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フランスワイン紀行①ボルドーワインとワインによくあうチーズ+フランス料理 ワイナリー巡りの旅

フランスのスーパーの店頭に並ぶボルドー産のワイン 海外
フランスのスーパーの店頭に並ぶボルドー産のワイン

フランスワインと言えば、真っ先にボルドーを思い浮かべる方も多いでしょう。美味しいボルドーワインと、ワインによく合うチーズ、フランス料理で極上のひと時を過ごしませんか?ボルドーならではのワインミュージアムから、ワイナリーを巡る旅までご紹介していきます。

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ボルドーワインの歴史

フランスのスーパーでも圧倒的な種類を誇るボルドー産のワイン

フランスのスーパーでも圧倒的な種類を誇るボルドー産のワイン

ボルドーでは、紀元前からブドウが栽培され、4世紀にはワインの産地としての名声を受けていました。

12世紀には、英国領となりイギリスへ数多くのボルドーワインが輸出されました。15世紀には、仏領に戻りました。

映画はフランス語音声ですが、改めて地球温暖化について考えるときにおすすめの一本です。例え、フランス語が分からなくても映像だけで分かりやすい映画です。

美味しいワインが飲みたいなら、ワインの原料になるブドウを作る環境も守らなければいけないですよね。なお、今年のボルドーワインは近年でも最高の出来だそうです。

ボルドーワインの格付け

1855年に開催されたパリ万博の際に、ナポレオン3世により格付けが提案され制定されました。メドックとソーテルヌの格付けは、下記のとおりです。

1 赤ワインは、5つの等級に分類される

1級 5つのシャトー

2級 14つのシャトー

3級 14つのシャトー

4級 10つのシャトー

5級 18つのシャトー

2 白ワインは、3つの等級に分類される

特1級 1つのシャトー

1級 11つのシャトー

2級 15のシャトー

ボルドーならではのワインミュージアム

ボルドーには、2つワインミュージアムがあります。

①La Cité du Vinは、現代建築の斬新な建物の中にあります。ワインが好きな方でなくても、建築、デザイン系の趣味がある方にはおすすめの建物です。

住所 1, ESP Pontac, Bordeaux

TEL 05 56 16 20 20

入場料 20ユーロ

ワイン試飲つき 32ユーロ~40ユーロ

お得な家族パスも 50ユーロ

②150種類のワインの中から好きなものを試飲することができる、Musée du Vin et du Négoce

住所 41, Rue Borie, 33300

TEL 05 56 90 19 13

年中無休 10時~18時

ワイン2杯試飲つき入場券 10ユーロ

ワイン3杯試飲つき入場券 15ユーロ

150種類以上のワインの中から、試飲ができます。

La Cité du Vinへの入場券もついたボルドー観光にお得なシティーパス。24時間券、48時間券、72時間券があります。上記に添付した観光案内所公式サイト内で、どの美術館に使えるかなどの詳細が掲載されています。

フランス語で「GRATUIT」と各施設の写真の右上に書かれているものは、このパスを購入すれば追加料金なしで見学が可能です。La Cité du Vinは、午後の入館の場合追加料金5ユーロが発生します。公共の交通機関代も含まれています。

ボルドーワインについて、もっと詳しく学びたい方は上記のサイトを見てみましょう。この記事では、上記サイトに記載されていないワイナリー巡りなどのアクセス方法などをお伝えします。

ボルドーのワインフェスティバル

毎年恒例で行われるボルドーのワインフェスティバル。ボルドーだけでなく、世界各地で行われます。

上に添付した公式サイト内では、2018年のプログラムの詳細が掲載されています。

2019年の開催は、6月20日~6月23日です。

ボルドー近郊のワインの格付け1級に輝いた5つのシャトー

ボルドー周辺のワイナリーをいくつかご紹介させていただきます。個人でまわるのが心配という方には、現地発の英語ツアーも遂行されています。曜日毎に異なるシャトーをめぐるツアーの詳細は、下記に添付したサイト内でご確認ください。

