皆さんは小笠原諸島ってどこにある島かご存知でしょうか?「聞いたことあるけどいまいちどこにあるのかわからない」と思われる方も多いはず。
小笠原諸島は世界遺産にも認定されており、「東洋のガラパゴス」といわれるほど神秘的な島として有名です。
今回はそんな魅力あふれる小笠原諸島について、おすすめの観光スポットやグルメ、ツアー情報などを交えてご紹介いたします。
小笠原諸島ってどんな島?
小笠原諸島は東京から南方へ約1000キロメートル離れた場所にある島々で、4つの列島から成る島々の総称です。
聟島(むこじま)列島、父島列島、母島列島、火山列島(硫黄列島)の4つに分かれており、全域が東京都小笠原村に属しています。
紺青の海と空に囲まれた自然豊かな島として、毎年多くの観光客が訪れ、旅行会社によるツアーも多く人気の観光地となっています。日本とは思えない素晴らしい景観はまさに「太平洋に浮かぶ楽園」といえるでしょう。
小笠原諸島への行き方は?
小笠原諸島へは通常「おがさわら丸」というフェリーを使って行きます。小笠原諸島には飛行場はありませんので、アクセスは船・フェリーのみしかありません。
定期船は東京と父島を結んでおり、片道所要時間は24時間となっています。東京の竹芝客船ターミナルから乗船することができます。
おがさわら丸の運賃は大人で片道約24,000円〜74,000円となっており、客室のクラスや時期によって料金が異なります。
通常期は週1便、GW、夏期は週2〜3便で運行してますが、GWや夏期は人気が高いため満席となる場合があるので注意。台風の影響で欠航することもあるので事前に天候は調べて行きましょう。
基本的には定期船の「おがさわら丸」での移動となりますが、シーズンによっては旅行会社などが企画したツアーに参加すると豪華客船で行くことができます。
■詳細情報
小笠原諸島のおすすめ観光スポットは?
小笠原諸島に行ったら必ず訪れてほしいおすすめ観光スポットがいくつかあります。まずは、フェリーが到着する父島の観光からご案内します。
父島は小笠原諸島一人口が多く、ホテルや飲食店が揃う中心地となっています。この父島にある「大村海岸」は海水浴やマリンスポーツができる人気のビーチです。休憩所やシャワー室、更衣室も揃っているので海で遊びたい方におすすめです。
同じ父島にあるパワースポットとして有名なのが、「大神山神社(おおかみやまじんじゃ)」です。
大村地区から136段の階段を登ると大神山神社はあります。小笠原の神様が集まる神社としてパワースポットとして人気です。再出発したい人、新しい生活を始めようとしている人におすすめです。
大神山神社の遊歩道をさらに登ると、小笠原の自然を紹介するビジターセンターや展望台が設置された「大神山公園」へたどり着きます。こちらの展望台からの景色は絶景で、南島や兄島など小笠原諸島の島々を見渡すことができます。
同じく展望台でおすすめの観光スポットといえば「三日月山展望台」があります。父島の西側にあり、水平線に沈んで行く夕日の姿は美しく、父島随一の観光スポットとして知られています。きれいな夕日が見たい方におすすめです。
「小笠原海洋センター」は通称カメセンターといわれ、アオウミガメやザトウクジラ関連の展示とカメの飼育水槽が見学できる施設です。
カメにエサを与えたり、子ガメを触ったりと実際にカメと触れ合える体験型施設になっています。子供連れのファミリーなどにおすすめの観光スポットです。
小笠原諸島へ来たからにはマリンスポーツなどアクティビティを楽しみたいと思う方も多いはず。そんな方へおすすめなのが「パパヤマリンスポーツ」です。
ダイビングやシュノーケリングはもちろん、ドルフィンスイムやホエールウォッチング、ナイトツアー、トレッキングなどサービスも充実。宿泊施設も併設しており、さまざまなツアーが行われているので、好きなコースを組みながら終日楽しむことができます。
小笠原諸島で絶対に外せない観光スポットとして有名なのが、「南島」です。まさに南国の楽園という言葉が相応しいほどきれいな景色をみることができます。南島へ行けば小笠原諸島へ来たという実感がわく人も多いでしょう。
南島は父島南西沖に浮かぶ無人島です。ウミガメの産卵地としても知られており、ここでしか見られない動植物にも出会えるでしょう!
南島へ行くツアーはたくさんあるので、小笠原諸島へ行く際はあらかじめ申し込みされることをおすすめします。
小笠原諸島の大自然を直に体感したいという方におすすめなのが「ハートロックトレッキング」です。ハートロックとは「千尋岩」のことで、岸壁がハートの形に見えることからそう呼ばれています。
トレッキングツアーは1日コースとなっており、ツアーガイドと一緒にハートロックの山頂を目指します。登山道を約3時間かけてがっつり登るのでそれなりの準備が必要です。また、お弁当持参も必須なのでお忘れなく。
道中は小笠原ならではの固有植物が広がる亜熱帯の森を歩きます。太平洋戦争の爪痕や「常世の滝」など見どころも多いです。
山頂からはボニンブルーの空と海が広がる大パノラマを堪能できます。その景色はまさに絶景です!
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