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大人のハノイ! 一度は行きたい人気観光スポットやおすすめの名所、穴場10選!

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有名な世界遺産がたくさんあり人気の観光地ベトナム。その首都である「ハノイ」は、交通アクセスも良く、魅力的なグルメスポットや観光スポットがいっぱいで日本からも多くの観光客が訪れています。今回は、そんなハノイでおすすめの観光名所や穴場スポットをご紹介します。

ハノイ 人気観光スポット1. タンロン水上人形劇場

ハノイ旧市街の南部にあるホアンキエム湖のほとりにある「タンロン水上人形劇場」は、ベトナムハノイ観光では絶対に外せない定番の観光スポットです。

「タンロン水上人形劇場」は、1956年にベトナムの英雄ホーチミン主席が子供達のために建てた劇場で、ホアンキエム湖からもひときわ目立つ緑色の建物は、何度も修繕改築がなされ、今も大切に使われています。

水中に隠された仕掛けを背後から操り、繰り広げられる人形劇はベトナムの伝統芸能で、約1時間の公演では3~5分の舞台が9~11話、ベトナム伝統楽器の軽やかな音色に合わせ農村の生活や教訓が演じられます。

日本語の解説はありませんが、人形のコミカルな動きは見るだけで十分に楽しめます。

ハノイ 人気観光スポット2.ホアロー収容所跡

「ホアロー収容所」は、植民地時代の1896年にフランスによって造られた監獄で、フランス敗戦後も、ベトナム人民軍が捕虜収容所としてアメリカ兵士を収監していた施設です。現在はその一部が戦争博物館として公開されています。

「ホアロー収容所」の中には、拷問の道具や囚人服、当時の様子を描いたレリーフなどが展示され、独房や集団房も当時のままの姿で残され見ることができます。

集団房には、当時の写真や資料が展示され、また足には鉄の足かせを、首にも固定板をはめられ自由を奪われた大勢の人たちのリアルな人形が置かれ、当時の悲惨さを感じることができます。

ハノイ 人気観光スポット3.ベトナム民族学博物館

ベトナムには54の民族が暮らしており、その中の約9割を占めるのがキン族(ベト族)で残りの53民族は少数民族と呼ばれています。「ベトナム民族学博物館」は、ベトナムに住む54の民族について学ぶことが出来る博物館です。

「ベトナム民族学博物館」は、約3.3haもの広さを誇る博物館で約15,0000点にも及ぶ生活用品や衣装、住居などが展示され、少数民族の儀式などが模型や図解、ビデオなどで紹介されています。

館内は、使われている言語の系統ごとに各民族が分類されて紹介されています。屋外にもベトナム各地の民族の伝統家屋が移築され実際に中に入ることもできます。また。毎週末には水上人形の上演も行われています。

敷地内には、少数民族の手工芸品のお店「クラフト・リンク」があり、テーブルウェアやアクセサリーなどお土産にもぴったりの商品を購入することができます。

ハノイ 人気観光スポット4.ロンビエン橋

「ロンビエン橋」は、1902年にフランスが建設したホン川に架かる1700メートルの鉄橋で、橋には鉄道線路と歩道が作られています。第二次世界大戦以前は、当時の総督の名前から「ドメール橋」と呼ばれていました。

ベトナム戦争中は、補給路を遮断する目的でアメリカ軍から何度も空爆を受け破壊され、その度に修復され、今も地元の人々の大切な交通ルートとなっています。

「ロンビエン橋」は、鉄のしっかりとしたトラス構造の橋で、元々のデザインはエッフェル塔を横にしたような優雅な曲線も持っています。中央付近の山形の部分は破壊されたままになっていて、戦争の激しい傷跡を残しています。

老朽がが激しく、橋の北側の入り口には歩行者進入禁止の標識があるので、無理に渡らず遠くからその姿を楽しむのがおすすめです。

ハノイ 人気観光スポット5.セントジョセフ教会

「セント ジョセフ教会(ハノイ大教会)」は、ハノイ市民の憩いの場として人気のホアンキエム湖から歩いて約5分の場所にある19 世紀に建てられたネオゴシック様式のローマ カトリック教会です。

パリのノートルダム大聖堂を手本に建てられたという「セント ジョセフ教会(ハノイ大教会)」の外壁は、白と黒の石材を使用して建てられていますが、湿度の高いハノイの気候のため、カビとホコリでそのほとんどが黒ずみ、厳粛で重厚なの印象を受けます。

正面の広場中央には、イエスを抱いた聖母マリア像があり、教会の内部は、建設当時イタリアのベネチアから輸入されたという美しいステンドグラスで飾られています。

「セント ジョセフ教会(ハノイ大教会)」がある旧市街は、カフェや雑貨店などお洒落なお店が多く、合わせてグルメやショッピングも楽しめます。

ハノイ 人気観光スポット6.鎮国寺

西湖の小島に建てられた「鎮国寺」は、李南帝(544~548年)時代に建立されたベトナム最古の仏教寺院です。当時は、ホン河のほとりにあり名前も開国寺でしたが、17世紀に今の場所に移され、名前も「鎮国寺」と改称されました。

境内には、仏塔や歴代の住職の墓塔がいくつも建てられています。本堂の裏手側にある「祖師堂」には、カラフルなベトナム道教の聖母道の神々が祀られています。

「本堂」には釈迦や菩薩の他にも、三国志の関羽や、西遊記の三蔵法師、元の襲撃を防いだ英雄チャンフンダオの像など、さまざまな神様や聖人が祀られ、たくさん人が参拝に訪れています。

18:30には境内には入れなくなりますが、夜にはライトアップされるので、西湖の畔からその美しい夜景を楽しむのもおすすめです。