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大人のモロッコ! 一度は行きたい人気観光スポットやおすすめの名所、穴場10選

海外

大西洋と地中海に面し、ヨーロッパや中東、アフリカの文化が入り混じるエキゾチックな雰囲気が漂う観光で人気の国モロッコ。古くから栄えてきた国で世界遺産に登録されておる古都など観光スポットもたくさんあります。

今回は、そんなモロッコからおすすめの観光名所や穴場スポットをご紹介します。

モロッコ 人気観光スポット1.ハッサン2世モスク

モロッコの人気観光スポット、最初にご紹介するのは「ハッサン2世モスク」です。

「ハッサン2世モスク」は、モロッコ最大の都市カサブランカにある礼拝堂で、人気の観光スポットとなっています。

先代の国王ハッサン2世が建てたモロッコ最大のモスクで、モロッコ全土から3,300人の職人を集め8年の歳月をかけ1993年に完成しました。

フランス人により設計されたモスクは、尖塔の高さが200mあり、内部は2,5000人が礼拝できるようになっています。

モロッコにあるモスクは通常は入場することはできませんが、この「ハッサン2世モスク」はガイドツアーで内部を見学することができ、施設内には浴場、神学校、図書館、博物館、カフェなどもあります。

2015年には映画「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」のロケ地となったことでも有名です。

モロッコ 人気観光スポット2.マジョレル庭園

モロッコの人気観光スポット、次にご紹介するのは「マジョレル庭園」です。

「マジョレル庭園」は、モードの帝王と呼ばれたフランスの有名デザイナー「イヴ・サンローラン」が愛した場所として知られる庭園です。

「マジョレル庭園」は、1920年代にアールデコのフランス人画家のジャック・マジョレルが造園した庭園で、植物収集家でもあったマジョレルは世界各地から植物を取り寄せて、美しい庭園を作り上げました。

マジョレルの死後、1980年にイヴ・サンローランとピエール・ベルジュが買い取り、別荘として使用するようになったことで有名になりました。

「マジョレル庭園」は、マジョレルブルーと呼ばれる青が印象的な静かな庭園で、園内にはサボテンやジャスミン、パーム椰子、睡蓮などさまざまな植物が植えられています。また庭園内にはオシャレなカフェもあります。

モロッコ 人気観光スポット3.メルズーガの大砂丘

「メルズーガの大砂丘」は、アルジェリアとの国境近くに広がる砂丘地帯で、シェビ大砂丘とも呼ばれています。

「メルズーガの大砂丘」のあるメルズーガは、モロッコの南東部アルジェリア国境に近い村で、モロッコ観光の拠点として人気のマラケシュから500㎞ほど東に位置し、マラケシュからは長距離バスで険しい峠道を走り12時間程かかります。

「メルズーガの大砂丘」では、ラクダの背に乗って砂丘を楽しめるラクダツアーや砂丘の中にあるキャンプに宿泊するツアーなどもあり、夕食にはタジン鍋など伝統的なモロッコ料理も味わえます。

モロッコ 人気観光スポット4.マラケシュのメディナ (旧市街)

モロッコを代表するエネルギッシュな都市「マラケシュ」は、「モロッコの楽園」や「南方の真珠」ともいわれるフェズの次に歴史のある古都で、かつては北アフリカ最大のイスラム交易都市として、学問や政治経済の中心として栄えました。

「マラケシュ」は、モロッコ中央部、サハラ砂漠西方に位置する都市で、街は新市街と旧市街(メディナ)に分かれていて、かつての繁栄を感じさせる歴史的建造物が数多く残るメディナは、1985年にユネスコの世界遺産に登録されています。

「マラケシュのメディナ」は、東西に2㎞、南北に3㎞の城壁に囲まれており、中では「バイーヤ宮殿」や「アグノウ門」、旧市街のシンボルである「クトゥビーヤ・モスク」などかつての繁栄を物語る数々の史跡を見ることができます。

モロッコ 人気観光スポット5.アイット・ベン・ハドゥの集落

「アイト・ベン・ハドゥの集落」は、モロッコ中部のアトラス山脈山中、ワルザザートの街近郊にあるベルベル人が築いた要塞型の集落遺跡です。1987年にはユネスコの世界遺産に登録されています。

「アイト・ベン・ハドゥの集落」は、7世紀に先住民のベルベル人がカスバと呼ばれる城塞のような住居を作って住み始めたのがはじまりで、カスバが集まって要塞集落となった村をクサルと呼んでいます。

クサルは、1,000以上がオアシスに点在し、「アイト・ベン・ハドゥの集落」もその1つで500年前にバドゥ族が築いたもので、現在も5~6家族のベルベル人が生活しています。

「アイト・ベン・ハドゥの集落」は、映画「アラビアのロレンス」や「グラディエーター」のロケ地にもなり、ワルザザートの町には「グラディエーター」のセットが保存されています。

モロッコ 人気観光スポット 6.バヒア宮殿

「バヒア宮殿」は、旧市街地のジャマエルフナ広場近くにある宮殿で、19世紀末にアラウィー朝ハッサン1世の宰相アリ・バハメット建てた建物です。

宮殿の名前につけられている「バヒア」は、首相が一番好きだった妃の名前で、「光り輝く」という意味もあります。

スペインの建築家とフェズの職人1,0000人が7年もの歳月をかけて作った「バヒア宮殿」は、グラナダのアルハンブラ宮殿を模したデザインで、中には4人の妃と24人の側室が住んでいた部屋があり、中央には小さな噴水がある中庭もあります。

宮殿には、大理石の床や漆喰の装飾の壁、ステンドグラス、壁や柱の彫刻、青色のモザイクタイルなどイスラム建築の特徴が随所にみられます。