チェコ プラハ 人気観光スポット7. ヴァーツラフ広場
「ヴァーツラフ広場」は、新市街のプラハ国立博物館の前、北に向かって広がる長さ700m、幅60の14世紀中世チェコ時代に作られた広場です。
かつては馬市場として使われていた場所で、1848年に聖ヴァーツラフにちなんで「ヴァーツラフ広場」と名付けられました。
「ヴァーツラフ広場」の南端には、十字架を胸につけ槍を掲げた「聖ヴァーツラフの騎馬像」が立っていて、この像の前は待ち合わせ場所として利用されています。
「聖ヴァーツラフの騎馬像」は19世紀末に作られはじめ1913年に完成した、ボヘミアの最も古い守護聖人であるヴァーツラフ1世の像で、チェコの防衛と抵抗のシンボルとされています。
また「ヴァーツラフ広場」は、1969年1月に、大学生のヤン・パラフとヤン・ザイーツがロシア介入に抗議をし焼身自殺を遂げた場所でもあり、2人が倒れた場所にはヤン・パラフとヤン・ザイーツを弔うプレートが埋められています。
チェコ プラハ 人気観光スポット8. 聖ミクラーシュ教会
「聖ミクラーシュ教会」は、プラハ旧市街の「マラー・ストラナ広場」に面して建つ、バロック建築の教会です。
もともと「聖ミクラーシュ教会」は13世紀にゴシック様式の教会として建てられましたが、17世紀に改修され現在のバロック様式の建物となりました。
ヨーロッパで最も美しいバロック建築の一つに数えられている「聖ミクラーシュ教会」には、高さ49m、直径20mのクーポラ(丸天井)と鐘楼があり、教会の内部は白と桃色の大理石に金色の装飾を施した装飾と色鮮やかなフレスコ画が描かれ見どころとなっています。
「聖ミクラーシュ教会」は、モーツァルトがプラハに滞在していた際に、この教会でオルガンで演奏をしたことがあり、現在も教会ではクラシックコンサートなどが開かれています。
チェコ プラハ 人気観光スポット9. ストラホフ修道院
「ストラホフ修道院」は、プラハ城から歩いて10分程、フラドチャニ区にペトジーン丘いある1142年に創立されたボヘミア最古のプレモンストラート派の修道です。
プレモンストラート派は知識や学問を大切にしたことから、本を執筆し印刷したり、本を集めたりしたため、修道院に中にあるものとして「ストラホフ修道院」は、チェコで最も大きい図書館になっています。
修道院の中には、1679年に建てられ4万冊が収蔵される「神学ホール」と、1797年に建てられ6万冊が納められている「哲学ホール」と2つの図書館があります。
この図書館は、その雰囲気から撮影場所としても人気で、「007カジノロワイヤル」や「オーメン」など、たくさんの映画の撮影に使われています。
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チェコ プラハ 人気観光スポット10.カレル橋
チェコ プラハの人気観光スポット、最後にご紹介するのは「カレル橋」です。
「カレル橋」は、プラハを流れるヴァルタ川に架けられた旧市街地とプラハ城とを結ぶ橋です。完成したのは1402年で、1841年までは旧市街から架かる唯一の橋として非常に重要な橋でした。
「カレル橋」はプラハ最古の石造りの橋で、建設当時そのままの16連のアーチが優美な姿を残しています。
長さ約516m、幅約10mの橋の欄干には15体ずつ、計30体の聖人像が並んでいて、そのなかの1体には日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルの像も含まれています。
「聖ヤン・ネポムツキー像」は、その台座のネポムツキーのレリーフに触れると幸運が訪れるといわれています。
歴史ある教会の尖塔が立ち並ぶ「百塔の街」プラハ
今回は、中世の雰囲気そのままの街並に、赤い屋根の建物やたくさんの尖塔が建ち「百塔の街」ともよばれるチェコの首都プラハから、人気の観光スポットやおすすめスポットをご紹介しました。
プラハは、街の大部分が「プラハ歴史地区」として世界遺産に登録されています。今回ご紹介したスポットの他にもたくさんの見どころがあるので、ぜひ実際に行って楽しんできてください。