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フランス・シャモニー!モンブラン・エクスプレスの車窓から大絶景を堪能する旅(最終回)

Montroc-Le Planet駅と迫力の大氷河のコラボ写真 海外
Montroc-Le Planet駅と迫力の大氷河のコラボ写真

コラボ写真おすすめの下車駅 Montroc-Le Planet駅

Montroc-Le Planet駅

Montroc-Le Planet駅

Montroc-Le Planet駅は、Les Houches駅に次いで、おすすめの下車駅です。

何故なら、この駅からは四方八方、モンブラン・エクスプレスとアルプスの全く違った風景のコラボ写真を撮影することができるからです。

Montroc-Le Planet駅と迫力の大氷河のコラボ写真

Montroc-Le Planet駅と迫力の大氷河のコラボ写真

この駅でも、下りと上りの電車の線路が交差するので、待ち時間が若干あります。

この上の写真の踏切を渡り、坂道を上ると徒歩1分ほどで、ル・トゥール行きのバス停があります。

上りのバス停の右側に、この地域に暮らす人たちの家にアクセスする小道があります。迫力の大氷河の裾が見える辺りまで徒歩約10分。この道を歩くと写真のようなアルプス地方の旅をより満喫できる可愛らしいお花がいっぱいの家並みを鑑賞することが可能です。

日本のガイドブックには記載されていない、私のお気に入りの小道の映像を撮影してきました。

Montroc-Le Planet駅から、ル・トゥール方面に徒歩約10分弱

Montroc-Le Planet駅から、ル・トゥール方面に徒歩約10分弱

Montrocバス停駅~ル・トゥールまでは、電車では見えない景色が堪能できる区間です。

この写真の大迫力の大氷河にアクセスするハイキングコースも。

Le Buet駅で下車し、線路沿いの道を歩いてみましょう

Montroc-Le Planet駅を過ぎ、トンネルを抜けたら、Vallorcine駅までは断然進行方向に向かい、左側の方の眺めが良くなるので、席が空いていたら移動しましょう。

Le Buet駅で下車し、線路と平行に走る道をVallorcine駅まで約35分歩くのもおすすめです。写真の真ん中左寄りの薄いブルーに見えるのは、スイスアルプスです。

線路の反対側を歩けば、モンブラン・エクスプレスと、写真の様なアルプスのコラボ写真を撮ることも可能です。

この辺は、緩い坂を下っていきます。途中には、見晴らしがよい所にキャンプ場もあり、周辺にはお店もなくて不便ですが、大自然の恩恵だけを味わいたい方には大人気のキャンプ場です。

近くには、テニスコートもあり、川はスイス側に向かい流れています。シャモニー側と違い、水もほぼ透明に近いです。

私は、写真の左側の道を歩いて写真を撮影しましたが、線路の右側にも道があり、遊牧も行われている箇所もあります。

スイスとの国境に面する町 Vallorcine

スイスとの国境になるフランス側の町 Vallorcineの駅

スイスとの国境になるフランス側の町 Vallorcineの駅

いかがでしたか?この駅まで、シャモニー界隈に宿泊すると配られるゲストカードで無料でモンブラン・エクスプレスに乗車することができます。

この17駅分だけで、全く違うアルプスの表情を堪能できるのに、それを利用しないで帰ってしまう人がなんと多いことか。

または、ガイドブックが充実しているスイスアルプスとの周遊の旅をされる方も多く、よく私のFacebookやプログにプランの相談をいただきます。

山は天候が変わりやすく、一か所に2日くらいの滞在では、運が悪い方は雨に見舞われてしまうこともあります。しかし、今自分がいる位置が雨に見舞われてしまっても、遠くの山を見回してください。

もしかしたら、この17駅分の区間に晴れている場所もあることも。

雨は、サンジャルべ・レ・ヴァン・ル・ホアイエ駅の方から、スイスのマルティ二駅の方に雨雲が移動していきます。この雨雲の移動の方向を把握していると、プランを変えて、無料で移動して他の山のハイキングを満喫できることも多々あります。

私は、ここでご紹介させていただいた写真を撮るのに、約2週間掛かった程、かなり広い区間です。

もちろん、モンブラン・エクスプレスを乗り続けて車窓の旅をするだけなら、数時間でこの17駅を駆け巡ることが可能です。

無料だから、幾らでもお気に入りの景色の駅で下車して、心ゆくまで景色を堪能し、また乗車して更にお気に入りの場所を探すのも旅の醍醐味。極上の朝焼けを見る旅にぜひ出かけませんか?

Vallorcineの駅からスイスのマルティ二駅までは、進行方向に向かい右側の席に座りましょう。深い峡谷の中を抜けて行くので、崖下にある可愛らしい街の風景を堪能することができます。

マルティ二駅手前の辺からは、左側の車窓もおすすめです。

スイス マルティ二駅

スイス マルティ二駅

モンブラン・エクスプレスのスイス側の起点になるマルティ二駅。マルティ二を起点にイタリアのアオスタに抜けるグランサンベルナード峠へはバスに乗り峠越えすることが可能です。

カサエルもナポレオンもこの町を通って遠征したため、ローマ遺跡も残っています。

シャモニーとツェルマットを周遊する方は、この駅で電車を乗り換えます。

高台の上にある古城は、レストランになっています。シェフこだわりの地元の食材にこだわった料理に、シェフこだわりのスイスワイン。

スイスのワインは、国内生産量が少なく、殆どが国内で消費されてしまうので、日本ではかなり高価ですが、地元のスーパーで購入すれば10スイスフランスくらいで購入できます。辛口の白は凄く美味しいので、おすすめです。

フランスシャモニー モンブラン・エクスプレスの旅 まとめ

いかがでしたか?無料で、これだけアルプスの変わりゆく景色が堪能できる場所もないと思います。

ここまで、フランスシャモニー界隈の宿泊者に配られるゲストカードを使って巡る、モンブラン・エクスプレスの旅をご案内してきました。私が自分で撮影した、雄大なのアルプスの山々とのどかな風景の写真もお楽しみいただけましたでしょうか?

ちなみに、私はヨーロッパを中心に22か国放浪し、フランス各地のスキー場に数か月単位で滞在していました。

私の旅は、いかに安く、出逢いがある旅、快適に旅好きの欧米人を驚愕させる旅を実現するか?がモットーです。

先日は、シャモニーからマルティ二へ。マルティ二~グランサンベルナード峠を通り、イタリアのアオスタへ。アオスタ~シャモニーへと日帰り3か国の旅を16ユーロ未満で満喫してきました。

 

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