冬の長い北海道。半年近く雪に埋もれる札幌ですが、冬だからこそ楽しめ人気の体験や観光スポットがたくさんあります。雪で真っ白に染まった札幌市街の景色や、白い雪によってさらに引き立つ幻想的なイルミネーションなど…。今回は、札幌の冬におすすめの観光スポットを8つご紹介します。
冬の札幌観光スポット1. 藻岩山
札幌市街を一望でき日本新三大夜景に選ばれる「藻岩山」は、春から秋にかけての観光シーズンには、海外からの観光客も多く訪れる人気のスポットですが、冬には冬にしか体験できない楽しみがあります。
まず、札幌の「藻岩山」山頂からの景色を楽しむには「もいわ山ロープウェイ」に乗ります。もいわ山ロープウェイまでは市電停留所「西4丁目」または「すすきの」から乗車して20分、停留所「ロープウェイ入口」で降車します。そこからは無料のシャトルバスが運行しておりもいわ山山麓駅まで5分で到着します。
ロープウェイとケーブルカーを乗り継いで「藻岩山」山頂まで上がり、その山頂から見る雪で飾られた冬の札幌市の景色は、春から秋にかけて雪のない季節の景色とはまた違った趣があり感動的です。
また、冬限定の観光アトラクションとしておすすめなのが「もーりす号ホワイトクルージング」です。雪上車の「もーりす号」にノルウェー製の木でできたソリをつなげて、雪深い山道を進みます。「もーりす号」とソリどちらかに乗車することを選べますが、どちらもなかかな出来ない体験ですよ。
北海道札幌市中央区伏見5丁目3-7
冬の札幌観光スポット2. 大倉山展望台
1972年に開催された札幌冬季オリンピックで、90m級シャンプ(現在のラージヒル)の会場となったのが、札幌の大倉山ジャンプ競技場で、札幌の冬の人気観光スポットになっています。札幌駅からは地下鉄に乗り「円山公園駅」下車、そこからJR北海道バスに乗りかえ大倉山競技場で下車と約30分で行くことができます。
「大倉山展望台」へは、二人乗りのリフトに乗って約5分間。リフトにのって上がるにつれてジャンプの選手の緊張感がわかるような気がしてきますよ。選手のスタート地点のすぐ真上にある「大倉山展望台」の展示ラウンジからは、大通公園を始め札幌ドームなど札幌の街並みを一望することができ、ここのソフトクリームが観光客の人気です。
「大倉山展望台」には、オリンピックとパラリンピックの歴史を学べる「札幌オリンピックミュージアム」があります。
館内1階の体験コーナーには、スキーシャンプ選手の視点を体験できるシュミレーターがあり、大型のスクーリーンに映し出される映像の前でラージヒルジャンプの疑似体験ができます。他にもクロスカントリースキーやボブスレー、アイスホッケー、スピードスケートの体験ができ、冬のオリンピックについて楽しく学べる観光スポットです。
北海道札幌市中央区宮の森127