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京都 桜の名所、穴場8選!古都で優雅にお花見を楽しむ!

関西

春の訪れを象徴する桜。桜は日本人にとって特別な花ともいえ、古くから日本人の心を魅了してきました。そんな桜の名所が点在する古都・京都にも、桜を求め毎年多くの観光客が訪れます。

今回は数々の桜の名所の中から厳選したお花見スポットをご紹介します。名所から穴場まで一度は訪れてみたくなるスポットに注目です!

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「背割堤の桜」満開の桜のトンネルが圧巻!京都で話題の注目の桜スポット!

京都といえば桜で有名なお寺や公園などが多数ありますが、ここ数年で話題を集めている注目の桜スポットが京都府八幡市にある「背割堤(せわりてい)」の桜です。

背割堤は大阪と京都をまたぐ淀川沿いにある「淀川河川公園(よどがわかせんこうえん)」にあり、木津川と宇治川の合流地点に位置します。

春になると堤沿いに約1.4キロメートルに渡り約250本のソメイヨシノが咲き誇ります。堤沿いを歩くことができ、満開時には「桜のトンネル」を楽しむことができます。

桜のトンネルをくぐり抜けると、折り返し地点になります。再び桜のトンネルを楽しむこともできますが、堤下にも遊歩道が整備されており、桜のトンネル全景を楽しむこともできます。

その姿は圧巻で、全国でも桜の名所として上位の人気を誇るほどです。もともとは知る人ぞ知る穴場スポットでしたが、テレビや雑誌、インターネットの口コミなどで話題を集め、年々観光客が増えている注目の桜スポットなのです!

堤下の芝生でシートを敷いてお弁当を食べたり、指定エリアでバーベキューをする人も多く、お花見スポットとしてもおすすめです。

桜のトンネルの入り口にはいくつか出店も出ており、食べ歩きなども楽しめます。

お花見シーズン中は「桜まつり」が開催されており、地元の新鮮野菜やグルメ、、スイーツ、手作りアクセサリーなどのお店が出店し賑わいます。

桜並木を一望したい方におすすめなのが、背割堤の向かいにある「さくらであい展望塔」です。大人300円、子供100円(幼児は無料)で展望塔に登ることができ、背割堤の桜並木や木津川、宇治川を一望することができます。

他にも宇治川の船上からゆったりと背割堤の桜を楽しめる「さくらであいクルーズ」や「お花見Eボート」などもあり、さまざまな楽しみ方ができるのも嬉しいところです。

背割堤の桜の見頃は例年4月の上旬で、土日は混雑するので注意が必要です。車の方は無料の駐車場がありますが、桜まつり期間中は閉鎖されます。

最寄駅は「京阪八幡市駅」から徒歩10分なので、市バスか電車で行かれることをおすすめします。

駅前にある男山山頂には世界遺産の「石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)」もありますので、こちらの桜とあわせて楽しまれてはいかがでしょうか。

■詳細情報

疎水沿いに並ぶ桜が美しい!京都の桜の名所「哲学の道」で桜並木を歩こう!

京都の桜の名所の中でも人気を誇るのが、銀閣寺から熊野若王子神社まで疎水沿いに続く「哲学の道(てつがくのみち)」です。

全長約1.5キロメートル続く散歩道には約500本のソメイヨシノが咲き誇り、満開時にできる桜のトンネルは感動的です。

哲学の道は日本を代表する哲学者「西田幾多郎(にしだきたろう)」がこの道をよく好んで散歩をし、思索にふけっていたことから名付けられたといわれています。

大正時代には日本の画家「橋下関雪(はしもとかんせつ)」の夫人が植えた桜が成長して桜の名所となりました。

哲学の道は銀閣寺から南禅寺近くの若王子神社まで続く、琵琶湖疏水分線という小さい川沿いの道のことをいいます。

桜の見頃は4月上旬〜中旬で、ソメイヨシノやオオシマザクラ、シダレザクラ、ヨシノザクラなど多種に渡る桜を楽しめます。

哲学の道の桜でおすすめの場所は、銀閣寺前です。特に桜が密集する銀閣寺前は見応え満点!銀閣寺橋の疎水に舞い落ちる桜が水面をピンクに染めます。「哲学の道」とかかれた看板はインスタ映えのポイントです。

途中にある「幸せ地蔵尊」で有名な弥勒院のあたりでは、疎水に下がるように桜が咲き誇ります。周りにはおしゃれなカフェが密集しているので休憩ポイントとしておすすめです。

