普段の食事や料理に当たり前のように使っている「醤油」。日本を代表する調味料のひとつです。そんな醤油ですが、全国には材料や作り方にこだわった高級醤油があります。
高級醤油を使うと料理の出来に大きな差が出ます。料理や食べ物にかけたり、つけたりでも味が全く変わります。一度使ってみたいと思いませんか?
ここでは全国のおすすめ高級醤油を厳選してご紹介します。贈り物にも使える逸品揃いです。
こだわりの高級醤油1. 湯浅手づくり醤油 (角長)
醤油発祥の地は紀州(和歌山県)湯浅とされています。その湯浅で天保12年(1841年)創業の老舗醤油蔵が「角長(かどちょう)」です。
その蔵は現在も天保時代のものがそのまま使われています。吉野杉の木桶が170年以上の歴史を物語り、天井や梁には醤油造りに必要な「蔵つき酵母」が住みついています。
この「蔵つき酵母」こそが角長の醤油そのものであり、味の秘密です。さらに大豆や小麦、塩や水という素材を厳選して、冬季のみの「寒仕込み」を手作業にこだわって醤油を作り続けています。
おすすめは「湯浅手づくり醤油」。角長の醤油造りの技を結集した手作り高級醤油です。湯浅手づくり醤油には、保存料や化学調味料は一切添加されていません。生きた醤油は素材の旨みを引き立てる最高レベルの調味料といえるでしょう。
その濃厚で旨みたっぷりの醤油は贈答品としてもおすすめです。なお、湯浅手づくり醤油は、醤油の種類としては「こいくち(濃口)醤油」になります。