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海外移住で悠々自適! リタイヤ後に住みたい国人気ランキングbest8!老後や年金暮らしでも住みやすい!

ライフスタイル

年齢を重ねてくると、何かのきっかけでこれからの人生について考えることがあります。残業をして帰る電車の中であったり、日曜の夕方、早めに入った風呂の中で明日の仕事の予定を巡らせているすき間であったり。

仕事の仕方が変わってきたこともあります。これまでのようにオフィスに通うという常識もなくなる可能性もあります。

通信さえ整備されていれば、どこに住んでいても仕事ができる時代だ近づいています。それは日本国内でなくてもいい、海外に長期滞在するということも例外ではないのです。

年金を受給できるようになれば、海外移住ということも踏まえて人生のプログラムを組み直す時期かも知れません。おすすめの移住先を調べてみました。

海外移住、押さえておきたいポイント。

ビザの問題があります。パスポートによる日本人としても確認だけでなく現地ではどこに住むのか、仕事をもつのか、収入はどうなっているのかなど相手国に認めてもらう必要があります。

簡単に取得できるが、厳しい条件を課してくる国。取得は難しいが、通過できれば外国人に優しい国。それ以外の国。

生活費や社会インフラも重要です。日本より安い費用で暮らせることが理想ですが、反比例するような生活環境では快適ではありません。

治安・下水道などのインフラ・通信・交通などなどです。しかし日本と同じ生活は難しいと覚悟を決めなければいけません。

費用はかかってもいいので、日本並みのインフラで暮らしたい。費用は安くあげたいので、インフラ不足は工夫で乗り越えるのか。あなたは、どちらを選びますか。ここでは後者に寄った候補を選び、特徴をあげてみました。

やはり、アジアが暮らしやすい。

為替の関係で日本円は現地通貨の2~3倍、つまり日本にくらべて1/3程度のお金があれば、同じような生活ができるという事です。それぞれのお国事情を理解しましょう。金額、期間などは変動している場合がありますので、その点はご理解願います。

インドネシア バリ島の場合

リタイアメントビザ制度があり、55歳以上で、毎月1,500ドル相当の年金受給、または定額収入のある人が対象です。1年毎の更新で最長6年間の滞在が認められています。

乾季と雨季に分かれており、平均気温は28度と過ごしやすい気候です。雨季と言っても、一日中雨という日はほとんどありません。ただし、その気候ゆえにダニ・アリ・蚊などの害虫は多く、マラリアやデング熱などへの対策が必要です。

食事に関しては、ナシゴレンなど既に馴染みある料理など、スパイスをふんだんに使ったものが多いのですが馴染みやすい味覚です。

断水、停電などインフラ整備は不十分です。ネット環境も安定していません。観光客向けの施設を利用しなければ、生活費は日本の1/3程度で済むでしょう。

日本人が多く住んでいるので、困ったことがあれば相談できると思います。これからインフラが整えば、より暮らしやすくなると思います。

タイ チェンマイの場合

首都バンコクよりも、安く生活できると最近人気上昇中なのがチェンマイです。リタイアメントビザ制度があります。

ビザ取得時に50歳以上であり、タイ国内に約210万円預金または、毎月の年金収入が約17万円以上あるか、あるいは国内の預金と年間の年金収入を合わせて約210万円ほどあるか。この3つの条件のうちどれかを満たしていればビザ取得が可能です。

停電などあるものの、インフラ設備は概ね整っています。インターネットも使うことができます。節約すれば、生活費は日本の1/3程度で済むでしょう。

6月~10月までは雨季、年間通じて温暖です。治安も問題ありません。日本でもタイ料理は一般的になってきたので、屋台なので安く済ませる事が可能です。

日本からの若い旅行者・移住者も多いので 意外なコミュニケーションを楽しめる可能性があります。

カンボジア プノンペンの場合

リタイアメントビザ制度はありません。しかし規制のゆるいビジネスビザ制度があり、現地の空港で米ドルと証明写真を提出すれば、1年間有効のビジネスビザが取れてしまいます。

住居費が意外に高く、1人暮らしの安い部屋でも2万円ほど、夫婦2人となるとキッチン付きで最低でも4万円はかかるでしょう。

食費は外食が中心で2万円ほどで済むので、自炊より楽だと思います。アジアは厨房が充実していない住居が多いという事情もあります。

一年の半分が雨季でスコールが降り、冠水することもあり衛生面は充分ではありません。乾季は35℃になることも多いようです。

治安は特に問題ありません。日本のAeonが進出して、より暮らしやすくなりました。若者から年配者まで移住先として注目されています。

マレーシア ペナンの場合

日本人の移住したい国ランキングで常に上位にランクインしますが、ビザの取得が難しいのがマレーシアです。

MM2Hというリタイアメントビザ制度がありますが、1,100万円以上の資産証明、月額32万円以上の収入証明、500万円ほどをマレーシアの銀行に預けること(しかも、1年目は引き下ろせない)などの制約があり、取得は困難です。

ビザ取得さえ乗り越えれば、インフラも充実し、治安も良く、生活費は日本の半分程度で済むのですが、残念な状態です。

ブルネイ の場合

馴染みのない国ですが、産油国という事もあり、インフラが充実して生活費も日本の半分程度で済むという点では狙い目です。

イスラム圏なので戒律が厳しく、その分治安も整っています。ただし生活面でもイスラム文化を守らねばいけませんので自由度は低く、息苦しさを感じるという人も。

リタイアメントビザ制度がありません。長期間滞在するには就労ビザが必要です。政府は積極的に外国人労働者の雇用を促進しているので、ブルネイで仕事に就き、就労ビザを得るのは容易です。

しかし老後のんびり暮らすという点では、不向きかも知れません。

フィリピン セブ島の場合

フィリピンはリタイアメントビザ制度があります。50歳以上はフィリピン国内に20,000USドルの定期預金を行う必要があります。年金受給者は同様に10,000USドル。35歳以上50歳未満の場合は50,000USドル必要です。

生活費は、日本の半分程度。家賃や食費はそれほど高くありませんが 光熱費とくに電気代が高く感じるようです。

治安は都市部にくらべればいい方ですが、決して安全だと言い切れません。銃が手に入りやすいので、強盗なども多く発生してます。

のんびり暮らすには不向きかもしれませんが、これまでとは違う環境を楽しみたいというタフな方にはおすすめです。