法然院や安楽寺など、京都でも有名なお寺を通ると見えてくるのが大豊神社。神社前のタテカワザクラは毎年いち早く咲く桜で、大豊神社の境内に咲くソメイヨシノは見事です。

哲学の道の終点である「若王子橋」の近くには熊野若王子神社があります。毎年4月の上旬には桜花祭が開催され、お花見を楽しめるスポットでもあります。

熊野若王子神社から徒歩10分ほどで南禅寺にも行くことができるので、あわせて観光されてはいかがでしょうか。

哲学の道はたくさんの観光名所の神社仏閣が並んでおり、そのポイントごとに桜を楽しむことができます。京都へお花見に訪れたらぜひおすすめしたい桜の名所です。

■詳細情報

哲学の道|京都 桜の名所開花情報2018|そうだ 京都、行こう。

京都府京都市左京区浄土寺石橋町〜若王子町

シダレザクラのライトアップが幻想的な世界を作る!「高台寺の桜」

京都市東山区にある「高台寺(こうだいじ)」は豊臣秀吉の正室であった北政所ねねが秀吉没後に建てたお寺です。

地元では「ねねの寺」として親しまれており、春には方丈庭園のシダレザクラが美しく咲き誇ります。開花中はライトアップも行われ、夜の特別拝観も楽しめます。

境内にはソメイヨシノやシダレザクラが約50本植えられており、江戸時代からある波心庭のシダレザクラは現在で4代目となります。

白砂に枝を垂らす姿はしっとりとした女性的な雰囲気があり、ねねの寺にぴったりなイメージです。

高台寺の桜の見頃は3月下旬〜4月上旬で、期間中のライトアップが特に素晴らしく、日没から22時まで楽しむことができます。

ライトアップと同時に行われるプロジェクションマッピングも見所で、夜のシダレザクラと相まって幻想的な世界が広がります!

境内にある自家栽培コーヒーショップ「スロージェットコーヒー高台寺」では春の特別拝観に合わせ桜の時期限定のメニューも登場します。「さくらパフェ」や「さくらラテ」など春の情緒感じられるメニューになります。

高台寺の拝観料は大人600円。市バスの「東山安井」で下車し、徒歩約7分の場所にあります。円山公園や清水寺にも近いのであわせて観光されることをおすすめします。

■詳細情報

高台寺|京都 桜の名所開花情報2018|そうだ 京都、行こう。

京都府京都市東山区高台寺下河原町526

「祇園の夜桜」で有名な京都随一の桜の名所!「円山公園の桜」でお花見も!

桜の名所が数多くある中で、ひときわ有名な桜といえば「円山公園の枝垂れ桜(まるやまこうえんのしだれざくら)」です。

公園内の至る所に咲き誇る枝垂れ桜は堂々とした姿で、まさに京都を代表する桜にふさわしいといえます。円山公園の桜は江戸時代から続いており、毎年多くの観光客で賑わいます。

円山公園の桜は夜桜でも有名で、「祇園の夜桜」と呼ばれるほど美しいシダレザクラを見ることができます。

広大な敷地にソメイヨシノやサトザクラなど約680本の桜が咲き誇り、開花中には屋台が並び賑わいを見せます。

園内は無料で入場できるため、誰でも気軽に立ち寄ることができます。見頃は3月下旬〜4月上旬で、期間中のライトアップは日没から24時まで楽しめます。

円山公園の桜ライトアップではかがり火が炊かれ、本物の火が照らし出す夜桜は円山公園でしか味わえない感動的なものがあります。

周辺には八坂神社や知恩院もあり、京都の歴史に触れながら桜鑑賞を楽しむことができます。

■詳細情報

洛北に咲き誇る紅枝垂れ桜!「原谷苑の桜」はまさに桜の楽園!

京都市北区にある「原谷苑(はらだにえん)」はもともと個人庭園として身内だけが楽しんでおりましたが、地元からその存在が知られ、SNSや口コミによって多くの人に知られるようになりました。

原谷苑には樹齢60年以上の紅枝垂れ桜が200本以上植えられており、他の種類も含めると400本以上の桜が咲き誇ります。

八重紅枝垂れ桜のピンク色に覆われた桜苑と原谷の景色が素晴らしく、全国から原谷苑の桜を見ようと多くの方が足を運びます。

原谷苑の見所といえば、天を覆い隠し、雨が降るように咲く紅枝垂れ桜です。豪華絢爛な桜のトンネルは見事で、桜の綺麗さは京都の中でもトップクラスといわれています。

原谷苑の入苑料は300円〜1,500円と変動制となっており、桜の開花状況や土日休日によって料金が変わります。1,500円でも見る価値があると多くの方が訪れるのです!

原谷苑の桜は4月上旬〜下旬まで楽しむことができます。見頃は4月中旬頃でその年によって見頃の時期も変動するため、随時開花状況を確認されるとよいでしょう。

原谷苑は仁和寺の北側、金閣寺の北西に位置します。駅からは遠いため、タクシーかバスでの移動をおすすめします。

マイカーの方は付近駐車場へとめて徒歩で移動になりますが、お花見シーズン中は市内の駐車場も混み合うので注意してください。

一度は訪れてほしい京都の穴場の桜スポット「原谷苑の桜」。桜の楽園といわれるほど綺麗な桜を見ることができのでぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

■詳細情報

京都の人気観光地「嵯峨野・嵐山」はさまざまな名桜が楽しめる桜の名所!

