シンガポールはマレーシアの南に位置する島国で、東京23区ほどの広さですが、寺院など印象的な建物や、絶景を楽しめるエリアや、グルメやショッピングを楽しめる魅力的な
スポットなどがたくさんある人気の海外旅行先です。
今回は、そんなシンガポールでおすすめの観光スポットを10か所ご紹介します。
シンガポール人気観光スポット１．スリ・マリアマン寺院
「スリ・マリアマン寺院」は、シンガポールのチャイナタウン中心に建つ、1827年に建立されたシンガポールで最古のヒンドゥー教寺院です。南インドのドラヴィダ建築様式で建てられた寺院は極彩色の輝きを放っています。
「スリ・マリアマン寺院」には、南インドの地母神である女神「マリアマン」が祀られています。女神「マリアマン」は、病気を治す力があると言われ、そのご利益を求めて多くの信者がシンガポール全土からたくさん訪れています。
色鮮やかな塔門には、ヒンドゥー神話の神々や動物などがびっしりと彫り込まれています。白い柱が並ぶ祈祷の広間に入ると、天井には色鮮やかな神々の彫像や曼荼羅が、また天井の左右にも明るい色彩のヒンドゥーの神々が描かれておりとても華やかです。
シンガポール人気観光スポット２．アラブ ストリート（Arab Street）
「アラブストリート」は、シンガポールのアラブ人街にある通りです。地元では、カンポン・グラム地区と呼ばれ、MRT東西線とダウンタウン線のブギス駅の北東に地区です。
「アラブストリート」と呼ばれるカンポン・グラム地区は、シンガポール最大のイスラム寺院サルタンモスクを中心としたエリアで、19世紀にマレー人やイスラム教徒、アラブ系民族が暮らす地区として公式に割り当てられました。
「アラブストリート」沿いには、香水やランプ、キリムを使った雑貨、アクセサリー類など、エキゾチックな模様をあしらった雑貨がたくさん売られていて、お土産や部屋のインテリアを探すのにぴったりのエリアです。
シンガポール人気観光スポット３．サルタン・モスク
ブギス・アラブストリート地区にある「サルタン・モスク」（またの名を「マスジッド・サルタン」）は、シンガポールで最も有名で最大のモスクです。サルタンモスクの外観は、まさに映画に出てくるような美しいイスラム寺院で、黄金のドームが印象的です。
「サルタン・モスク」は、イスラム教徒だけでなく旅行客にも無料で開放されており、寺院内を見学することもできます。寺院の中では、イスラム教という宗教や文化などが学べ、礼拝堂も見ることができます。
「サルタン・モスク」の礼拝堂は、最大で 5,000人を収容できる広さがあり、厳粛な雰囲気です。立入りは禁止されていますが、見学は可能なので一見の価値ありのスポットです。
シンガポール人気観光スポット４．ユニバーサル・スタジオ・シンガポール
「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」 は、シンガポールの南にある”セントーサ島”のリゾート・ワールド・セントーサ内にあります。最寄り駅はセントーサモノレールの「インビア駅」で、徒歩約5分なのでセントーサ島の観光と合わせて訪れるのがおすすめです。
「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」は、日本の ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに続いてアジアで二番目、東南アジアでは初のユニバーサル・スタジオ・テーマパークです。
映画をテーマにしたゾーンは7つあり、どれも「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」のために特別に作られたものばかりです。パフォーマンスも迫力で、「ファー・ファー・アウェイ」ゾーンの「シュレック 4-D アドベンチャー」は子供たちに大人気です。
また「ロスト・ワールド」ゾーンの「ウォーターワールド」では、スタントシーンや爆発のライブパフォーマンスを楽しめます。
シンガポール人気観光スポット５．シンガポール動物園
「シンガポール動物園」は、シンガポールの中央集水自然保護区にある動物園です。アクセスはタクシーがおすすめで、市内中心部からは約30分。往復しても50Sドルほどです。
「シンガポール動物園」は、檻や柵がない状態で動物たちが見られるというアイディアを世界で初めて行った先進的な動物園で、動物たちの自然な姿を満喫することができます。面積は、東京の上野動物園の約2倍にあたる28ヘクタールを誇ります。
「シンガポール動物園」で飼育されている動物は約300種類、約2800匹で、そのうちの26%はアメリカンホワイトサイなどの絶滅危惧種で、希少な動物を保護して繁殖を促すなどのプログラムにも力を入れています。
「シンガポール動物園」の目玉のひとつが、ホワイトタイガー。見事な白い毛皮で覆われた３頭のトラたちがいて、輝く毛並みと美しい目を持ったホワイトタイガーたちは、他の動物園ではなかなか見ることができません。
シンガポール人気観光スポット６．ガーデンズ バイ ザ ベイ
「ガーデンズ バイ ザ ベイ」は、シンガポール中央のマリーナエリアに2012年に作られた101 ヘクタール ほどの広さがある、未来をテーマにした壮大なスケールの植物園です。
「ガーデンズ バイ ザ ベイ」には、壮大な光と音のショーが楽しめる「ガーデンラプソディ」や、雲霧林を再現した「クラウドフォレスト」、一年中花いっぱいの「フラワードーム」など見所がたっぷりです。
また、高さ50mもある「スーパーツリー」からは、園内だけでなくマリーナ・ベイ・サンズをはじめとする観光名所を一望することができます。
「クラウドフォレスト」は、雲に覆われた寒冷な高山の世界を再現していて、巨大なガラスのドームの中に高さ35mの人工の山がそびえています。その頂上からは人工の滝が流れ落ち、高山の植物に覆われた山の外壁を見ながら、人工の雲の中を歩く体験が楽しめます。
