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フィレンツェ ヴェッキオ橋の夕暮れ時の風景

フィレンツェの夕暮れ時の始まりです。

フィレンツェのヴェッキオ橋は、1117年と1333年の洪水で流された後、1345年に再建されました。

1557年の大洪水では、フェレンツェにあった他の橋は、全部流されてしまいましたが、ヴェッキオ橋だけは難を逃れました。

第二次世界大戦中の1944年、ドイツ軍は、連合軍の進行を避けるために、フィレンツェの橋を爆破して落としましたが、ヴェッキオ橋だけ爆破を免れました。

現在ある橋は、1345年に再建されたものです。

ヴェッキオ橋の中間地点から見るフィレンツェの夕暮れ時の風景。

ヴェッキオ橋のたもとにあるイタリアンジェラードのお店

ヴェッキオ橋のたもとにあるイタリアンジェラードのお店

フィレンツェの夜景を堪能し、美術館の前で開かれていた野外オペラを鑑賞した後、電車でピサに移動しました。

フィレンツェ~ピサの斜塔があるピサへ

フィレンツェ発21:57発 ピサには、23:19着の便で、8,60ユーロ。(記事執筆時点)

所要約1時間なので、フィレンツェに来た際はピサに行くのをおすすめします。

ピサの鉄道駅近くのとっても便利なホステル

ピサには深夜ついたので、駅から徒歩10分の場所にあるホステルに泊まりました。同室のスペイン人女性と久しぶりにスペイン語で話していたら、シンガポール出身の女性と、イギリス人の女性が来たので、真夜中に英語で女子トークを開催。

受付のイタリア人スタッフもとてもフレンドリーで、ピサの斜塔に歩いていく近道を地図にマーキングしてくれ、ピサでおすすめのレストランや穴場などを丁寧に教えてくれました。

室内も清潔で広め。各ベットにコンセントが付き、ロッカーも一つずつ。

朝食は有料ですが、メニューもホステルとは思えないほど充実していて、しかも目の前で作ってくれるから新鮮。

私はビタミンたっぷりのスモッティーを作っていただきました。夕食メニューも充実していて、しかもお手頃価格。ホステル自家製のパンもとってもおいしかったです。

通常、ホステルは駅から遠かったり辺鄙な場所にあることが多いのですが、ピサのホステルは駅の近くとピサの斜塔近くにあり、便利です。

たまに、泊まると今の若い子たちのパワーを感じられたり、彼女たちがどんなものを求めているのか肌で感じることもできます。

何よりも世界中からの旅行者と気軽に話せるので、彼女たちの国の言葉を教えてもらうことができるのがホステスに泊まるメリット。

朝早くピサの斜塔行きのバスが運行していなかったため、鉄道駅から徒歩20分の斜塔に行くと、電車に間に合わなくなってしまうため、今回はパスしました。

ピサの鉄道駅からまっすぐに伸びる道を歩いてきて、徒歩5分程の場所にある建物。写真の手前にも道路を挟んで同じ建物があり、左側の方に行くとショッピングエリアになります。

ピサの朝焼け。

ピサの鉄道駅から、駅前にまっすぐ伸びる道を進むと右側にあるパン屋さんのテラス席にある古い観光地図。ピサの見どころは、ピサの斜塔だけではありません。

ピサ~ジェノヴァへ電車移動

イタリア国鉄の電車の中には、コンセントも窓側についているものがあります。

ジェノヴァに到着。ピサからジェノヴァの中間にあるチンクエテッレによろうと思ったのですが、朝自動販売機で検索したときに、チンクエテッレに行く手段がないと表示されました。

後で同時期に旅行した方が言うには、自然災害の影響でチンクエテッレの路線が閉鎖されていたそうです。

鉄道駅前からまっすぐ伸びる下り坂を下っていき、途中右側にある立て看板に従って右折し、階段を下りていくと写真の場所に着きます。このモザイク画が見えたら、道路を渡り左折。

ジェノヴァの港に停泊している海賊船。どの角度から見ても豪華絢爛なつくりで、男性必見です。

海洋貿易で栄えたジェノヴァならではですよね。ちなみに、スペインのバルセロナの博物館にも豪華な海賊船が展示されています。

ジェノヴァ歴史地区に入ると、即目に留まるのが映画博物館。映像機器はもちろん、SF物が充実した博物館です。

イタリア映画はもちろん、アメリカ映画物が充実しています。イタリア映画も地味ではありますが、名作は多いです。

特に多いのは、スターウォーズシリーズのフィギュア関係。トリノにある国際映画博物館とは、展示内容もかなり異なります。

歴史地区の異国情緒も漂う狭い路地で、警察と逃走劇を繰り広げていた方もいました。

ジェノヴァ~トリノへバスで移動

海岸の近くにあるバスターミナルに行き、トリノ行きのバスに乗りました。少し前に、ジェノヴァの高速道路が崩れ落ちる大惨事がありましたが、あの場所はずいぶん前から通る度にものすごい揺れがあり、身体が宙に浮いてしまうこともありました。

歴史地区で購入した、お野菜盛りだくさんのフォカッチャ。自分の好きなサイズに切ってもらって、グラムで値段が決まるから凄く安くランチをバスの中で済ませることができました。

