おすすめのショールカラーカーディガンブランド④ セッテフィーリ カシミア
2009年イタリアのフェラーラ地方で、ミケーレ・パリエーロが従業員たった7人という小さな工房からスタートしたファッションブランド セッテフィーリ。
素材は上質なカシミアが中心。最高級のイタリアンニットが、20年もの間携わってきた熟練の職人たちの手によって生み出されています。クオリティーの高いデザインは大手メーカーにも真似できないほど。
ブランド名は「7本の糸」という意味。7は特別な数字で、聖なる数字、太陽の光を表す数字など、カシミアの糸が製品になるまでの工程がブランド名の由来です。
カシミアのやわらかな風合いが魅力の、ショールカラーメンズカーディガンです。ショールカラーがあれば、マフラーやショールをONする手間も確実に省けますね。
ポケットは小さめの真四角タイプ。ボタンまでもリッチテイストで、ひとつひとつがアクセサリーの様に思えてきます。
おすすめコーデ(デニムパンツ)はこちら!
ブランドはイタリアのガス。穿き心地の良いコンフォートデニムパンツです。
格式高いカーディガンの、清らかな「白」に相反するブラックで大人の着こなしに。
おすすめコーデ(ベスト)はこちら!
ヘルノ
イタリアのラグジュアリーアウターウエアブランド。1948年マジョーレ湖のあるレーザ街で誕生しました。メンズのレインコートからスタートしたヘルノは、その後上質なカシミアコート、さらにウィメンズのドレスなど、多彩なコレクションへと展開していきました。
ブランドはヘルノ。着ぶくれのない薄手ダウンメンズベストです。カーディガンの中に着て、フロントだけベストを披露してみましょう。すると寒い日でもカーディガンをアウターとして着こなせますよ。
着こなしのポイントはこちら!
カーディガンがホワイト、中に着るベストやデニムパンツがブラックで大人色コーデにまとめた場合に限りますが、インナーの薄手のタートルネックは「赤」などの派手色がおすすめ。差し色がより際立ち洒落感UPです。
おすすめのショールカラーカーディガンブランド⑤ MOTOHIRO AOKI
MOTOHIRO AOKIはデザインからパターン、制作のすべてを手作業でおこなっています。今回紹介するのは寄木細工のようなデザインのMA-1ジャケット。
カーディガン感覚で着こなすことができます。もちろんジャケットの襟はショールカラー。受注商品のため20日ほど日数がかかります。
■公式
こちらはショールカラーのメンズMA-1ジャケット。アウターだけでなく、カーディガン感覚で軽く着こなせます。
日本の染め文化・藍染め。藍色のソフトな濃淡が、深い味わいとなって表現されています。
MA-1というハードなアイテムに落とし込んでいますが、ブラックではなくジャパンブルーのやわらかな色味でソフトタッチに着こなすことができます。
中に着るシャツもやはり同色のインディゴブルーでリンクするのがおすすめ。MA-1の寄木細工模様を際立たせるため、余計な色味はなるべく抑えましょう。
おすすめのショールカラーカーディガンブランド⑥ チルコロ 1901
ジャージ素材を使用した、革新的イタリアのコレクション・チルコロ1901。
2009年イージージャケットを発表し、チルコロ1901の代表的アイテムといえるまでになりました。
テーラーメイドのスタイルに、プリントやダイイングテクニック。色々な表情を見せてくれるジャケットは、最も厳しいと言われるイタリアの消費者達から高い評価を得ています。
■公式
チルコロの高品質なショールカラーメンズカーディガンです。幾何学模様を思わせるきちんとした配列。着心地だけでなく見た目も一段上に。快適かつ端正な佇まいを約束してくれます。
お色はネイビー。ショールカラーだけでも真面目な印象なのに、ネイビーという聡明感あるお色で大人な着こなしを追求できます。
着こなしのポイントはこちら!
