誰でもマグカップの1つや2つは持っていると思います。でもマグカップって意外と人に見られていて、しかもその人のセンスもイメージさせてしまうくらい重要なアイテムだってご存知でしたか?
おすすめのおしゃれマグカップ
今回はお洒落で素敵なおすすめのマグカップを8つご紹介します。
Franc Franc メルシー マグ ペン
Francfranc(フランフラン)は何気ない普段の生活を楽しい生活に変えられればというコンセプトで展開しているインテリアショップです。
日本のブランドですが、商品は皆どことなくフランスのシンプルながらもお洒落で可愛い生活スタイルが感じられます。
今回紹介する「メルシー マグ ペン」というマグカップは自分使いもいいですが、インク瓶に羽根ペンというデザインなので男性へのプレゼントにおすすめです。
また背面には封筒がデザインされて、なんとお湯を入れることでメルシー(フラン語でありがとう)という文字が浮かび上がってくるギミックがなんとも素敵。普段、色々と面倒を見てくれる男性上司に感謝の気持ちを込めて送るというのは如何でしょう。
収納BOXもとてもお洒落なのが嬉しいです。
イル ビゾンテ ホーローマグ
ワニー・ディ・フィリッポ氏によって創業されたイル・ビソンテですが、彼の経歴はとても変わっています。
彼はイタリアのベネチア近郊で生まれ、父親と同じ騎馬警官をしていたのですが、警官をやりながらもパリのアートスクールの通信講座でアートを学んでいました。
その後、結婚して奥さんの親戚のバッグ工場で革製品の技術を学びバッファローの持つ力強さと誇り高いイメージをブランド名にしたイル ビゾンテ(イタリア語でバッファロー)を世に出しました。
1970年には、フィレンツェに革製品の店を出し徐々にパリやアメリカなどでこのブランドは有名になっていきました。
1990年にはパリオーネ通りに大きな店舗を構え現在も本店として当時の雰囲気を醸し出しています。
彼の商品哲学は「雨が降ればどちらも濡れ、晴れればどちらも陽に当たり、あなたが日焼けをすればバッグも日に焼けます。あなたのイル・ビゾンテはあなたの一部になるのです」というものですが、この意味するところは長く愛用してほしいというフィリッポ氏の商品への愛情とこだわりです。
今回紹介するホーローマグカップも、革製品同様、使えば使うほどに傷もいい味わいとなっていきます。イエロー・グリーン・ホワイトの3色ありますが、どのカラーもセンスの良いコンビネーションカラーなので、まとめて3つをセットで購入することをおすすめします。
飲み口は広めの10cmで高さは8.5cmです。小物入れにしてみるというのもありです。
マリメッコ ウニッコ
1951年に奥さんのアルミ・ラティアと夫ヴィリヨが創立した北欧ブランドの代表とも言われるのがフィンランドのファッションブランドであるマリメッコです。
1960年のアメリカ大統領J・F・ケネディ就任の時、奥さんがマリメッコのドレスを愛用していたことで、世界中に一気に名が知れ渡りました。
マリメッコのアイコンとも言えるのがカラフルな配色のUnikko(ケシの花)ですが、色使いがとてもフェミンなのでちょっと男性が使用するには抵抗があると思われがちですが、今回紹介するマグカップはベージュと少しくすんだ水色のコンビネーションがとても落ち着いた色調なので男性にもぴったりです。
400mlも入るので、氷を入れて飲むという楽しみ方もできます。
パントン
製品に印刷するカラーを正確に伝えるには、世界共通で認識されているカラーの番号を伝えるのが最も効率的です。
パントン(Pantone)とは、世界共通の色見本の商標です。パントンの番号を伝えることによって、間違いなくこちらが希望するカラーを相手側に伝えることができます。
今では世界中の1000万人以上のデザイナー達がPantoneの色番号を利用していて、デザインを意識したシンボルにまでなっています。
世の中には様々なプロダクトがありますが、それを色でシリーズ化することで生まれる美しさをパントーンは特徴としています。
このマグカップはロンドンのデザインユニットW2とパントンとがコラボレーションしたもので、豊富なカラー展開はもちろんのこと、カップの下の方にデザインされたパントンの登録商標とカラー認識番号がとても洗練されていておしゃれです。
