名古屋おすすめ美術館6.昭和美術館
名古屋のおすすめ美術館、6つめにおすすめするのは、名古屋で国産自動車の開発事業などを行った後藤幸三氏所蔵の、茶道具や書を展示する「昭和美術館」です。
場所は地下鉄鶴舞線「いりなか駅」から徒歩10分ほどで、庭園内には愛知県指定文化財「南山寿荘」や茶室および別館などもあります。
昭和美術館のコレクション約800点の8割が茶道に関するもので、展示は「コレクション茶道具優品選」「コレクション書画優品選」などを開催しています。
また昭和美術館では茶道に関心のある初心者向けに「お抹茶の飲み方講座」なども開催しており、入館料は一般600円です。
■詳細情報
愛知県名古屋市昭和区汐見町4-1
名古屋おすすめ美術館7.桑山美術館
名古屋のおすすめ美術館、7つめにおすすめするのは、繊維業や不動産業などを行った桑山清一氏のコレクションを展示する「桑山美術館」です。
場所は地下鉄鶴舞線「川名駅」から徒歩8分ほどで、庭園内に美術館があるため散策を楽しむ事もできます。
桑山美術館のコレクションは、明治以降の近代日本画と鎌倉時代から現代にかけての茶道具が中心です。
日本画は、竹内栖鳳、菱田春草、川合玉堂などが、茶道具は利休在判の「竹一重切花入」や江戸時代前期の「沢瀉蒔絵平棗」などがあり、テーマによって年3回の展示を開催。
また桑山美術館の庭園内には大小の茶席や多目的ホールもあり、入館料は一般500円です。
■詳細情報
名古屋市昭和区山中町2-12
名古屋おすすめ美術館8.大一美術館
名古屋のおすすめ美術館、最後にご紹介するのは、エミール・ガレとデイル・チフーリのガラス工芸を展示する「大一美術館」です。
場所はこれまで紹介した美術館があるエリアとは、名古屋駅をはさんで反対側にあります。最寄り駅は地下鉄東山線「中村公園駅」で、ここからバスで行くと4分ほど、徒歩だと20分ほどかかります。
大一美術館はパチンコメーカーの大一商会が、メセナ活動の一環として1997年に開館しました。
コレクションはガラス工芸が中心で、アール・ヌーヴォーの代表的作家であるエミール・ガレと、アメリカで初めて人間国宝に認定された現代ガラスアート作家のデイル・チフーリの作品などを企画展示しています。
また大一美術館ではガラスを使ったアクセサリー制作などのイベントも開催しており、入館料は一般800円です。
■詳細情報
愛知県名古屋市中村区鴨付町1-22
デートコースに美術館めぐりはいかが?
名古屋の美術館はほぼ名古屋駅の周辺に集まっており、地下鉄を使えば数軒のはしごも十分可能です。またカフェなどを併設している美術館も多いので、食事と休憩をとる事もできます。
大人のデートコースの1つとして、名古屋の美術館めぐりを楽しんでみてはいかがでしょうか。