申し込みは、日本語で可能で、1日所要時間約5,5時間で、料金は42ユーロになります。

まずは、ボルドーワインの格付けで一級に輝く5つのシャトーからご紹介させていただきます。

① Château Lafite-Rothschild (シャトー・ラフィット・ロートシルト)

メドック地区ポイヤック村にある著名なボルドーワインのシャトーの名称。

「ロートシルト」の名は「ロスチャイルド」のドイツ語風の読み。何と、シャトー・ムートン・ロートシルトはロスチャイルド家の別の系統の一族が所有。

メドックに4つある第1級格付けワインの中でも、シャトー・ラフィット・ロートシルトはしばしばその筆頭に上げられます。

カベルネ・ソーヴィニョンが70パーセント。メルローが25パーセント。カベルネ・フランが3パーセント。プティ・ヴェルドが2パーセント。

ワインは、年間42万本出荷されます。そのうち、15,000から25,000ケースがメドック第1級格付けの赤ワイン「シャトー・ラフィット・ロートシルト」として出荷されます。それ以外は、「カリュアド・ド・ラフィット」として出荷されます。

  • 住所 Le Pouyalet, 17, Rue de la Rolland, 33250 Pauillac
  • Tél  05 56 73 18 18

② Château Latour (シャトー・ラトゥール)

1855年のボルドーワインの格付けで、第一級を獲得。14世紀からワイン作りが始まり、16世紀にはモンテーニュのエッセイにも登場しています。

グラン・クリュに加えて、2番手のワインとして「レ・フォール・ド・ラトゥール」(Les Forts de Latour)を1966年から生産し販売。3番手として地名の「ポーイヤック」(Pauillac)を1990年から毎年生産販売しています。

こちらは、ホテルとレストランも併設しており、14部屋あります。日替わり定食は、36ユーロ。ワイン付き定食は、55ユーロ。

住所 Rue du Vingt-quatre Aout 1, 6761 Latour

  • Tél  +32 63 57 83 52

③  Château Margaux (シャトー・マルゴー)

シャトー・マルゴーは、しばしば「最も女性的なワイン」とも形容されています。メドック地区のマルゴー村に位置し、AOC認定の赤ワイン用ブドウの畑は87ヘクタール。白ワイン用ブドウの畑も12ヘクタールありソーヴィニヨン・ブランが栽培されています。

年間の生産量は、約35万本。セカンドラベルは、「パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー」。3番目として、「マルゴー」で生産販売。

住所 1, CHAT, 33460 Margaux

Tél   05 57 88 83 83

 Clarence de Haut Brion (シャトー・オー・ブリオン)

1855年のボルドーワインの格付けでは第1級に位置付けられた中で、メドック外の土地が含まれる地所としては唯一の取得です。ボルドー近郊のペサックの グラーヴ地区に位置します。

限定生産のセカンド・ラインは辛口の白で、レ・プランティエール・デュ・オー・ブリオン( Les Plantiers du Haut-Brion) 。 このワイン農園を擁するドメーヌ・クラレンス・ディオン は、クラレンドル (Clarendelle )という名称のボルドー・ブランドのワインも販売しています。

住所 133 Av Jean Jaures, 33600 Pessac.

TEL 05 56 00 29 30

⑤ Château mouton rothschild (シャトー・ムートン・ロートシルト)

収穫と瓶詰めの両方を自ら行ったシャトーは、シャトー・ムートン・ロートシルトが初めて。1973年6月21日、農業大臣であったジャック・シラクがムートンに対して第1級(プレミエ・クリュ)への昇格に署名しました。

1855年のボルドーワインの格付けは、ブドウ園のワインの当時の市価に基づいて決められていましたが、シャトー・ムートン・ロートシルトはただ1つの例外となってしまいました。

