アメリカのマサチューセッツ州最大の都市「ボストン」は、ボストン茶会事件などの有名な歴史的な出来事や事件が数多く発生した街で、街の中にも多くの史跡が残され観光スポットとなっています。また日本でも松坂大輔がボストンレッドソックスに入団したことから馴染みの深い街となっています。
今回は、そんなボストンからおすすめの観光名所や穴場スポットをご紹介します。
ボストン 人気観光スポット1.フェンウェイパーク球場
ボストンの人気観光スポット、最初にご紹介するのは「フェンウェイパーク球場」です。
「フェンウェイパーク球場」は、日本でもおなじみのメジャーリーグ球団「ボストン・レッドソックス」の本拠地球場です。「フェンウェイパーク球場」が建設されたのは1912年で、メジャーリーグの中で最も古い球場です。
「フェンウェイパーク球場」は、ボストン中心部の限られた土地に建てられたということもあり、あまり広くなく特にレフトスタンドの狭いため、簡単にホームランが出ないようにと「グリーンモンスター」と呼ばれる緑に塗られた11mの壁が造られています。
「フェンウェイパーク球場」では、試合がない日も毎日、見学ツアーが開催されています。予約をすると日本語に対応してくれるツアーもあり、ボストン・レッドソックスの歴史や「フェンウェイパーク球場」の見どころをガイドの人が説明してくれます。
ボストン 人気観光スポット2. フリーダム トレイル
ボストンの人気観光スポット、次にご紹介するのは、「フリーダムトレイル」です。
「フリーダムトレイル」は、ボストンのダウンタウンを中心に独立戦争にまつわる史跡のボストン・コモンやマサチューセッツ州会議事堂、パークストリート教会、グラナリー墓地、キングス・チャペルなど16ヶ所つないだ赤いラインに沿ったトレイルです。
このトレイルは、1958年に地元のジャーナリストのウィリアム・スコフィールドよって考案された、アメリカ合衆国の歴史に関わるボストンの主な観光スポット16ヶ所を巡ることができる人気の散策コースです。
全長は約4Kmで、出発地点はボストンコモン、旧州会議事堂やオールドノース教会などを通り、 終点はチャールズタウンのバンカーヒル記念塔です。
ファニエル・ホールの1階には観光案内所があり、ツアーの実施や地図の無料配布などが行われています。
ボストン 人気観光スポット3.ボストン茶会事件船と博物館
「ボストン茶会事件船と博物館」は、1773年の「ボストン茶会事件」で襲われたイギリスの貨物輸送船ビーバー号を再現した博物館で、独立戦争の発端となったアメリカの歴史で最も重要な歴史的事件の 1 つ「ボストン茶会事件」について学ぶことができる施設です。
「ボストン茶会事件船と博物館」では、当時の事件を体験できるツアーが定期的に開催されていて、紅茶箱を投げ捨てた背景を学んで、自分の手で紅茶箱を海に投げることができます。
ツアーは、オールドサウスミーティングハウスでの集会とビーバー2世号の上で紅茶箱を捨てることが体験でき、ガイドに従って3本マストの帆船のデッキや操舵室なども見学できます。
ボストン 人気観光スポット4.ファニエル ホール マーケットプレイス
「ファニエル ホール マーケットプレイス」は、ボストンの中心部にあるショッピングエリアです。
ジョン・F・ケネディがスピーチを行ったことでも知られている「ファニエル ホール 」や、クインシー・マーケット、ノースマーケット、サウスマーケットと合わせて「ファニエル ホール マーケットプレイス」と呼ばれています。
1742年のボストンの豪商ピーター・ファニュエルが寄贈した「ファニエル ホール 」は、独立運動が盛んな時代ジョン・ハンコックやサミュエル・アダムスなどが集会を開いていた場所としても有名です。
また「クインシー・マーケット」には、名物のクラムチャウダーやロブスターロールなどのさまざまグルメが揃い、たくさんの観光客でにぎわいます。
ボストン 人気観光スポット5.ボストン公共図書館
ダートマス通りに面した「ボストン公共図書館」は、アメリカ最大規模の図書館で、500万冊以上の蔵書が収められています。
1848年に創設されたアメリカで最も古い図書館である「ボストン公共図書館」は、メトロポリタン美術館も設計したマッキム・ミード&ホワイトが設計したイタリア・ルネッサンス様式の建築の旧館と1972年に建てられた近代的な新館とがつながっています。
歴史的な建物の旧館は、見どころがいっぱいあるので、水曜日を除いて1日1回ボランティアによる館内ツアーが行われています。ボランティアの説明は英語ですが、建物の歴史や建物に描かれている壁画やモザイクアートについてなど説明してくれます。