長い時間椅子に座っての作業が続くと、疲れて腰が痛くなってしまうという方も多いのではないでしょうか。この記事ではおしゃれでかつ実用的な、腰痛対策にもおすすめしたい高級オフィスチェアを8つ紹介していきます。それぞれに特徴的な機能があるので、オフィスチェアを選ぶ際の参考にしてみてください。
おしゃれな高級オフィスチェアおすすめ1.ハーマンミラー「アーロンチェア」
最初におすすめするおしゃれな高級オフィスチェアは、アメリカの家具メーカー「ハーマンミラー」社が提供する「アーロンチェア」です。アーロンチェアは人間工学(エルゴノミクス)に基づいて設計されており、座面や背もたれにメッシュ生地を初めて取り入れたチェアとして世界中で人気のブランドです。
「アーロンチェア」の座面と背もたれのメッシュ部分には独自開発の「ペリクル」生地を使用。体圧を分散する設計のため、通気性だけでなく座り心地の良さも実現しています。「アーロンチェア」のリクライニングはその硬さと倒れこむ範囲の調整が可能で、背もたれを約5°前傾できるチルト機能も人気のポイントです。
また、「アーロンチェア」は座面の高さ調整はもちろん、アームレストは高さと角度および前後の調整ができ、背面下のダイヤルを回すことで腰部をグッと押し込める、ポスチャーフィット機能も付いています。
アーロンチェアは身長と体重に合わせてA、B、Cの3サイズが用意されており、価格は19万円ほどです。
おしゃれな高級オフィスチェアおすすめ2.スチールケース「リープチェア」
2つめにおすすめするおしゃれな高級オフィスチェアは、こちらもアメリカに本社があるオフィス用家具メーカー「スチールケース」社が提供する「リープチェア」です。
リープチェアは背中の姿勢に合わせて背もたれの形状が変化する「ライブバック機能」が特徴で、背もたれの上部と下部は独立して調整が可能。リープチェアの背もたれは通気性にも優れており、背もたれが後傾するとシートが自然にグライドする機能も付いています。
またリープチェアは座面の奥行き調整もできるほか、前傾姿勢時に座面の前方エッジが下がり大腿部への圧迫をやわらげる機能も搭載。座面の高さやアームレスト、リクライニングの調整ももちろん可能で、価格は18万円ほどです。
おしゃれな高級オフィスチェアおすすめ3.ウィルクハーン「オンチェア」
3つめにおすすめするおしゃれな高級オフィスチェアは、創業から100年を超えるドイツのオフィス家具メーカー「ウィルクハーン」社が提供する「オンチェア」です。
オンチェアは、着座姿勢よりも座りながら体を動かせる事をコンセプトに設計。座面と背もたれが前後だけでなく左右にも動く、三次元シンクロメカニズム「トリメンション」機能が特徴です。
オンチェアには背もたれと一体のヘッドレストが付いており、座面の高さや奥行の調整から、リクライニングやアームレストの調整も可能で、価格は23万円ほどです。
すめ4.デュオレスト
4つめにおすすめするおしゃれな高級オフィスチェアは、ドイツ生まれで現在は韓国の企業がブランド展開を行う高級オフィスチェア「デュオレスト」です。
デュオレストは、自身も腰痛持ちだったドイツのブリニッヒ教授が、左右に分かれた背もたれ構造で背中への圧力を分散する「デュオレスト理論」に基づき開発しました。
デュオレストは、2枚の背もたれが自在に動いて背中全体を包み込み、腰への負担を大きく軽減する効果が最大の特徴。また背もたれは上下左右に動かして位置を調整する事もでき、通気性を求める方には背もたれの板がないタイプもあります。
デュオレストの座面はメッシュ生地とポリウレタン生地を選べて、リクライニングなどの調整も可能で、価格は10万円ほどです。
おしゃれな高級オフィスチェアおすすめ5.オカムラ「コンテッサ」
ここからは日本ブランドのおすすめ高級オフィスチェアを紹介します。最初は横浜市に本社を置く「オカムラ」社の「コンテッサ」です。
コンテッサはイタリア語で「伯爵夫人」を意味しており、スタイリッシュでおしゃれなデザインはグッドデザイン賞などを数々受賞。またコンテッサは、機能性も高く評価されており、高級メッシュチェアとしてアーロンチェアと並び世界的に人気があります。
コンテッサの一番の特徴は、座面の高さ調整などをアームレスト部分で行える事にあります。具体的には左アームレスト先の操作レバーでリクライニングの固定と解除が。右アームレスト先の操作レバーで座面の高さが調整でき、アームレストの高さや角度も変えられるため、これらを手元で頻繁に行いたい人におすすめです。
またコンテッサは、座面の奥行調整やリクライニングの硬さは、座面下のレバーで調整が可能。カラーバリエーションも豊富で、価格は15万円ほどです。