今、アメリカでは「アスレジャー」がトレンドになっています。
アスレチック=競技とレジャー=余暇を組み合わせた造語で、休日にファッショナブルにスポーツするカッコいい大人の「アスレジャー」なトレーニングウェアを厳選して6つご紹介致します。
スポーツクラブで着るかっこいい大人のトレーニングウエアの選び方
スポーツウェアを選ぶにあたって一番大切なのはやはり機能性です。スポーツをすれば必ず汗はかきますので、速乾性の素材のものを選ぶことをおすすめします。
それから体の各部を使いますから、伸縮性も選ぶ上で重要な要素になってきます。また着心地がいいかどうか、サイズが自分にちゃんと合っているかどうか、軽量かどうかも選ぶポイントとして重要です。
以上の条件を満たした上で自分が気に入ったデザインのものを購入するのがベストです。
スポーツクラブで着るかっこいい大人のトレーニングウエア その1:ニューバランス
今、スポーツウェアブランドで若者に絶大な支持を得ているのがニューバランスです。なぜこれほどの人気になったかというと、やはりスニーカーの履き心地ではないでしょうか?
ビルケンシュトック同様、ニューバランスを一度履いた人は他のブランドの靴は履けないという人が多いというくらい、ニューバランスは徹底的に健康面にこだわって製品開発をしています。
ニューバランスの廉価版はアジアで作らていますが、価格の高い米国製、英国製は型番が同じでも明らかに製品の質感、全体から醸し出す存在感が全然異質なのでスポーツクラブでかっこよく決めたいのであれば、少し値は張りますが米国製、英国製のニューバランスをおすすめします。
写真のモデルはW576 RBWで1988年に不整地の走破性能を高めるためにアウトソールに深い刻みを施し、整備されたトラック以外での走行を追求した画期的なモデル576の30周年記念モデルです。
UK製の上質なスエード/スムースレザーのコンビ素材で仕上げたこの「トリコロールパック」は自慢できる1足です。
シューズを派手にした分、トップスとパンツは抑えめコーデがベストです。
写真はニューバランスとJ-Crewがコラボしたモデルでしなやかなフィット感のプルオーバーパーカーとロッククライマーの聖地ヨセミテで生まれたブランド、グラミチがコラボした細くもなく、ルーズでもない絶妙なサイズ感のパンツのコーデです。
優れた吸汗速乾性を発揮する「NB DRY」を採用し、カラダを常にドライにキープしてくれます。パンツの背面はレーザーカッティングが施され、通気性が高いのも優れています。
スポーツクラブで着るかっこいい大人のトレーニングウエア その2:ナイキ
ナイキ プロ メンズ ショートスリーブ トレーニングトップは、4方向に伸縮する素材を採用しており、鍛ええあげられた肉体をより効果的に見せることができます。
また速乾性と耐久性にも優れれているため、トレーニング中不快な思いをすることなく快適に打ち込めます。
ショートパンツはナイキ フレックス リペル メンズ トレーニングショートパンツを着用してます。撥水加工を施した柔軟性の高い素材を使用しているため、湿気の多い場所でのトレーニングにも適しています。
シューズはビビッドなカラーで引き締めるのがおじさんぽくならずにおすすめです。
ナイキ ロマレオス 3 ウエイトリフティングシューズは本来高負荷のウエイトトレーニングに開発されたシューズですが、普段のトレーニング使いにも十分実力を発揮してくれます。
スポーツクラブで着るかっこいい大人のトレーニングウエア その3:Y-3
Y-3(ワイ・スリー)は、2003年にアディダスとデザイナーの山本耀司がコラボして生まれたブランドです。
「スポーツウェアをエレガントでシックなものに」というブランドコンセプトのもとにファッション性とスポーツで求められる機能性を両方を兼ね備えており、見事にスポーツウェアとモードがマッチングされています。
黒のイメージを持つ山本耀司と白のイメージを持つアディダスのコラボはコントラストが効いてとても興味深いです。写真のスニーカーは「Y-3 KUSARI」というモデルで、アッパーにストレッチ機能を持ったメッシュとレザーという異素材を組み合わせています。
このようなイノベーショナルな試みはスポーツメーカーには真似できず、さすがファッション業界を牽引する山本耀司ならではのアイディアです。
