実演!家庭菜園でのナスの育て方 初心者でも簡単!

家庭菜園

トマト、キュウリと並んで家庭菜園で人気が高い野菜がナスです。ここでは、家庭菜園でナスを育ててみたいと考えられている方の参考になるように、その育て方を初心者にもわかりやすく順を追って説明していきたいと思います。

ナスは種類も豊富で最近はそれぞれの料理法に合う、マー坊ナスや焼茄子といった名前の品種も出回っています。

家庭菜園で人気が有るナスの品種は、作り易さ、実成りの良さから千両二号(長卵形の定番)や黒陽(長茄子の定番)、筑陽(黒陽の改良版で実が柔らかい長茄子)、庄屋大長(30㎝超の特長サイズ)早生大丸(大きくて丸い)などで、病気になりにくい接木苗を選ぶのが良いでしょう。(ナスの苗を買う時に確認しましょう。)

因みに接木苗とは台木(根)と茎葉(穂木)が違う苗のことを言います。

値段は、自根苗より高いですが、連作障害による病害虫に強く、草勢が強く収穫が安定し、低温等の厳しい環境にも強い、つまり育てやすいという特徴が有ります。

最近では緑色(緑美)や白色(下町美人)のナスの苗も良く出回っており、見た目も収穫もとても楽しいので、何種類かのナスの苗を育て、食べ比べをするのも楽しいと思います。

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家庭菜園でのナスの育て方1. 苗選び

ナスの苗は茎が太く、節間の詰まった葉っぱの勢いの良い苗を選んでください。

接木苗をお勧めしますがその場合、接ぎ口が滑らかなものの方が良いです。

家庭菜園でのナスの育て方2. 土づくり

ナスは地植え、プランター栽培ともに、トマト同様、植え付けの遅くとも1週間前までには苦土石灰と元肥をすきこみます。

ナスは根が深く張るので少なくとも地下30㎝以上まで耕します。

水はけの悪い場所での地植えの場合は畝をつくることをお勧めします。

畝の高さは約20~30㎝ぐらい、幅は分かりやすく自分の肩幅ぐらい。

土地が狭い場合は幅を調整してください。水はけの良い場所ではわざわざ畝をつくらなくても問題ありません。

ナス

ナス

家庭菜園でのナスの育て方3. 植つけ

ナスは良く根を広げ成長時には沢山の水と養分を必要とするので、地植えの場合は出来れば60㎝、狭くとも40㎝程度は間隔を空けて植えてください。

ナスをプランターで栽培する場合は深め(30㎝以上)のプランターを使い、複数のナスの苗を1つのプランターに植える場合も、間隔が30~40㎝になるようにしてください。深めの10号鉢にナスの苗1本というのが最適でしょう。

ナスの植え付け時期は、遅霜の心配がなくなったゴールデンウイーク前後の、出来れば無風の日が良いでしょう。

風の強い日に植え付けると植えたばかりの苗が風で折れることがしばしばあります。

ナスの苗を植えた後は、短めの(30㎝程度)の支柱を茎から2~3㎝離して立て、ナスの苗が倒れたり、折れたりしないよう麻ひもを八の字に結んで、支柱とナスの苗を軽めに結わえます。

また、植えた後はナスは根が乾きやすいので少し多めに土を盛って、たっぷり水をあげてください。

この時、水の地面からの跳ね返りに注意してください。(病害虫の原因になります。)

