シャモニー界隈の宿泊者に配られるゲストカードの有効活用法と注意点
宿泊先でもらえるゲストカード。バスの中では、ほとんどコントロールはありませんが、モンブラン・エクスプレスに乗車した場合は、車掌さんが回ってきますので、出かける際には忘れないように携帯しましょう。
バスの時刻表は、バス車内前方、もしくは宿泊先、シャモニー・スードゥのバス停のオフィスで入手可能です。モンブラン・エクスプレスの時刻表は、鉄道駅か宿泊先で入手可能です。バスの時刻表の中にも、モンブラン・エクスプレスの時刻表は掲載されています。
並行に走っている路線と、バスでしか行けない区間、モンブラン・エクスプレスでしか行けない区間がありますので、両方の時刻表を手に入れ、乗り継いで最高に素敵な景色を目に焼き付けてくださいね。
地元在住で、普段からバスもモンブラン・エクスプレスも利用している私が、日本のガイドブックでは掲載されていない、無料でシャモニー界隈の大絶景を堪能できる旅をバーチャル体験できるようにご案内させていただきます。
Servoz駅から、スイスとの国境に面するVallorcine駅までの17駅分は、シャモニー界隈の宿泊者に配られるゲストカードを使うと、無料でモンブラン・エクスプレスに乗車することが可能です。
※その区間を過ぎて、乗車し続ける場合は、乗車した駅からの料金を請求されます。
例えば、Servoz駅、もしくは、Vallorcine駅でいったんモンブラン・エクスプレスを下車し、1本後のモンブラン・エクスプレスに乗車すれば、最大限ゲストカードを有効活用することが可能です。
ただし、3番線のServoz駅のバスは、大変少なく、現在ある時刻表の中の薄いブルーでラインマーカーされた時刻のバスは、水曜日のみ運行。薄いピンクでラインマーカーされた時刻のバスは、水曜日以外の運航なのでご注意ください。
バス停と鉄道駅が隣接する駅まではバスで移動し、そこからモンブラン・エクスプレスに乗り換えるという手もあります。ゲストカードは、出発日当日まで使用可能ですので、裏側に日付けなどを明記し、有効活用してくださいね。
フランス国内のSaint-Gervais-les-Bains-Le Fayet、Chamonix、Argentière、Vallorcine駅には窓口があります。そのため、この4駅からモンブラン・エクスプレスに乗車し、無料の範囲を超えて乗車し続ける場合には、事前にチケットを購入しないと罰金を請求される可能性も。
それ以外の駅は無人駅なので、車掌さんが回ってきたらモンブラン・エクスプレスの中でどこの駅から乗ったのか申告し、行き先を告げましょう。
無料の範囲内の乗車ならゲストカードを必ず提示しましょう。無料の範囲を超えて乗車する場合は、電車内でチケットを購入することが可能です。
モンブラン鉄道半額料金の適用範囲と注意点
モンブラン鉄道半額料金が適用されるのは、サンジャルべ・レ・ヴァン・ル・ホアイエ駅から鉄道に乗り換えて、1本目の駅にあたるサロンシュ・コンボ・ㇺジャブ駅までです。
駅窓口で購入する場合は、半額料金が適用されますが、自動販売機で購入する場合は、要注意。
割引適用の割引の種類を選択する時に、一番最後に出てくるモンブラン鉄道半額料金を選択しない限り、通常料金を指定すると、倍の値段を請求されるので注意しましょう。
この区分、ぺージが変わった一番最後に出てくるので、慣れてない方には分かりづらくなっています。
▼第2回につづく▼