ベルルッティのおすすめアイテム8.NINO GMドキュメントホルダー
数年前からクラッチバッグ注目されていますが、タイミングよく2017年春夏コレクションで「ニノ」Ninoクラッチが登場すると、瞬く間にベルルッティにおいてもマストアクセサリーとなりました。
スリムで軽量、そして実務的。タブレットやスケジュール帳、リーディンググラス、筆記具入れに実力を発揮してくれます。
小脇に抱える。Cクラスの助手席に置く。ちょうどイイサイズです。
ベルルッティのおすすめアイテム9.TOUJOURS トートバッグ
2005年に発表したベルルッティの「ドゥ ジュール」と「トロワ ニュイ」というバッグはマイナーチェンジを加えながら、新し魅力を提供しています。
「トゥジュール」はトートバッグ仕様で日常使い、とても実用的なモデルです。 ハンドルが長めにセットインされているので、肩に掛けることもできます。こちらもパティーヌ可能、初回は無料だそうです。
ベルルッティのおすすめアイテム10.ベネチアンカーフベルト
男の装いで手を抜いてはいけないのがベルトです。けっこう見られています。
32㎜の使い勝手のいいサイズ感、ベネチアンレザーを使い、タトゥーのように全身にカリグラフィーを施したベルルッティのベルトが魅力的です。
使い込むことで艶が生まれ、個性を帯びてきます。
番外編:タトゥーという技法
ベルルッティならではの技法にカリグラフィーやパティーヌがありますが、タトゥーに注目してみました。
皮膚を傷つけて墨を入れるのと同じ手法を用い、靴やバッグに墨を入れ、よりオリジナルティの高いものにしていこうとするものです。
タトゥーと言えばアウトローなイメージが先行しますが、とてもプリミティブな装飾方法であり部族や種を認識するためのアイデンティティでもありました。それは洋の東西をと問わず伝わってきたものです。
試行錯誤の上、オルガは2003年にこの技法の確立に至ります。専門のタトゥーアーティスト、ベルルッティの象徴であるヴェネチアレザーに直接墨を入れてつくりあげます。
その行為はカスタマイズという領域ではなく、メッセージに近いものかも知れません。過激で、怪しくそして美しい。
この技法は、ブルックリンを拠点に活動するタトゥーアーティストのスコット・キャンベルとのコラボレーションという核融合により再注目されています。
ベルルッティは所有するだけのものではなく、個人の生き方を注入することで命が宿り、息づいていくブランドなのかも知れません。そして果てない欲望に対して、可能な限りの満足を提供しようとする愚直なブランドのようです。
いちいち、可愛い。
ここで紹介させていただいたベルルッティの商品は、すべてにおいてケッコウなお値段です。購入するとなれば、やや躊躇される方も多いのでは。
そのリハーサルではありませんが、こうしたメンテナンス用品なら手が届きます。そしてなんだか愛らしい。
このブラシでお手持ちの靴を磨きながら、次はベルルッティ・・。夢想するのも楽しい時間です。