家庭菜園でのナスの育て方4. 追肥

ナスは非常に肥料を必要とする作物ですので、追肥はとても重要です。

ナスの苗の植付けをしてから大体1か月程度で花が咲き結実し始めるので、そのころから2~3週間ごとに追肥が必要になります。

1株に対し、有機肥料(油かすや魚かす)の場合大体一握りぐらい、化成肥料の場合は商品記載の適量を株間にすき込み上から土をかぶせるようにしてください。

ナスは肥料切れを起こすと極端に実成りが悪くなります。

家庭菜園でのナスの育て方5. 水やり

ナスは暑さには比較的強いですが、乾燥には弱い作物なのでしっかり水を与えてください。

1日1回早朝の気温が低いうちにたっぷり水を与えるのが基本です。

ナスをプランターで栽培する場合は底から水が流れ出るのを確認するまでしっかり水をやりましょう。

とは言っても貸農園など遠隔地で毎日の世話が厳しい場合もあると思いますが、その場合はナスの苗の根元に藁(わら)を引いて根の乾燥を防ぐ対策を取れば週1回の水やりでも栽培は可能です。

水やり時には高いところからではなく根元に水をかけるようにして地面からの跳ね返りを極力抑えましょう。水跳ねは病害虫の原因になります。

家庭菜園でのナスの育て方6. 腋芽摘み

品種や土地の広さ、株間にもよりますがナスは三本仕立てが良いでしょう。

3本仕立てとはナスの主茎が3本に分かれた状態を言います。

そのためには、1番最初に咲いたナスの花のすぐ下の2つの芽を残して伸ばします。他の芽は摘み取ります。摘み取っても再度伸びてきますので都度摘み取ってください。

また、最初の2つの実は小さいうちに収穫(摘み取り)した方がその後の実成りが良くなります。

もったいないですが、成長期なので最初は茎葉の生育に栄養をまわしてあげましょう。

家庭菜園でのナスの育て方7. 支柱立て

3本仕立ての場合、3本の茎の方向に沿って本支柱を立てます。

ナス

ナス

仮支柱はこの時抜いてください。

ナス

ナス

支柱とナスの茎は麻ひも等で八の字に支柱と茎の間にばってんをつくる形で緩めに縛ります。

そうしておくとナスの茎が成長してもひもが茎にくいこんで成長を妨げることがありません。

ナスは実が大きく重いので、早めに本支柱を立てて茎への負担を減らしてあげましょう。

支柱の長さは地中に出ている部分で50~60㎝もあれば十分です。

家庭菜園でのナスの育て方8. 病害虫対策

ナスは病害虫が少なくない作物ですので、しっかりとしたケアが必要です。

有機栽培にこだわる方は虫除けのハーブ液などを1週間に1度ぐらいしっかり葉の裏側まで散布しましょう。

また、こまめにナスの茎、葉を観察しテントウムシダマシなどの害虫がいれば都度捕殺してください。

また、黄色く変色して枯れてしまう葉がでてきたら、葉ダニの害が疑われますのでその葉をすぐに切り落として処分してください。

有機栽培にこだわらない場合は定期的に容量を守って薬剤散布を葉の裏側まで行ってください。

また、プランターの置き場所にも気を付けて風通しを確保しましょう。

落ちた葉の裏に虫が湧くことも良くありますので落ち葉はこまめに始末してください。

家庭菜園でのナスの育て方9. 切り返し剪定

ナスは収穫期が比較的長い作物ですので、夏中収穫を楽しむことが出来ます。

ただ、8月に入り葉が沢山茂りだしたら日当たりを考えて込み合った部分の葉を思いきって切り落とします。

日当たりが悪いとナスは実成りが悪くなります。

また、秋にもナスを穫したい場合は、一度茎を切り落とす剪定を行います。

ナスの剪定には2週類あり、強剪定は茎を付け根あたりで1芽残して切り落とし、30日ほど茎葉の成長を待つ方法、弱剪定は茎を長めに残して切り、20日ほど成長を待つ方法です。

再度育った茎に秋ナスが成ります。

家庭菜園でのナスの育て方 まとめ

家庭菜園でのナスの育て方を初心者にも分かりやすいよう順を追って解説してきました。ナスは、花もきれいで収穫時期も長く、沢山の実の収穫が出来るので、色々な料理にして楽しんでください。

漬物にすれば保存もききます。ナスは種類も多く毎年違った品種を育てるのも楽しみです。是非一度ナスを育ててみてください。

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