当時の所有者のフィリップ・ド・ロチルド男爵は、「不正だ」と言い、面白いことにワインのエチケットには次のような文句が書かれていました。

「Premier ne puis, second ne daigne, Mouton suis」(第1級たり得ず、第2級を肯んぜず、それはムートンなり)

そして、第一級昇格後のラベルには次のような文句が書かれています。

「Premier je suis, Second je fus, Mouton ne change」(今第1級なり、過去第2級なりき、されどムートンは不変なり)

1946年以降、シャトー・ムートン・ロートシルトのエチケットは世界の偉大なアーティスとのデザインを採用しています。

何と、1970年にはシャガールが、1973年にはピカソがエチケットのデザインを担当しました。

  • 住所 Route du Lavoir, 33250 Pauillac
  • Tél   05 56 73 20 20

以下は、1級以外のワイナリーから二つ紹介させていただきます。

① Château COUTET (シャトー・クーテ)

シャトー・クーテは、400年の伝統を持つワイナリーで、無農薬で育てたブドウを原料にしてワインを作っています。一部の畑では、昔ながらの馬や手作業のみでブドウを丹念に育てています。

Château COUTET (シャトー・クーテ)

住所: 33330 Saint-Emilion, France

Tél. : +33 (0)5 57 74 43 21

② GINESTET(ジネステ)

ボルドーの約30から40の生産農家に対し、エステート・マネージャーが生産農家を回り、天候やブドウの品種に合わせ最適な栽培方法をアドバイスして、ブドウの品質にこだわりぬいて作られたワインを生産から販売まで一括して行っています。

MAISON GINESTET – 19 av. de Fontenille

33360 Carignan de Bordeaux – France

Tél. : 05 56 68 81 82

ワイナリーを個人で巡るならこのサイトで検索してみましょう

上記に添付したサイトは、フランス語表記でボルドーワインについて解説したサイトですが、凄く分かりやすい表や図形があるので、例えフランス語が分からない方でも参考になるおすすめのサイトです。

同ぺージ内の中間位に、各ワイン別年代別に当たり年なのか、そうでないのか一目瞭然に図表で分かりやすく解説されています。

また、地図上にどのタイプのワインが生産されているのかが一目瞭然で示されています。この地図をもとに、ご自分の好きなタイプのワインの生産されているワイナリー巡りをするのもよいでしょう。

上記のサイト内に表示されている地図で、どのワイナリーに行くのか決めましょう。

上記サイト内に、ワイン格付け別の5級までのシャトーの名称と所在地が明記されています。

 

おすすめのボルドーワイン

左は、2017年ブリュッセルで行われた世界コンクールで見事に金賞を受賞したワイン

右は、2017年リヨンで行われた世界コンクールで見事に金賞を受賞したワイン

両方とも2015年物です。

毎年秋、フランスの各スーパーはワインコーナーを拡大して、一斉に売り出します。各スーパーの店頭には無料のカタログが置かれているので、ワイン好きのお友達やレストランで働いている方々へのおみやげとしても喜ばれるかもしれません。

上の写真の2本の裏側のエチケット

上の写真の2本の裏側のエチケット

スーパーが一斉に新しいワインを並べた初日に行ったところ、最後の一本だったボルドーワインを2種類ゲットすることができました。

もちろん、他のスーパーに行けばまだ手に入る可能性も高いですが、フランス人だからこそ知りつくしている美味しいワインです。

もし、フランスに来ることがあるならぜひこの2本を探してみませんか?もちろん、この2本以外にも秋が一番ワインの種類が豊富に店頭に並ぶときです。

ボルドーワインは、なんと1本1ユーロ代から買えてしまいますので、もし滞在先がキッチン付きのアパートなら安いものは赤ワインを使った肉料理などに使い、3ユーロ代のものから飲み比べてみるのもおすすめです。

