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キリンビール横浜工場でビール作り体験&工場見学!

関東

ビール作り体験教室午前中の実習

オリエンテーションと講義が終わったら、ビール作り体験の作業場に移ります。作業場では先生達が手をふって笑顔で迎えてくれますよ!

ビール作りは温度やお湯の量、かき混ぜ方によって味に大きく影響を及ぼします。皆さんが飲まれているビールは機械が綿密にその工程をやってくれるので、味に狂いはありませんが完全手作りビールとなるとそうもいかないので、1グループにつき1人の先生が付いて教えてくれます。

いよいよビール作り体験教室午前中の実習が始りました!まずは分量のお湯を正確に計って釜へと移します。

次にビールの原料の1つである『麦芽』を入れていきます。こんなに沢山入れるんですよ、凄いですね!

けっこう麦芽の粉が舞うので、丁寧に優しく投入しなければなりません。

麦芽を投入したら、手を休める事なくグルグルとゆっくりかき混ぜていきます。この時点では、かなり手ごたえが重いので交代しながら頑張って混ぜます。

ビール作りの作業工程の中でプラスマイナス1度の温度の違いや、かき混ぜる時間の数秒の違いで、出来上がったビールの味にも差が出て来ます。

ちなみに、ずっと同じ温度のまま混ぜ続けるというわけではなく、最初はこの温度で20分、次は別の温度で60分...といった作業を何度か繰り返していくのです。

タイマー3台と温度計を用いて時間と温度を正確に計りながら、釜底が焦げ付かないようにひたすら混ぜ続けます。釜をかき混ぜる役と、タイマーと温度の管理、IHコンロの火加減調節と、気を抜く事が出来ません。

かき混ぜているうちに、だんだんと手元が軽くなり楽になって来ました。麦芽が煮える独特な香りも教室中に漂います。

さあ、大変だったマゼマゼ作業も一段落しました。今度は釜の中の麦汁を、ろ過機へと移していきます。熱いので、こぼさないように気をつけて!

麦汁を移し終えたら、ろ過作業が始まります。最初にろ過されたものは、いわゆる一番搾り麦汁と呼ばれるものですね。

この麦汁を試飲します。ほのかに甘みが感じられる生暖かい飲み物とでも言いますか、この時点では全くビール感は感じられません。

他のグループの麦汁も試飲して、味などの違いを比べます。今回のビール作り体験教室では、作るビールの種類が『IPA』と『エール』の2種類となりましたが、同じものでもグループによって、味や色にも微妙な違いが出て来ました。

さて、ろ過が終わったら『ホップ』を投入します。原型はこんな感じですが、実際は粒状に加工されたものを入れます。

粒状のホップは緑色でウサギの餌みたいな感じですが、天然アロマの爽やかなとてもいい香りがします。ホップも生産国や種類によって様々な香りがあり、ふんだんに使う事によって香り高いビールが出来るんですね!

ホップの投入が終わると、ビール作り体験教室午前中の実習は終わりです。