何よりも弾丸旅行で少しでも見学に時間を割きたかったら、移動中に食べれば見学の時間を確保できます。

バスターミナルで下車し、道路を渡って重厚な建物へ。市内から離れた場所なので、警備員の方に何なのか聞いたら、昔刑務所として使っていたそうです。

日本人で来た人は初めてだと悪乗りした警備員に「留置所に泊まっていく?」と親切に勧めていただきましたが、謹んで遠慮させていただきました。

トリノでは、バスや路面電車のチケットはタバコ屋さんで購入します。しかし、日曜日だったので閉まっており、歩いてポルタ・ノーヴァ駅に移動しました。ポルタ・ノーヴァ駅構内のタバコ屋さんは日曜日でも開いているので、チケットを購入することは可能です。

ポルタ・ノーヴァ駅前の道を渡ると、小さな観光案内所があります。日本語の冊子もあるので、ぜひ手に入れましょう。

駅前に伸びる道をまっすぐ歩いていくと主要な博物館に着きます。その手前には日曜日も営業している、高級ブランドやファーストファッションのお店も充実しています。

品揃えが充実した本屋でおすすめの品

こちらの本屋さんは、CDなどのコーナーも広くイタリア音楽好きの人にはおすすめの一軒。

発売から一定時期を過ぎたアルバムが10ユーロ未満で購入可能。更にはアーティスト自身が描いた本や、楽譜も充実しています。

ミラノのドゥオーモ近くにあるお店よりも、CDが充実し、しかも割引率も高かったです。

おすすめの楽譜

① イタリアの天才ピアニスト、Ludovico Einaudi。

特にこちらのアルバムは、四季折々、朝から晩までのドラマチックな人生を描いたような壮大な作品です。もちろん、このアルバムに収録されている曲の楽譜もあるので、ピアノをされる方へのおすすめのプレゼントです。

② 世界に挑戦中のTiziano Ferro。

彼はどんどん新しいジャンルの音楽にも挑戦していますが、彼の楽譜もこのお店で3冊発見しました。

③ 日本でも人気のZucchero 。

彼の奏でるメロディーはものすごくカッコいいので、私も楽譜を買っちゃいました。クラシック以外のピアノを勉強したい方には、彼の奏でるメロディーはおすすめです。

個性的な博物館が目白押しのトリノ

トリノには見応えのある個性的な博物館や、美術館が目白押しです。

トリノは見どころが多い街ですが、私がついたのは夕方なので一か所が精いっぱい。何処を見ようか迷いましたが、大好きな国際映画博物館を見ることにしました。

ジュノヴァの映画博物館よりも、所蔵量が圧倒的に多く、映画の撮影技術等も学べます。

インドネシアの影絵なども含め、ありとあらゆる映画に関する物が一堂に介しています。

センターには屋上に上がるエレべ―タ―もあり、トリノの街を一望できるので大人気。吹き抜けのスぺースには、横になって大型スクリーンを見れるようになっており、まるで異世界に迷い込んだような空間になっています。

最低でも3時間は必要な位、充実した展示内容。

トリノと言えば、もちろんユヴェントスの本拠地だから、ユヴェントスグッズも充実しています。写真のTシャツなど、モノクロトーンだから年齢に関係なく着こなせますよね。

トリノのスタジアムには、ユヴェントスの歴史を堪能できる博物館もあります。

トリノの郊外には、アウトレットモールもあるから、ショッピングにもおすすめの町です。

イタリアは、度々UFO目撃談も、家畜などが空を飛びUFOに吸い込まれていく映像などもある国ですが、トリノもUFO目撃談が何度かある都市のひとつです。

どうせなら、この記事の写真に出てくるようなUFOに乗せていただきたかったけど、トリノのフィアット本社の前で20時に待ち合わせをし、相乗りで家の前まで送っていただきました。

運転手の彼はイタリア人のスキ―インストラクターでしたが、長年フランスに住んでいたので運転もフランス人の様。

その前にイタリアのジェノヴァまで乗せていただいたイタリア人の彼の運転は、まず方向指示器は出さないで高速道を霧の中時速200㎢。

高速道の真ん中を蛇行運転で、高速の出口で道を間違えてバックするという、人生の綱渡りをしているようなスリリングな経験でした。

イタリアは個人で周遊の旅が実現しやすい国

私の今回の旅をおさらいすると、金曜日の夜シャモニーを出発し、ミラノに3時間ほど滞在。ミラノからバスでヴェネツィアへ。車中泊。

土曜日の午前中は、ヴェネツィアを見学し、お昼を食べた後、バスでフィレンツェへ。深夜、ピサへ電車で移動。

日曜の朝、ピサ~ジェノヴァに移動し、午前中はジェノヴァを見学。お昼過ぎにトリノへバスで移動。

日曜の夜、トリノ~シャモニーへ相乗りでという、ある意味日本の観光ツアーよりもハードな旅を相乗りとバス、鉄道をうまく組み合わせることで実現しちゃいました。

世界遺産の宝庫イタリアは、どの町に行っても究極の美の世界。しかし、芸術鑑賞は主要な美術館は宗教画がメインなので、男性には個性的な博物館が多いトリノが私一押しの観光地です。

ジェノヴァとトリノの映画博物館を、はしごして鑑賞するのも楽しみですよね。

自由気ままにイタリア周遊の旅を満喫

いかがでしたか?旅が人生のヨーロッパの人々。だから、日本では考えられないくらい安く交通費を収めることが可能です。

個人で回るのに若干不便な場所もありますが、せっかく学生時代に学んだ第二、第三の言語を想い出しながら、出逢いのある旅を実現しませんか?

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