フランスで賞を受賞したワインが1,700円位で通販できるサイト

上記に添付したサイトで、日本国内で通販で1本1,700円位で賞を受賞したワインが購入可能です。

フランスに来る予定がある方は、上のサイト内でお目当てのものを見つけ、下記に添付するフランスの各スーパーのカタログを見て、どこのスーパーで何を買うか決めておいてから来ると、効率よくお買い物ができますよね。

Super-Uワインカタログ

casinoワインカタログ

carrefourワインカタログ

intermarcheワインカタログ

赤のボルドーワインとよくあう料理

極上のボルドー赤ワインと相性ピッタリな肉料理を二つご紹介させていただきます。

① ちょっと匂いが強いけど、一度で病みつきになる味。

骨付き子羊のローストレシピ

② 赤ワインソースを使って煮込んでいる分、余計赤ワインとの相性ピッタリの一品。

簡単♪鶏肉の赤ワイン煮込み レシピ

ワインとよくあうチーズの選び方5大原則

フランスでは、「ワインの最良の友はチーズを他においてない」と言われるほど。ワインと食事の調和は「マリアージュ」(結婚)と言われています。

① ワインもチーズも同じ原産地のものを選ぶ

同じ風土と気候で育ったブドウからできるワインと雌牛がもたらしてくれる牛乳から作ったチーズは、最も相性がピッタリです。

② 酸味の強いワインには、塩気の強いチーズが相性ピッタリ

ゴルゴンゾーラチーズの様に青カビタイプの塩気が強いチーズには、塩味をマイルドにしてくれる酸味の強いワインや甘口のワインが相性ピッタリです。

③ 渋みのあるワインには、脂肪分の多いタイプのチーズが相性ピッタリ

脂肪分の多いクリーミーなチーズの味を、渋みがあるワインがより一層引き立ててくれます。

④ 銘醸ワインには、過熟なチーズ、匂いの強いチーズは避ける

デリケートな香り(ブーケ)を持つワインには、その香りを思う存分満喫できるように、シェーブルタイプなど香りがきつすぎるチーズはNG。

⑤ チーズには、赤ワインが相性ピッタリ

チーズによっては、白やロゼの方が合う時もありますが、一般的に赤の方がチーズにはよく合うと言われています。

以上の五大原則を頭に入れたうえで、ワインにぴったり合うチーズを見つけましょう。

もっとチーズのことが知りたい方は、上記に添付したサイトがとても分かりやすく解説してくれています。

ボルドーワインと合わせて食べたいおすすめのチーズ

① 旅行でボルドーに来られる方は、ボルドー近郊で作られているチーズが通販で買えるサイトを見て、地元産のチーズを選ぶようにしましょう。

② ①で売られているボルドー近郊で作られるチーズの中から、1860年創業のチーズ工房

③ ワイナリーと合わせて、チーズ工房も訪れてみたい方は、下記に添付したサイト内でボルドー近郊のチーズ工房を探してみましょう。フランス語表記ですが、各工房のボルドーからの距離が表示されており、クリックすると地図などが現れます。

ボルドーへのアクセス

① ボルドーと食の都リヨンのアクセス

上記のサイトは、出発地と目的地を入力して検索をかけると、ありとあらゆる交通手段を一斉表示してくれる優れもののサイトです。

それぞれの所要時間と移動料金が表示されるので、比較して自分の目的に合った最適な交通手段を選ぶことが可能になります。

上記サイト内の検索結果 例えば、飛行機での移動の検索結果は下記の通りです。

ワイン好きの方の知識を広げる旅

いかがでしたか?ワイン大国フランスの中でも、王道のワインが飲めるボルドーを巡りながら、おすすめワイナリー、ワインや、ワインによく合うチーズの選び方などをご紹介して来ました。記事内には、ご参考までに、詳細なボルドー周辺のアクセス情報も入れさせていただきました。

長い休みがとれたら、是非フランスボルドーへ、美味しいワインとチーズ、本格的なフレンチ料理で大人の贅沢な時間を過ごす旅にでかけませんか?

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