ヘルノのおすすめアイテム7.PI077UL LAMINAR Belted coat (ラミナー ベルテッドコート)
こちらは2番目に紹介したジャケットをシングル(ベルテッド)コートに展開したモデルと言ってもいいでしょう。
機能的な「LAMINAR」シリーズに属するもので、デザインディレクターにドイツのファッションブランド「ACRONYM」で活躍する「Errolson Hugh / エロルソン・フュー」を起用しています。
メインファブリックには完全防水の高機能素材「GORE-TEX」を使用し、さらにゴアテックスを2層構造にすることで風を通さず体温を守り、汗などの湿気は外側に放出するという、ドライで快適な着心地を実現しています。
中綿にはダウン80%とフェザー20%を配合した軽量で保温性の高いダウンを採用しているので、ベルトを締めることで想像以上の暖かさを提供してくれるコートです。
着丈が短いのでドライビングジャケット代わりに使ってはいかがでしょうか。薄手のカシミアなどの上に軽く羽織っても、ドライビングの邪魔にはならないでしょう。
ヘルノのおすすめアイテム8.7 Denier セッテデニール Nylon Down ナイロンダウン
2015年秋冬シーズンにデビューした、ヘルノらしからぬスポーツテイストモデル。しかし新たなアイコニックモデルとして人気の高い「7Denier」コレクションです。
ダウンウェアですが、想像以上の軽さに驚きます。メインファブリックは7デニール(糸の細さの単位)という極細ナイロン糸を使用することで、自重が約半分になりました。
ヘルノの7デニールダウンジャケットは軽いだけでなく、光沢のあるナイロン生地は発色の美しさも魅力です。中綿には「Primaloft Gold Insulation Down Blend」という高機能素材を使用。これはダウンとフェザーにポリエステルを配合した画期的な超微細マイクロファイバー素材で、ダウンの様な保温性、柔軟性に加え撥水性も兼ね備えたハイテク羽毛です。
毛皮や羽毛の使用が、自然保護の観点から憂慮されるなか画期的な素材として注目されています。
フィッティングは極めて細身で、さらにインジェクション製法と呼ばれるダウンパックを使用しない製法を採用しているため、ダウン特有の着膨れ感が抑えられています。
ヘルノの7デニールダウンジャケットは、都会仕様のダウンジャケット、ヘルノの本領発揮と言った作り込みになっています。
軽やかなヘルノも、いい。
ダウンを中心に注目されているヘルノ、どうしてもアウター、重衣料ということからダークな色調を目にする機会が多いようです。
画像は2019年春夏コレクションからピックしました。軽やかなヘルノもイイですね。軽いデニムや白パンとスニーカー、ボーダーのカットソーも似合いそうです。
秋冬シーズンだけでなく、太陽の季節にもヘルノは似合います。