無地なのに総柄でとても華やかな装いになります。ボトムスを淡いベージュでインパクトを抑え、首元にはチラリと赤を配色させると、ぐっと垢抜けた印象に。
おすすめのショールカラーカーディガンブランド⑦ ベーカーブラウン
丈感長めでなんともやわらかな風合いが伝わってきます。ゆったりシルエットのショールカラーカーディガンをご紹介します。
裾だけでなくスリーブもロング。手先をやわらかい印象に導いてくれるでしょう。脱力感&リラックス感高めですが、縦に施された網目模様がスタイリッシュにキメてくれます。
着こなしのポイントはこちら!
カーディガンに合わせて、メンズコーデは潔く全身ブラックにまとめて。
シューズまでも黒にして、無骨なイメージを確立させましょう。だが、カーディガンのゆるさがあるから「シャープな男らしさ」はほどよくダウンします。
バッグは濃いめのブラウンがおすすめ。品のあるブラックコーデに相性抜群なんです。
おすすめのショールカラーカーディガンブランド⑧ ハリソン
ハリソン83のショールカラーメンズカーディガンです。オフだけでなくオンの日にもぴったり。
首元を豪華に演出してくれるカーディガンは、若者に出せない貫禄を打ち出してくれるでしょう。
カラーとフロントラインが、ボディーと異なる色味なのでお洒落に着こなせます。ネクタイはグラマラスなペイズリー調がおすすめ。
同じブランドでベストを紹介!
同ブランドのショールカラーメンズベストです。お色はコーデがしやすい淡いベージュ。他のアイテムをより引き立てるシンプルな色味です。
だが、施されたポケットがやや大きめで、ちょっぴりかわいらしさも◎。
ネクタイを濃いめカラーにしますと、ぐっと濃縮感が強調されて気持ちも引き締まります。
着こなしのポイントはこちら!
クールなテーラードカラーのジャケットとは違い、刻みのないやわらかなフォルムのショールカラー。まわりの人は、いつもとはひと味違ったあなたを見て引き込まれていくこと間違いなし。
忙しいオフィスで、今こそ男の優しさを醸すチャンスです!
【テッドラピドス】ショールカラーをはじめて発表したブランド
フランスのファッションブランド、テッドラピドスをご紹介します。
フランス・パリ生まれロシア系ファッションデザイナー、テッド・ラピドス。彼は1951年(1955年説あり)パリにて、レーベル「テッド ラピドス」を創業しました。
世界で初めてショールカラーのカーディガンやジャケットを発表。また、ミリタリースタイルを打ち出すなど、オートクチュールに初めてジーンズを採用したデザイナーのひとりです。
はじめはテーラードジャケットなどカチッとした服作りに定評がありましたが、次第にスポーティーなオートクチュールを展開していきます。
だが、70年代後半オートクチュールが減少傾向に。テッドラピドスは香水やペン、時計などのアクセサリー部門に進出していきました。
テッドラピドスの香水
惜しくもテッドラピドスのショールカラーカーディガンを見つけることができませんでしたが、男のたしなみ、素敵な香水をご紹介します。
1987年販売、テッドラピドスのメンズフレグランス。基調はフローラル、グリーン、アンバリー。特にグリーンの爽やかな香りがお楽しみいただけます。いい大人のたしなみ、見えないお洒落はいかがでしょうか。5mlならお試しで。万が一お好みでなくても損はないと思います。
脱力感あるショールカラーカーディガンで格上げされた装いに!
首にショールを掛けたかのような襟のショールカラーカーディガン。着こなしのポイントを、8つのおすすめブランドよりご紹介しました。
リラックス感のある襟でガウンを羽織ったような「脱力感」を演出する一方、カーディガンという真面目な装いでしっかり「格上げ」された着こなしが可能。
若者と差をつけるなら、襟なしカーディガンよりショールカラーの立体感で大人の貫禄と優しさを振りまきましょう!