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おすすめ高級焼酎厳選8 限定品から幻の一品まで!

グルメ

十数年前に本格焼酎ブームが全国で沸き起こり、昔ながらの製法で手間暇をかけて仕込まれる焼酎に注目が集まりました。

それらの焼酎は、かめ壺仕込みなど伝統的な醸造方法のため少量生産で、入手することが難しく定価の数倍もの価格で販売されるプレミアム焼酎として話題となりました。

今回は、焼酎マニア垂涎のプレミアム焼酎から8銘柄を厳選してご紹介します。

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おすすめ高級焼酎1. かめしこみ 八幡 ろかせず

「かめしこみ 八幡 ろかせず」は、高良酒造の甕仕込みプレミアム焼酎です。高良酒造は薩摩半島の南部で南九州市川辺町で明治40(1907)年に創業した老舗の酒造メーカーです。

代々神社の宮司を務めてきた高良家が、家族のみで芋焼酎を作る小さな蔵元ですが、今では全国の焼酎ファンに知られる存在です。

良質のサツマイモが生産されるこの地域で厳選した芋と、お米と敷地内から湧き出る新鮮な湧き水を使っている高良酒造の芋焼酎は、一次仕込みも二次仕込みもすべて甕で仕込まれ丁寧に造られています。

主力の商品は「八幡(はちまん)」ですが、白麹仕込みで無ろ過、アルコール度数35パーセントに仕上げたのが「かめしこみ 八幡 ろかせず」です。

普通の芋焼酎はろ過することで雑味や臭みなどを取り除きますが、この「かめしこみ 八幡 ろかせず」は、仕込み、蒸留、熟成の段階で、きめ細かに手間をかけることでピュアな味わいに仕上がっています。無ろ過のため芋本来の旨みや甘み、そしてコクを楽しめます。

おすすめ高級焼酎2. 村尾

プレミアム焼酎を代表する3銘柄「3M」のひとつである「村尾」は、明治35(1902)年創業の村尾酒造が誇る芋焼酎です。

村尾酒造は、川内川が流れる鹿児島県薩摩川内市にあり、主要銘柄には、あの西郷隆盛が愛した焼酎として知られる「薩摩茶屋」があります。

村尾酒造のプレミアム焼酎「村尾」は、三代目の当主であり焼酎造りの天才といわれる村尾寿彦氏が、原料の調達から始まり、仕込み、蒸留まですべて一人で行っていることに加え、その製法が伝統的な「かめ壺仕込み」であるため生産量が少なく、なかなか手に入らない焼酎として知られています。

「村尾」は、原料のサツマイモに黄金千貫と白豊を使用し、黒麹仕込みで造られています。た、落ち着いた香りと洗練されたなかにも芋本来の自然な甘さやまろやかさを合わせもち、非常にバランスが良く飲みやすい中にも、芋らしい甘い香りが心地よく広がります。

おすすめ高級焼酎3. 伊佐焼酎 伊佐美

明治32(1899)年創業の甲斐商店は、芋焼酎でも薩摩焼酎でもなく「伊佐焼酎」と銘打って「伊佐美」ブランド一本で100年以上勝負している老舗の蔵元です。

甲斐商店があるのは、鹿児島県伊佐市大口で、この地は古くから伊佐地方と呼ばれていました。伊佐地方は鹿児島県にありながら冷涼な気候で薩摩の北海道と呼ばれるほどです。

「伊佐美」は、プレミアム焼酎の元祖ともいわれ、焼酎ブームが起こる前から焼酎ファンの中では知る人ぞ知る人気の芋焼酎でした。

「伊佐美」は、白麹製法が主流の時代から黒麹仕込みを行っていて、黒麹らしい濃厚な味わいと、クセが少なく非常にバランスのとれた味が特徴です。

「伊佐美」の原料に使われているサツマイモは鹿児島県産の黄金千貫で、黒麹が引き立てるサツマイモ本来の甘味と香ばしさを「伊佐美」からは感じることができます。

飲み方のおすすめは、お湯割りかロック。特にお湯割りにすると黒麹仕込みの芋焼酎らしい深みのある味と香りを楽しめます。

おすすめ高級焼酎4. 魔王

「森伊蔵」「村尾」と並び「3M」と呼ばれるプレミアム焼酎のひとつである「魔王」は、鹿児島県大隅半島の南端、錦江町に蔵を構える「白玉醸造」の人気銘柄です。

「白玉醸造」は明治37(1904)年の創業で、「魔王」の他に芋焼酎で「白玉の露」「火の水」、麦焼酎の「元老院」、米焼酎の「天誅」などの銘柄もあります。

「魔王」の名前は、「天使を誘惑し、魔王へ酒を調達献上する悪魔たちによってもたらされる特別なお酒」という意味でつけられ、その印象的な名前からも人気となりました。

「魔王」は原料に、デンプン量が多く芋焼酎には最適の黄金千貫を使い、飲みやすくするために日本酒用の黄麹を使って醸造していて、芋焼酎独特の臭さが抑えられ端麗でフルーティーな風味が特徴です。

飲み方のおすすめはロック、グラスに大きめの氷を入れて「魔王」を注ぎ、氷が溶けるのに合わせて少しずつ香りを楽しみながら飲みましょう。

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