京都で古くから桜の名所として知られてきた観光地の嵐山。桂川沿いに桜並木が続き、渡月橋から望む嵐山の景色は多くの観光客を魅了します。

嵐山といえば紅葉のイメージが強いですが、実は桜の名所でもあります。開花時期を迎えると、山肌は桜色に染まり、ヤマザクラやソメイヨシノなど約1500本もの桜の木が咲き誇ります。

嵐山の至る所がお花見スポットとなり、4月上旬は広沢池、大沢池堤のヤマザクラ、4月中旬は祇王寺のギオウジギジョザクラ、4月下旬には二尊院のフゲンゾウザクラが見頃を迎えます。

桂川の中洲、阪急嵐山駅と渡月橋の間にある「中ノ島公園」も桜の名所として有名です。公園内でひときわ目立つ枝垂れ桜が美しく、桂川や渡月橋、山々の桜との景観はとても素晴らしいです。

嵐山でもうひとつの桜の楽しみ方として、「嵯峨野トロッコ」があります。嵯峨野トロッコはトロッコ嵯峨野駅とトロッコ亀岡駅を約25分で結ぶ観光列車で、ディーゼル機関車風の列車から嵐山の全景や保津川を眺めることができます。

桜の季節には、保津川渓谷に咲き乱れる約2000本のヤマザクラを眺めることができ、大自然の中で桜を身近に感じることができます。

トロッコは途中停車ポイントがあり、ゆっくりと写真を撮ることができるのも嬉しいところ。保津川下りの船と遭遇したり、お面を被った車掌と写真を撮ったりと25分飽きることなく楽しむことができます。

嵐山は年中人気の観光地なので、土日は特に混雑します。お花見シーズンもたくさんの観光客が訪れるので時間に余裕を持って行動されることをおすすめします。

■詳細情報

嵐山・渡月橋|京都 桜の名所開花情報2018|そうだ 京都、行こう。

京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町

ソメイヨシノ約90本が作り出す桜のアーチ!「蹴上インクラインの桜」

京都市左京区、南禅寺の近くにある「蹴上インクライン(けあげいんくらいん)」は明治時代に敷設された全長582メートルの傾斜鉄道跡です。

蹴上インクラインは京都の桜の名所としても有名で、桜の時期には線路沿いが桜並木となり、線路内を歩いてお花見を楽しめます。

桜の見頃は3月下旬〜4月上旬で、約90本のソメイヨシノやヤマザクラが咲き誇ります。

京都の桜の名所の中でも比較的空いていることが多く、早朝に行くと桜を独り占めできることもあります。レール跡を歩くため、少し歩きづらいので動きやすい格好で行かれることをおすすめします。

市営地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩すぐの場所にあるのでアクセスも便利。京都の穴場の桜スポットといえます。

■詳細情報

蹴上インクライン | 京都の観光スポット | 京都観光情報 KYOTOdesign

京都府京都市左京区粟田口山下町〜南禅寺草川町

京都の桜の名所「仁和寺」で遅咲きの「御室桜」を楽しもう!

京都で遅咲きの桜といえば「仁和寺(にんなじ)」の桜が有名です。真言宗御室派総本山である仁和寺は世界遺産にも認定されており、四季を問わず多くの観光客で賑わう人気の観光スポットです。

仁和寺の桜は樹高が低いのが特徴で、「御室桜(おむろざくら)」といわれており、目線の高さで桜を楽しむことができます。

花の低い御室桜と鼻が低いお多福をかけて「お多福桜」として多くの人に親しまれています。

中門に入ると左手に約200本の桜が咲き、五重の塔を背景にした御室桜とのコラボレーションはまさに絶景です!

仁和寺には御室桜以外にもソメイヨシノやシダレザクラも咲いており、五重の塔の前には見事なシダレザクラが咲き誇ります。

御室桜の背丈は2〜3メートルしかありません。このため、普通の桜とは少し違った目線で桜を楽しむことができるのが大きな特徴です。

これほど目の近くで桜を楽しめるのは全国でも珍しく、身近に桜を感じたい方には仁和寺の御室桜はおすすめの場所です。

市内のソメイヨシノが散った後に見頃を迎える御室桜は、4月中旬が一番の見頃となります。

開花時期の入山料は500円で、市バス「御室仁和寺」下車すぐ、嵐電「御室仁和寺駅」下車徒歩3分で行くことができます。

遅咲きの桜として京都のお花見の最後を締めくくる仁和寺にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

■詳細情報

世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺

京都府京都市右京区御室大内33

古都・京都は長い歴史に育まれた個性あふれる桜の名所

全国でも数多くの桜の名所が点在する京都。神社仏閣や人気観光地、山や川とさまざまな場所で桜を楽しむことができます。

桜が見れるのはほんの少しの期間なだけに多くの方が桜を求めてやってきます。春の象徴ともいえる桜を古都京都で思う存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。

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