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大人のロシア! 一度は行きたい人気観光スポットやおすすめの名所、穴場10選!

海外

ロシアは、世界で一番広い国土を持つ国で、首都のモスクワを中心にユネスコの世界遺産に登録されている文化遺産や自然遺産がたくさんあります。その数も世界ナンバーワンで26もあります。

今回は、そんな世界遺産をはじめとしてロシアの人気の観光スポットやおすすめの観光名所をご紹介します。

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ロシア 人気観光スポット1.血の上の救世主教会

ロシアの人気観光スポット、最初にご紹介するのは「血の上の救世主教会」です。

「血の上の救世主教会」は、サンクトペテルブルグにあるロシア正教会の聖堂で、サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群に含まれていて1990年にユネスコの世界遺産に登録されています。

正式名称は「ハリストス復活大聖堂」ですが、「血の上の」と呼ばれるのは、この場所で1881年に皇帝アレクサンドル2世が暗殺されたことによります。

教会は、その後を継いだアレクサンドル3世によって、1883年に着工しましたが、アレクサンドル3世在位中には完成せずに、ニコライ2世の時代の1907年に完成しました。

「血の上の救世主教会」は、サンクトペテルブルグにある他の教会がヨーロッパの影響を受けたバロック様式や新古典様式の建物であるのと違い、中世ロシアの建築様式の影響を受けた建物です。

また内部の壁面は、アレクサンドル2世が暗殺されたことをきっかけに建てられた教会ということもあり、聖書の中の悲劇的な要素を主題としたモザイク画で装飾されています。

ロシア 人気観光スポット2.エルミタージュ美術館

ロシアの人気観光スポット、次にご紹介するのは「エルミタージュ美術館」です。

「エルミタージュ美術館」は、古都サンクトペテルブルクにあるロシアの国立美術館で、世界三大ミュージアムに数えられる美術館です。

歴代のロシア皇帝が収集した美術品やソ連誕生後に貴族や商人から没収した美術品など約300万点が収蔵されています。

「エルミタージュ美術館」は、ロマノフ王朝の女帝エカテリーナ2世が1764年に自分専用の宮殿を建て、収集した美術品を隣接する離れに飾ったのが始まりです。

大きな中庭がある宮殿にはバロック様式の豪華な装飾が施され、460室以上の部屋数があったといわれています。

「エルミタージュ美術館」は、この建物自体が「サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群」として、1990年にユネスコの世界遺産に登録されています。

豪華な宮殿ホールが連なる館内には、地域と年代別に分けて美術品が展示されていて、ピカソやマチスの初期作品やレオナルド・ダ・ヴィンチの作品なども見ることができます。

ロシア 人気観光スポット3.クレムリン

ロシア連邦の大統領府がある場所としても有名な「クレムリン」は、首都モスクワ市の中心を流れるモスクワ川沿いにある旧ロシア帝国の宮殿です。

「クレムリン」とは、本来「要塞」を意味するロシア語で、ロシア各地に数多く残っていますが一番有名なのがモスクワの「クレムリン」です。

「クレムリン」は、1156年にユーリー・ドルゴルーキーがモスクワ川沿いの丘に木造砦を建設し、15世紀末には現在のような城壁になりました。

「クレムリン」の内部には、皇帝の戴冠式が行われたウスペンスキー大聖堂やブラゴヴェシチェンスキー聖堂などをはじめ古くから残る教会が点在し、ほかにも皇帝の王冠や宝物などを展示する武器庫やダイヤモンド庫、大統領府などがあります。

ロシア 人気観光スポット4.赤の広場

「赤の広場」は、「クレムリン」と並ぶモスクワの象徴で、「モスクワのクレムリンと赤の広場」として、1990年にユネスコの世界文化遺産に登録されています。長さが695m、道幅が130m、面積は73,000㎡ある広場です。

広場の南西側すぐには「クレムリン」の城壁があり、レーニンの遺体が保存展示されているレーニン廟や聖ワシリイ大聖堂なども周囲にあり、モスクワの重要なイベントが行われる場所としても使われます。

ソビエト連邦時代は、毎年11月7日の革命記念日に「赤の広場」で軍事パレードが行われましたが、ソビエト連邦が崩壊してロシアになってからは、映画の撮影やコンサートなどもここで行われています。

ロシア 人気観光スポット5.プーシキン美術館

モスクワのクレムリンと救世主キリスト聖堂の間に位置する「プーシキン美術館」は、正式な名称を国立A.S.プーシキン造形美術館といい、ヨーロッパ最大の美術館で、収蔵品の数はエルミタージュ美術館に次ぐ世界2位で約10万点の美術品を収蔵しています。

「プーシキン美術館」は、モスクワ大学のイワン・ツヴェターエフによって1912年にアレクサンドル3世芸術博物館として開設し、1937年にはモスクワの詩人アレクサンドル・プーシキンの没後100周年を記念し、A.S.プーシキン国立造形美術館へと名称が変更されました。

館内には、13世紀から現代までの西洋美術を中心に作品が展示されていて、ゴッホやゴーギャン、ピカソ、ルノワールといった有名な画家の絵画を見ることができます。

ロシア 人気観光スポット 6.聖イサアク大聖堂

「聖イサアク大聖堂」は、サンクトペテルブルク中心にあるロシア正教会の大聖堂です。

「聖イサアク大聖堂」の名前は、ピョートル大帝の守護聖人であるダルマチアの聖イサアクに由来しています。

現在の建物は、アレクサンドル1世によって1818年に建造が始まり、ニコライ1世時代を経てアレクサンドル2世時代の1858年まで完成に40年の歳月がかかっています。

建物の内部は、孔雀石やトパーズなど貴石を用いた絢爛豪華な装飾がされ、壁には聖書にモチーフにした場面や聖人の絵などが描かれています。

「聖イサアク大聖堂」は、金色ドームが特徴的な大聖堂ですが、第二次世界大戦中のドイツ軍によるレニングラード包囲戦では、黄金のドームがドイツ軍の格好の標的となり得たため灰色に塗装されていました。

ソビエト崩壊後は、大聖堂として祭日には奉神礼が行われています。

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