京都 おばんざいの名店5.お数家いしかわ
阪急電鉄京都本線の烏丸駅から歩いて3分程の路地奥に表札だけを掲げ一見ふつうの民家のような佇まいの「お数家いしかわ」は、女将さんが丹精込めて作る美味しいおばんざいが人気の店です。
「お数家いしかわ」の和の雰囲気が漂いながらもどこかおしゃれな店内にはやさいしいあかりが灯され、ほっこりした気分でくつろげます。店内には、女将さんとの会話も楽しめるカウンター席やくつろげる畳のお座敷があり、女性が一人でもグループでも気軽に利用できます。
「お数家いしかわ」のカウンターには、女将さんが幼いころから食べていた「お母さんのおかず」をベースにしたおばんざいが大鉢に盛られいくつも並べられ、どれを頂こうか迷ってしまうほど。
定番の家庭料理の「肉じゃが」や「ポテトサラダ」「九条ネギとイカのてっぱえ」などが人気で、白いごはんにもお酒のアテにもぴったりです。
お数家いしかわ
住所:京都府京都市下京区高倉通四条下ル高材木町221-2
京都 おばんざいの名店6.おばんざい 菜の花
たくさんのガイドブックに紹介される人気のおばんざいのお店「おばんざい 菜の花」は、阪急電鉄の河原町駅から歩いて6分ほど、おしゃれなショップが並ぶ御幸町の一角にあります。
自宅として使っていた町家の1階部分を改装したという「おばんざい 菜の花」の店内には、カウンター席や座敷席の他に、坪庭が見える掘りごたつ席もあり、ゆっくりくつろいで食事が楽します。
「おばんざい 菜の花」では、有名湯豆腐店でも使われているという豆腐や、旬の野菜と天然塩などこだわりの食材や調味料を使った、美味しくて体にやさしいおばんざいが味わえます。
お昼の営業時間には、おばんざい4品に天ぷら、豆乳グラタンまたは生麩田楽、デザートにごはんとみそ汁がつく「菜の花ランチセット 1,550円」がおすすめ。夜の営業時間では、サラダにおぼろ豆腐、生麩田楽、焼き物、煮物など品数豊富な「菜の花いろどりおばんざいセット」が人気です。
おばんざい 菜の花 (なのはな)
住所:京都府京都市中京区御幸町通六角下ル伊勢屋町338
京都 おばんざいの名店7.京都豆八
京阪電鉄の祇園四条駅から徒歩3分の「京都豆八」は、精進料理に端を発した京都の豆腐料理と京のおばんざい、京都の食文化が合わせて味わえるお店です
「京都豆八」の店内には、1階に料理を作る店主との会話も楽しめるカウンター席や8名まで利用できる掘りごたつの個室、2階には落ち着いた雰囲気のお座敷席が用意されています。
おばんざいは、「ごぼうの黒みつあえ」や「肉じゃがのビール煮込み」「れんこんとこんにゃくのピリ辛きんぴら」「鶏ももの南ばん漬」など1品500円からあり、おまかせ5品で1,200円のお酒のアテにぴったりのセットも用意されています。
「京都豆八」に行ったら、ぜひ頂いて欲しいのが京都の名物でもある湯豆腐。12月から3月まで提供される「名代 豆乳湯豆腐」は、オリジナルの出汁で南禅寺ご用達の京豆腐を味わう「京都豆八」の看板メニューです。
京都豆八
住所:京都府京都市中京区四条通先斗町上ル西側22
京都 おばんざいの名店8.出逢ひ茶屋 おせん
阪急京都線の河原町駅から徒歩6分の「出逢ひ茶屋 おせん」は、旬の野菜を使った美味しいおばんざいが味わえる木屋町通で人気のお店です。
25席の「出逢ひ茶屋 おせん」の店内には、おひとり様でも気軽に利用できるカウンター席があり、その前には大鉢に盛られたおばんざいが並んでいます。そこに並ぶのは、無農薬や有機栽培で育てられた旬の野菜をつかったヘルシーで美味しいおばんざいです。
「出逢ひ茶屋 おせん」でおすすめは、「おばん菜コース 4,800円」。おばんざいからお造り、焼き物、揚げ物、おせん名物のたぬきご飯など盛りだくさんの全7品のお得なコースです。
出逢ひ茶屋 おせん (であひちゃや おせん)
住所:京都府京都市中京区木屋町通蛸薬師西入る
素朴で優しい味のおばんざいで京都を味わう
いかがでしたか。今回は京都で庶民の味であるおばんざいの名店を8店ご紹介しました。グルメな街「京都」では、たくさんの美味しいものがありますが、時には素朴で優しい味の家庭料理が恋しくなるものです。そんな時には、今回ご紹介したおばんざいが美味しいお店に、ぜひ行ってみてくださいね。