冬のミリタリーアウター N-3Bの登場です。
N-3Bとは極寒地(マイナス10℃からマイナス30℃の)で作業で着用すること目的に開発されたアメリカ空軍のナイロン製フライトジャケットのことです。
着丈が長く取られているので、腰やヒップまで暖かく着ることが出来ます。
有名なフライトジャケットのMA-1の対応温度が10℃からマイナス10℃までなので、N-3Bの高い保温性が理解できると思います。
また袖口のリブ、大きなフラップポケット、そしてフードを囲むように取り付けられたファーなど、極寒地での生活を守ってくれるスペックが男心を刺激してくれます。
【HOUSTON】N-3B
軍用スペックを忠実に守った防寒コートです。ファーはラクーンファーを使い無骨なモデルに華やかさを加えています。
セーターなどニットの上でも、またジャケットやスーツの上にもしっくり収まります。ミリタリーだということを意識せずに幅広く冬のコーデが楽しめます。
■詳細情報
BEAMS PLUS / N-3B タイプ ダウンジャケット
1950年代のヘビーゾーンジャケット「N-3B」をベースに、アップデートをほどこしたダウンジャケットです。極寒地での機能性をさらに高めた一着です。
インナーにはプリマロフト(R)(中わた:ダウン56% フェザー4% ポリエステル40% )を採用。脇下には、隠しベンチレーション機能を付けるなど冬場でも汗ばむシーンを快適に過ごす工夫が備わっています。
これだけの装備なら、中は薄手のニットでも過ごせるほどです。冬の外出も億劫ではなくなります。
■詳細情報
最後に再認識。トレンチコートはミリタリーコート
100年コート Aged>ロングトレンチコート
トレンチコートについて以下の記述を参考にしてください。
トレンチコートの起源は第一次世界大戦のイギリス軍で、寒冷な欧州での戦いに対応する防水型の軍用コートが求められたことから開発されたものである。もっとも、その原型は既に1900年頃には考案されており、第一次大戦での普及が、一般への広がりの契機となったとも見られる。
「トレンチ(塹壕)」の称は、このコートが第一次大戦で多く生じた泥濘地での塹壕戦で耐候性を発揮したことによる。平時のファッションとして用いられるようになってからも、軍服としての名残を多く残す。
引用元:トレンチコート – Wikipedia
こうした記述が示すようにトレンチコートはミリタリーが出自なのです。肩のエポーレット、ベルトについたD管はもともと手りゅう弾をひっかた名残りなのだそうです。
<Spring Coat>ナイロンワッシャーダブルトレンチコート
そうした背景を持ったコートですからハードで男らしい場面に似合う理由が分かります。ある程度の年齢になったら、たっぷりと布地を使った、ラグラン仕様のトレンチが必要になります。
そのリハーサルとして、ナイロンワッシャーのコートから始めるのもいいでしょう。MA-1から始まり、トレンチコートまで。ひとつずつ増やしていきましょう。