学の道から岡崎周辺のおすすめ観光ガイドです。哲学の道、岡崎周辺を訪れたら必ず立ち寄りたい、おすすめの神社仏閣、隠れた名所、グルメスポットを厳選してご紹介します。

京都の歴史や文化に目と手で触れ、少し歩き疲れたらおすすめのグルメスポットで少し休憩しましょう。

哲学の道、岡崎周辺のおすすめ観光スポット1. 永観堂 禅林寺(ぜんりんじ)

地下鉄東西線「蹴上」駅から徒歩約15分、永観堂 禅林寺は浄土宗西山(せいざん)禅林寺派の総本山として知られています。

永観堂 禅林寺は哲学の道からは徒歩約5分、岡崎周辺からは徒歩約5分のアクセスです。

「奥山の 岩垣紅葉 散りぬべし 照る日の光、見る時なくて」 古今集より

この歌は藤原関雄が永観堂 禅林寺を創建した弘法大使の弟子である真紹僧都を思い、自分の別荘を寄進したときに詠った歌です。

このように、永観堂 禅林寺は創建当時の853年から現在まで、数多くの文化人から「モミジの永観堂」として愛され、詠われてきました。

永観堂 禅林寺は秋の寺宝展を除く期間は9時から17時(受付は16時終了)まで1年を通じて拝観することができます。

ぜひ、永観堂 禅林寺の紅葉をはじめとした四季折々の美しさをお楽しみください。大きな法要、秋の寺宝展、連休などの時期はご朱印にお応えできないこともあるそうです。

永観堂 禅林寺の見どころの1つである臥龍廊は、まるで龍のように見えることから名づけられました。急斜面の岩肌にそって曲がり、その迫力は見事なものです。

この臥龍廊のあたりも紅葉が美しく、藤原関雄が詠んだ歌にちなんで岩垣紅葉とも呼ばれています。地形そのものを生かして建てられたところから、自然の息吹を感じます。

境内は多宝塔に至るまでリフトやエレベーターを使用します。京都、哲学の道から岡崎エリアを観光されるとき、滞在時間は長めに見ておきましょう。

■詳細情報

永観堂(Eikando,Kyoto)

京都府京都市左京区永観堂町48

哲学の道、岡崎周辺のおすすめ観光スポット2. 南禅寺

地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩約10分、南禅寺は臨済宗、南禅寺派の大本山です。「自性を証する」体験を日常生活に生かしていくところに臨済宗の禅の特質があります。

南禅寺は哲学の道からは徒歩約15分、岡崎周辺からは徒歩約5分のアクセスです。

南禅寺の拝観は年末(12月28日から31日)を除き、1年を通じて可能です。方丈庭園、三門、南禅院は別途拝観志納金が必要です。

拝観時間は12月1日から2月28日まで8時40分から16時30分まで、3月1日から11月30日まで8時40分から17時までです。

南禅寺の方丈庭園は江戸時代初期の大乗的な枯山水庭園です。昭和26年に国指定の名勝となっています。心がきれいになりそうな美しさです。

仏教の世界観を表現した庭園からは脱した構成で、「虎の子渡し」の庭とも呼ばれています。

あわせて小方丈庭園と六道庭も訪れておきたいところです。

無料で拝観できるとのことで、人気の撮影スポットとして南禅寺の水路閣があります。

南禅寺の水路閣は1885年に琵琶湖から京都市内に向けて引かれた水路です。今も残される煉瓦上のアーチは南禅寺の美しい風景の1つとして人気があります。

南禅寺の中心ともいえる法堂は法式行事や公式の法要が行われます。現在の法堂は1909年に再建されたもので、屋根や天井には立派な幡龍が描かれています。

南禅寺の本坊、滝の間では清流の滝を眺めながらお抹茶を味わうぜいたくな時間を過ごすこともできます。周辺のグルメスポットも下調べしておきましょう。

■詳細情報

臨済宗大本山 南禅寺

京都府京都市左京区 南禅寺福地町

哲学の道、岡崎周辺のおすすめ観光スポット3. 法然院

JR京都駅より「市バス5系統岩倉行」に乗車し、「浄土寺」から徒歩約10分、法然院は1953年に浄土宗から独立し、単位宗教法人になっています。

法然院は哲学の道沿いにあり、岡崎周辺からは徒歩約5分のアクセスです。

法然院は6時から16時まで拝観できます。方丈庭園、方丈の襖絵、中庭の三銘椿等は4月1日、7日と11月1日、7日の伽藍内特別公開の期間のみ拝観できます。

法然院は法然上人が弟子とともに六時礼讃を勤めた場所です。1680年に再興されました。方丈の襖絵十四面はすべて重要文化財に指定されています。

春の伽藍内特別公開の頃は境内の椿が見ごろを迎え、法然院全体が美しく華やかな雰囲気になります。

方丈庭園で中興以来湧き続けると言われている、清泉「善気水」と椿を組み合わせた美しい風景は、他のものと比べることができない美しさです。

法然院の本堂へ続く石畳、茅葺屋根と新緑の美しいコントラスト、どの風景もまるで芸術作品のようです。雨のあともまた素晴らしいものがあります。

哲学の道沿いにある法然院、周辺には思わず立ち寄りたくなるカフェや京都らしさを感じさせるグルメスポットが並びます。

いろいろ誘惑がありますが、まずは法然院の美しい風景を写真におさめてから次へ参りましょう。

京都の観光は計画を立てていても、ついつい違うところへ行きたくなるものです。

■詳細情報

法然院のホームページ

京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地

哲学の道、岡崎周辺のおすすめ観光スポット4. 銀閣寺

京都市バス「銀閣寺道」から徒歩約5分、銀閣寺は正しくは東山慈照寺といいます。相国寺の塔頭寺院であり、江戸時代に金閣寺とあわせて銀閣寺と呼ばれるようになったそうです。

銀閣寺は哲学の道から徒歩約5分、岡崎周辺から徒歩約10分から15分のアクセスです。

銀閣寺の参拝は夏季(3月1日から11月30日)は8時30分から17時まで、冬季(12月1日から2月末まで)は9時から16時30分です。参拝料金が必要です。

哲学の道から岡崎周辺を歩いて京都観光をしようとお考えのとき、スタートラインとしてもシメの場所としてもおすすめです。

銀閣寺は紅葉の場所としても知られ、境内からは美しい風景を眺めることができます。本堂を目の前に見るのも美しいですが、遠くから眺める風景もまたすばらしいです。

銀閣寺を造営した足利幕府八代将軍である足利義政はさまざまな文化人を手厚く支援したことでも知られています。その足跡は銀閣寺にも残されています。

銀閣寺の裏側にある大きな池が中心となっている池泉回遊式庭園は足利義政が直接指導しながらできあがったものです。国の特別名勝に指定されています。

この庭園は苔寺として有名な西芳寺を見本としています。当時女性が立ち入ることができなかった西芳寺を自分の母に見せたい一心で、足利義政はこの庭を作ったのです。

庭園の奥には今でも湧き出ている井戸の跡があり、その水質の良さは現在も引き継がれています。

有名な観光地として次回にもちこしそうになりますが、ぜひ苔と緑の美しい銀閣寺に足をお運びください。周辺のグルメスポットも要チェックです。

■詳細情報

臨済宗相国寺派

京都府京都市左京区銀閣寺町2