復元されたローマ円形球技場
駐車場のわきから、立て看板に従い徒歩2分程。復元されたローマの円形競技場があります。
マルティ二は、カエサルやナポレオンもこの町を通って遠征したので、至る所にローマ遺跡が発掘されています。
アルプス観光の気分を盛り上げる、セントバーナード犬博物館
円形球技場の向かいは、家族連れに大人気のセントバーナード犬博物館。
博物館併設のレストランもあるので、ここで昼食を頂いてもいいし、ピエール・ジアナダ財団博物館に行く観光客でにぎわうビストロもあるので、そこで昼食を頂くのもお勧めです。
ミュージアップショップに売っている、セントバーナード犬の形をした可愛らしいチョコは、ばらまきお土産としてもおすすめです。
Musée et Chiens du Saint-Bernard
住所 Rue du Levant 34, 1920 Martigny
開館時間 10h00 – 18h00
駅の方に戻り、メインストリートの右側にある観光案内所の後ろにある博物館へ。この地方で採れる鉱石などを展示した博物館になっています。
バスまで時間があったので、メインストリートのバーに入り、スイス産の白ワインを頂くことにしました。グラスワインは、5スイスフラン位から。
マルティ二の鉄道駅前で、予約していたバスを目撃。慌てて鉄道駅横にあるバスターミナルに急ぐと、発車15分前ですがマルティ二から乗車するのは私だけだったようで、バスに乗ると発車時刻前にバスが出発。
マルティ二からイタリアのアオスタへ 4,99ユーロの旅
FLIXBUSで、何とスイスのマルティ二からイタリアのアオスタまで、4,99ユーロ~。
16字10分マルティ二発、17時35分イタリアのアオスタ着予定の便に乗車。
この会社、ここ数年激戦区のバス、格安航空、鉄道業界で一気に勢力を増している、勢いある会社で、他社に比べて断然料金が安く、バスも新しいので座り心地も良く、各席にコンセントがついているので、充電も可能。もちろん、無料のWIFIも完備しています。
駅に向かう途中、メインストリートの左側にあったパン屋さんで購入した杏のシャーベットと、杏のレアチーズケーキ。
どちらも品の良い甘さで絶品でした。特にレアチーズケーキは試す価値ありです。
バスは、アルプスに囲まれた可愛らしい集落を幾つも通り過ぎていきます。進行方向に向かい、右側の後方に席を取るのがおすすめです。
途中、スイスからイタリアの国境でパスポート検査が行われました。パスポートを集められ、ネットで一つ一つ照会されました。
イタリアの新政策とフランスのテロ事件多発問題などから、国境検査が再開され始めました。格安バスを中心に、検査を行われるので今後はテロなどを企てる方はバスでの移動は避ける傾向になると思います。
この路線、アオスタで降りずにトリノまでは、7,99ユーロ~行くことが可能です。フィアットの本社があるトリノにも、クラシックカーのコレクションが豊富な博物館があります。このバスを使って、クラシックカーの博物館をはしごする旅に出るのもおすすめです。
トリノには、個性的な博物館も多く、映画ファンをうならせる映画博物館も。トリノの個性的な博物館のガイド記事は、こちらから。
国境検査のため、バスが40分程遅延してアオスタに到着しました。予定到着時刻の1時間後にアオスタからシャモニーに出る同じ会社のバス便を予約していた私。
本当は、アオスタ中心街に点在するローマ遺跡の写真を撮りたかったのですが、近くのスーパーにイタリア食材を買いに行きました。
慌ててバスターミナルに戻るも、予定のバスがきません。事務所に問い合わせたら、1時間到着が遅れるとのこと。携帯電話にダウンロードしているサイト内を確認すれば、予約便の遅延状況などが明確にわかるそうで、見方を教えていただきました。
アオスタのバスターミナルのすぐわきには、ローマ遺跡があります。
バスターミナルを左に行くと、鉄道駅。鉄道駅からまっすぐに伸びる中心街への道が、この遺跡の後ろ側になります。
公園の中には、こんな風に毛糸で編まれた物が木にかぶされています。
アオスタ中心街はとても小さいので、半日もあればすべてのローマ遺跡を余裕で回ることも可能です。
郊外には、アウトレットモールもあり、バスでアクセス可能ですが、建物が道路を挟んで点々と建っているので、車がないと行きずらいです。