トマトの育て方10. 病害虫対策
有機栽培にこだわらない方はトマトに適したの農薬などで定期的に虫退治、病気予防を行えばよいのですが、有機栽培で育てたい方はひと工夫が必要です。まず、日当たりと風通しは必ず確保してください。
トマトは日が当たらなかったり、湿気が多すぎたりすると病気、害虫の発生頻度が高くなります。
防虫効果のあるコンパニオンプランツ(バジルなど)をトマトの脇に植えることにより幾分は防虫効果が有ります。
また、トマトの栽培中は良く葉っぱの表裏、茎をこまめに観察してください。
アブラムシ(葉っぱの養分を吸って枯らしてしまう害虫)などよくトマトに着く虫を見つけたら指で捕殺するか、捕殺用の専用テープや棒も市販されています。虫の量が多い場合はデンプンなど食物原料由来の殺虫剤を使うのも有効です。
落ちて腐った実や葉をそのままにしておくとナメクジなどの温床になるのでトマトの根元はきれいにしてください。
土の中にナメクジが大量に発生してしまったら熱湯をかけると手軽に大量に駆除できます。
テントウ虫はアブラムシを食べてくれる益虫です、オレンジに小さな黒い斑点が沢山あるニジュウヤホシテントウなどのテントウムシダマシは葉を食べてからしてしまう害虫になりますので注意が必要です。
トマトの育て方 まとめ
トマトの育て方は以上になりますが、トマトは食べてもおいしく栄養豊富で、比較的誰でも簡単に作れる野菜ですので、是非一度育ててみてください。
市販のトマトと、自分で育てたもぎたての完熟トマトとの味比べも楽しいですよ。