ロシア 人気観光スポット7.エカテリーナ宮殿
「エカテリーナ宮殿」は、サンクトペテルブルグから南へ約25kmのところにあるツァールスコエ・セローにある宮殿です。
「エカテリーナ宮殿」は、1717年にピョートル大帝が彼の妻でもあった、第2代ロシア皇帝エカテリーナ1世が夏の離宮として建てた宮殿で、宮殿の名前はこのエカテリーナ1世から取ったものです。
その後、ピョートル大帝とエカテリーナ1世の娘で第6代ロシア皇帝のエリザヴェータがイタリア人の建築家を招き、宮殿は現在のようなバロック様式へと改築しました。
「エカテリーナ宮殿」は、内部を琥珀で覆いつくした「琥珀の間」があることで有名で、現在の琥珀の間は2003年のサンクトペテルブルグ建都300年記念に合わせて再現されたものです。
ロシア 人気観光スポット8. カザン大聖堂
「カザン聖堂」は、サンクトペテルブルグにあるロシア正教会の聖堂です。「カザン大聖堂」は、1811年にロシア正教で最も有名なイコンの一つ「カザンの生神女」を安置するため、皇帝パーベル1世によって建てられました。
翌年の1812年にはナポレオンによるロシア遠征に勝利したことにより、「カザン聖堂」は戦勝記念の建築ともなっていて、ロシア軍総司令官ミハイル・クトゥーゾフは死後、同聖堂に安置されています。
また、聖堂の両翼端にクトゥーゾフとバルクライ・ド・トーリ両元帥の青銅像が建てられています。
ロシア 人気観光スポット9. 聖ワシリイ大聖堂
「聖ワシリイ大聖堂」は、モスクワの赤の広場に立つロシア正教会の大聖堂で、正式名称は「堀の生神女庇護大聖堂」といいます。イヴァン4世が、カザン・ハーンに勝利したことを記念し1551年から1560年にかけて建てました。
建物の外見は、丸いカラフルなネギ坊主の塔が特徴で、2つの十字架が交差する中央礼拝堂の周りには8つの礼拝堂が配置されています。
ロシアにある聖堂では、もっとも美しい建物のひとつと言われていて、1990年にはユネスコの世界文化遺産に登録されています。
「聖ワシリイ大聖堂」には、その美しさからあるエピソードが伝わっていて、「聖ワシリイ大聖堂」よりも素晴らしい建物を造らせないために、イヴァン4世は設計者であるポスニク・ヤーコブレフの眼を潰してしまったというものです。
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ロシア 人気観光スポット10.C-56潜水艦博物館
ロシアの人気観光スポット、最後にご紹介するのは「C-56潜水艦博物館」です。
ウラジオストクにある「C-56潜水艦博物館」は、実際に使われていた潜水艦そのものが博物館になっています。
「C-56」は第二次世界大戦で活躍した潜水艦で、終戦後1975年に勝利30周年を記念としてコラベリナヤ海岸通りで、太平洋艦隊司令部の直ぐ側に設置されました。
現在は、潜水艦そのものが太平洋艦隊の軍事歴史博物館の分館として公開されていて、「C-56」の内部に乗り込んで水兵の2段ベッドを触ったり、魚雷発射管の中を覗いたり、潜望鏡を見たりすることができます。
見どころ満載!世界遺産が26もある国 ロシア
いかがでしたか?今回は、ロシアの人気の観光スポットやおすすめスポットをご紹介しました。
ロシアは世界一広い国土の中に、26もの世界文化遺産や世界自然遺産があります。けっして1日で見て回ることはできないので、時間をかけてゆっくりと遊びに行ってくださいね。