京都すき焼きの名店おすすめ5.すきやき いろは 北店
京都五花街のひとつ「先斗町」に店を構える「すきやき いろは 北店」はその風情ある店造りが自慢のすき焼き店です。
京阪河原町駅か阪急祇園四条駅から徒歩3分くらい、四条通から先斗町を上がって80mくらいの場所にあります。花街らしく老舗のお茶屋を改装した店内は、京の雰囲気たっぷりで、落ちついた食事が楽しめます。
自慢の京都肉に「ごあん(粒砂糖)」が用意されます。最初は仲居さんが焼いてくれます。関西風の手順通り、ザラメを敷いた上に肉を乗せて焼き、割下を軽くかけます。割下がジュっと煮えたら食べごろです。まずは肉の旨みを味わいましょう。
その後は野菜や焼き豆腐を、肉と一緒に焼いていただきます。肉の味が野菜にしみておいしくなるのも、すき焼きの楽しみのひとつです。
メニューは「すきやき」6,000円(税抜)で突き出し、ごはん、漬物、フルーツが付きます。現金で支払うと消費税相当分がサービスになります。
「すきやき いろは 北店」は、先斗町の京都花街らしい雰囲気を楽しむなら一押しのすき焼き店です。
すきやき いろは 北店
京都府京都市中京区先斗町四条上ル鍋屋町215
京都すき焼きの名店おすすめ6.かのこ
「かのこ」は京阪祇園四条駅から徒歩約5分、阪急河原町駅からは3分ほどの四条木屋町を少し下がった(南に行くこと)場所の鴨川沿いにあります。純関西風のすき焼きがいただける穴場の名店です。
最初にザラメで肉を焼いて、醤油だけで味付けをします。シンプルな肉の旨みを十分に味わえる調理法です。もちろん仲居さんがやってくれます。
その後はネギや糸こんにゃくなどすき焼き定番の具材を入れて焼きます。一通り終わった後に、ご飯と漬物が出てきて仕上げです。
「すき焼き(ロース)」は4,500円(税込)の一種類。この値段で仲居さんがすべて仕切ってくれるのですから、コスパは最高レベルといえるでしょう。
京都で純関西風のすき焼きを食べるならここ、「かのこ」がおすすめです。
かのこ
京都府京都市下京区西石垣通四条下ル斉藤町140-29
京都すき焼きの名店おすすめ7.京都祇園みかく
「京都祇園みかく」は、昭和4年(1929年創業)の老舗和牛料理店です。京阪の祇園四条駅徒歩5分、祇園白川端で但馬雌牛の最上級部位である「太牢」だけを扱っています。
その肉の品質には定評があり、ステーキなども人気です。2階にはステーキ用のカウンター、4階にはすき焼き用のテーブル座敷があります。
「すき焼きコース」はオードブル盛り合わせに季節のスープ、お吸い物、デザートがサーロイン(ロース)のすき焼きにセットになったもので、牛肉「100g」が12,000円(税・サービス別)、「150g」が17,000円(税・サービス別)です。
京都祇園みかくのすき焼きはもちろん関西風、お店の方が最高の肉を最高の状態に焼いてくれます。肉の品質と祇園という場所を考えれば、かなりのコスパだといえるでしょう。
祇園みかく (ぎおんみかく)
京都府京都市東山区大和大路通四条上ル車道
京都すき焼きの名店おすすめ8.京都牛懐石 稲吉
京都すき焼きの名店おすすめの最後は、「京都牛懐石 稲吉(いなよし)」です。すき焼きの専門店ではなく、「牛肉をおいしく食べさせること」を売りにしています。
場所は阪急河原町駅から徒歩約4分、京阪三条駅からも4~5分の先斗町通り。鴨川に面しているので、夏期には川床も楽しめます。
肉自慢の店なので、ステーキも人気です。「京都牛懐石 INAYOSHIコース」として8,000円(税抜)から用意されています。
すき焼きは「すきやき懐石コース」10,000円(税抜)から、5品の先付、スープ、旬の前菜、口直し、ご飯もの、デザート、ドリンクがセットになる贅沢なメニュー。もちろん仲居さんが目の前で調理してくれます。
京都牛懐石 稲吉は、先斗町でおいしい牛肉を味わえるおすすめの店です。
京都の名店ですき焼きを味わおう
いかがでしたか?京都のすき焼きの名店を厳選して8軒紹介しました。
すき焼きの作り方も店によってすこしずつ異なりますが、共通しているのはどの店も牛肉をおいしく食べさせる工夫をしていることです。ぜひ京都の名店を訪ねて、各店自慢のすき焼きを味わいましょう。