MACKINTOSH チノクロス ステンカラーコート D-MC002
〈MACKINTOSH(マッキントッシュ)〉
1823年に創立されたスコットランドのブランドで、コートなど確かな作りのアウターが有名です。特に雨の多いロンドンのために開発されたゴム引きコートが話題となりました。
そしてその高い機能性が評価され、イギリス軍のコートを生産するまでに至りました。
身頃に余裕を感じるクラシックスタイルですが、セットインスリーブを採用し、モダンにアップデートしたステンカラーコートです。
チノクロスを使っているのでカジュアル寄りかと思いきや、実はオンオフ不問。タイムレスな一着に仕上がっています。
実はmade in JAPAN。日本の工場にて縫製、内側の縫い代にパイピングを施すなど細かい仕事が生かされています。
一枚仕立てたてなので、真冬の着用には向きませんが、ドライビングコート代わりなど、使い途も多様です。経年変化が楽しみなコートです。
TATRAS:EX LIMONTA PETRONIO ステンカラーコート
【TATRAS】タトラス
「TATRAS」(タトラス)はヨーロッパ発もハイクオリティな素材と、洗練されたデザインが融合するダウンジャケットが評判のブランドです。
ダウンジャケットながら、厚さを感じさせない処理や落ち着いた配色がオンタイムにふさわしいと男性だけでなく、大人の女性にも大変な人気です。
ブランドアイコンは左腕につけられた3つ星模様ですが、「機能的、洗練、唯一無二」という意味が込められているそうです。そうしたストーリー性も人気のひとつになっています。
デザインはシンプルなステンカーコートですが、素材にリモンタナイロンを使う事でスタイリッシュな印象があります。
ゆったりしたシルエットなので、中にスーツやジャケットを着こんでも問題なし。職種を問わず。広くビジネスニーズに対応しています。
下の画像を見て分かるように、普通顔ですが決して普通ではありません。そろそろ落ち着いたコートを探しているけれど、もう少し遊びのある着こなしを楽しみたい。
オンだけじゃなくて、オフでもイケるコートはないだろうか。ついに巡り合ったという感想が多く寄せられているようでう。
SHIPS SD: 【ダウンライナー】 3way バルカラーコート (ブラウン)
SHIPSから、機能的な素材を使い、縫製でも細部まで作り込んだ、ダウンライナーを搭載したステンカラーコートがリリースされました。
光沢に優れた、細番手の先染めポリエステル素材を採用しています。しかもこの生地は、腰が強く、思うい通りのシルエットがきれいにでるのが特徴です。
なので、襟もキレイにたちあがり、なかに仕込んだマフラーとの相性も抜群です。機能面では「濡れても強度が変わらない。熱や摩擦にも強い。」「型くずれしない」「すぐ乾く」など、扱いやすい仕上がりです。
インナーのダウンライナーは取り外して単品使いも可能です。ダウンは河田フェザーのダウンを使用です。
河田フェザーは、優良なダウンを輸入し、三重県多気郡明和町にある洗浄工場で洗浄、精製加工しています。丁寧な仕事が評価され一目置かれるマテリアルです。
動きやすい、腰が隠れる長さのステンカラーコートですが、肩に作りが特徴的です。スプリット・ラグランと呼ばれる、フロントがジャケットに相性のいいカチッとした印象を与えるセットインスリーブ、後ろ側が動きやすいラグランスリーブとなっています。
細身のシルエットですが スーツやジャケットの肩のおさまりがいいことに驚きます。秋口から、厳しい真冬もでも、この一着で解決します。
ORCIVAL オーシバル メンズ 先染ギャバジン ステンカラーコート
【ORCIVAL】オーシバル
【ORCIVAL(オーシバル)】は1930年代に誕生したフランスの老舗ブランド、マリンテイストの定番のバスクシャツや、トートバッグが人気です。
実は、こうしたフレンチトラッドとも言えるステンカラーコートや、なんとダッフルコートなどもリリースしています。
シルエットは、老舗ブランドならではのスタンダードなモデルです。適度な余裕もあるのでビジネス向けとして使っても大正解。
しかし、どこか愛らしい印象があるので写真のようなカジュアルに着こなすほうが商品のキャラクターあっているように思えます。
それこそボーダーのバスクシャツや、これも定番化しているパーカやスエットを着込んでもOKです。
さらには若干太目に仕上がったチノパンを組み合わせてローファーやUチップでキリリと仕上げるという楽しみ方も大いにアリでしょう。
自由に楽しめる、大人ならではの愛らしさが楽しめるコートだと思います。フレンチワークのフィールドコートだと思えばいいのです。
ANATOMICA MEN’S SINGLE RAGLAN COAT GABARDINE
【ANATOMICA】アナトミカ
1994年、主宰するピエール・フルニエ(Pierre Fournier)がパリにオープンしたセレクトショップが始まりです。
2008年にユナイテッドアローズ 原宿本店 メンズ館にショップインショップをオープンして日本上陸、その後2011年には東京日本橋に日本初となる路面店をオープンしています。
独自の審美眼に見合う商品のセレクトだけでなく、流行に左右されないオリジナルブランドも多く展開しています。妥協のない、エレガントなコレクションが得意で、オールデンなどとコラボレーションで別注シューズを発売しています。
クラシックなシルエットでありながら、スタイリッシュな一面がのぞくシングルラグランコートです。普遍的な美しさが大人の余裕をさらに広げてくれます。
素材はオリジナル高密度コットンギャバジン。高い撥水性が特徴です。冷たい雨も、多少の雪であれば快適に過ごすことが出来ます。
生地の取り都合を優先するのではなく、シルエットがキレイにでて、しかも着心地がイイという衣類の基本を大切にしたもの作りが生かされれたコートです。
ラグランスリーブ部分でも通常2枚の生地を縫い合わせて使うところ、1枚の生地を筒状に使うことで機能性を高めています。
また大きなゆとりがあり、美しいAラインシルエットに惚れ惚れします。オンでもオフでも好きなように羽織ればいいのです。
枯れた感じを目指すなら、古着という選択もあり。
イギリスの刑事ドラマで、主演する俳優のコートが話題になった事がありました。うだつの上がらない朴訥としたキャラなのですが、小さなヒントを見逃さず事件を解決していくという、安心できるなスト―リ―でした。
物語とともに話題になったのが、主人公が着るヨレヨレのコート。場面を問わず着込んだ姿は大人の男のシンボルのように感じたかたも多かったようです。
新品のコートもいいのですが、こうしたコナレ感に達するまでは時間が必要です。そこで古着を探す、というのも方法のひとつです。
世界のヴィンテージデニムは日本にあるとまで言われているようです。状態のいいコートも探せるかも知れません。
コートは長く付き合いたいアイテムです。納得の一枚を探して古着屋巡りの週末も楽しい時間です。