背面肩からフロントにデザインされたスリーラインもスッキリとまとまっており、ボトムの同じブラックのスリーラインで合わせることで一気にモードなコーデに見せることができます。
このまま、街着にしても十分ファッショナブルというのが流石です。
スポーツクラブで着るかっこいい大人のトレーニングウエア その4:アンダーアーマー
全世界的に新興勢力として売り上げを伸ばしているのがアンダーアーマーです。スポーツをしている人に限らず、最近普段着として着ている人も多いです。
1996年に元アメフト選手のケビン・プランクが祖母の家の地下室で作ったのがブランドの始まりです。
ブランド名はユニフォームの下(アンダー)の鎧(アーマー)を意味します。代表的なものは体にピッタリとフィットするコンプレッションウェアです。
鍛え上げられた体の人はもちろん、引き締まった肉体を持たない人が着ても細マッチョに見えるのが嬉しいところです。
ただ単に体をカッコ良く見せるために開発されたのではなく、コンプレションという名前の通り、体を圧迫することで無駄な筋肉の振動を抑えるという特徴があります。
これがあるとないとでは体力の消耗、無駄の無い筋肉の使い方という点で大きな差が生じます。
シューズはアンダーアーマーのレールフィットです。名前の通り紐を通す部分がレールになっており、微調整が効くのがおすすめです。
履き心地も抜群で、コンプレッションウェアを着てるかのごとくです。何より、デザインはクールです。
スポーツクラブで着るかっこいい大人のトレーニングウエア その5:プーマ
様々なトレーニングに使えるオススメのエナジーレーザーTシャツです。
吸水速乾機能に優れたドライセル素材、肌に接触する部分へのストレスを極力軽減させた縫い目、放熱製を考慮して背中にレーザーカットグラフィックが施し、かつスタイリッシュに仕上げたのが特徴的です。
パンツはスリムシルエットでニット素材のエヴォニットを採用しています。人間工学に基づいた洗練されたフォルムと抜群のフィット感がおすすめのアイテムです。
シューズはプーマ イグナイト フラッシュ EVOKNITです。現在流行っているニットアッパー使いが足元をより快適かつ軽量にしました。
フィットネスでの使用はもちろんのこと、普段使いしてもおしゃれです。
スポーツクラブで着るかっこいい大人のトレーニングウエア その6:ルルレモン
ルルレモンはもともとヨガマット等ヨガに関連するアイテムを展開していたカナダのブランドですが、最近ではランニングウェアやエクササイズウェア、シューズに至るまで幅広いラインを取り揃えるようになりました。
その人気の秘密は、ファッショナブルなデザイン性、ハードな動きにも耐えうる高機能性、そして着心地のいい素材にあります。
写真のトップスはMETAL VENT TECH HOODIEモデルで、シームレス構造の採用により体へのストレスをを感じさせず、まるでもう一枚上から皮膚を纏ったかのように着衣感を感じさせません。
また名前の通りメタル感を十分に再現できており、クールでアーバンな感じがします。
ボトムスはPACE BREAKER SHORTモデルでトップスのMETAL VENT TECH HOODIEとのコーデは最強です。
素材は速乾性がありとても軽量です。そして意外と便利なのが背面の内臓ポケットです。
シューズはTECHLOOM PRO SHOE METALLICで都会の男らしくソリッドな感じのコーデがおすすめです。
流行りのグラデーションをさりげなく足元だけに取り入れることによって、若者には真似のできないカッコいい大人の雰囲気を醸し出すことができます。
トップスとシューズを同じ柄ではなくメタルという共通の素材感でまとめるというのはかなりのファッション上級者と見なされること間違いありません。
カッコいいトレーニングウェアを普段着のコーデとして取り入れるのがトレンド
今、欧米では会社にスニーカーを履いて行ったり、電車や車を使わずスポーツウェアを着てロードレーサーで出勤するのがトレンドです。
スポーツウェアといってもひと昔前のTシャツやスエットとは全く別物で高機能かつデザイン性に優れたスタイリッシュなものなので普段着のコーデとして取り入れることをおすすめします。