1個よりも多数揃えることでインテリアとして部屋の素敵なアクセントになります。
リサ・ラーソン / ハリエット
リサ・ラーソン(LISA LARSON)はスウェーデンのデザイナーです。 美術学校で陶芸やデザインを学び、1962年に個展を開催し北欧の人気陶芸家となり2015年には55周年を迎えました。
リサ・ラーソンの素朴で温かみのあるデザインはアパレルから生活雑貨、おもちゃまで多岐に展開しています。
代表作である猫の「マイキー」は決して可愛くはない顔ですが、つり目で、直線にのびた鼻と自己主張が強そうなヒゲ、囚人服のようなストライプの服は見た人に強烈なインパクトを与えます。
代表作は「マイキー」だけではありません。ハリネズミのハリエットもリサ・ラーソンの人気キャラクターです。デミタスマグと大きなマグと一緒に揃えるのがお洒落です。
デミタスマグ(小)サイズは直径58mm, 高さ65mmです。容量は120mlなので昼食後のエスプレッソを飲むのに最適です。
そして大きなマグは朝食にたっぷり泡だてたラテを注いだカプチーノがおすすめです。
ル・クルーゼ
ル・クルーゼは1925年に鋳物のスペシャリストであるアルマン・ドゥザゲールと、熟練のホーロー細工職人であるオクタヴ・オーベックがフランスで創業した鋳物メーカーです。
「ル・クルーゼ」とは、フランス語で高熱でどろどろに溶かした鋳鉄を溶かす時に使う坩堝(るつぼ)を意味します。
創業年にすでに、現在ベストセラーとなっている「ココット・ロンド」のプロトモデルの製造を開始していました。
職人の手作業によって仕上げられた金属に、高炉で鉄が煌々と燃えさかる鮮やかなオレンジ色をイメージしたコーティングがル・クルーゼの最大の特徴です。
当時、鍋といえばグレーが主流でしたが、このオレンジ色でコーティングした鍋の登場はとてもセンセーショナルでした。
今回紹介するマグカップは耐熱となっているため、オーブンの使用もOKというのが嬉しい点です。そればかりでなく、冷凍庫での使用も可能なのでカップを利用してアイスを作って冷凍庫で冷やすという使い方もおすすめです。
なお、このマグカップには保温、保冷に効果的なフタもついています。
グッチ Urtica Ferox ハンド&リング マグカップ
グッチの革製品はとても高級なのでなかなか簡単に買うことができませんが、マグカップなら手頃な価格なので購入しやすいアイテムです。
しかもそのデザインたるや流石ハイブランドのイタリアンデザインだけあって超個性的でかっこいいです。
しかもこのマグカップ、イタリアの老舗リチャード・ジノリ製だから品質はもう最高級で間違いありません。
蓋のトップには意表を突くようにリングを持った手がデザインされてますが、これはグッチのコレクションでよく見かけるモチーフで、グッチらしさが洗練された形で表現されています。
食洗機でも対応できるみたいですが、蓋の部分などは特に繊細な作りになっているので、手洗いされるのをおすすめします。
サイズは幅82mm,高さ182mm(蓋のリングの部分まで)容量は400mlです。
ティファニー(Tiffany & Co.) 5TH アベニュー ニューヨーク マグカップ
ティファニーは1837年にチャールズ・ルイス・ティファニーがニュー・ヨークにて創設したアメリカを代表するプレミア・ジュエラーであり、世界五大ジュエラーのひとつでもあります。
1853年には、いわゆるティファニーブルーと呼ばれるティファニーを象徴するカラーが誕生しましたが、これは元々はヴィクトリア王朝のイギリスでは、重要な台帳の表紙にこまどりの卵の青が使われていて、大切なものを表す色とされていました。
今回紹介するティファニーのマグカップはニューヨーク5番街にあるティファニー本店や、ニューヨークのシンボルである自由の女神他ニューヨークの名所がポップに描かれとてもお洒落で可愛いです。
こんなカップでティータイムをとれば、またひと頑張りしよう!という気分になります。
お気に入りのおしゃれなマグカップでほっと一息。実に充実した贅沢な時間です。
お洒落で素敵なデザインのマグカップは見ているだけで心が落ち着きます。そんなインテリアとしても癒しとしての効果もあるマグカップは多少高くても本当に気に入った物を選ぶのがおすすめです。