ワインの季節になりました。ワインの本場、フランスでも今ブドウ狩り~ワインにする真っ最中の一番忙しい季節です。
同じ畑でも、その年の天候により味が変わるから、まさに生きた芸術品。そのワインをいかにおいしく頂くかを追及したグッズをご紹介いたします。
ワインの本場 フランスのワイングッズが豊富にそろうキッチン雑貨の専門店
ワインのことなら、本場フランスのワイン通の人に聞くのがおすすめ。ということで、今回ご協力を頂いたのは、私が住むシャモニーでワイングッズを豊富に取りあつかうキッチンの専門店「CHEVERNY」。シャモニー中心街のメインストリート沿いにある、お土産を買うのにおすすめの一軒です。
ワイングッズだけでなく、料理好きには何時間でも過ごせちゃう豊富なキッチングッズを取り扱うお店です。私もここで、キッチングッズを少しずつ揃えている信頼できるお店です。
プロの調理人にも愛用されるグッズがいっぱいそろいます。
ご主人に、たくさん品ぞろえがあるワイングッズの使い方などを丁寧にレクチャー頂きました。
料理好きな方、ワインのソムリエの方にお勧めのプレゼントが必ず見つかる、シャモニー在住の私がおすすめするシャモニーでも一押しのお店です。
■お店のホームぺージ
秋にフランスを訪れる方にお勧めの無料ワインカタログ
10月に入り、フランスの各スーパーではワインコーナーを拡大。秋が年間で一番ワインの種類が豊富にそろう時期です。
そして、嬉しいことにこの時期、各スーパーでは無料のワインカタログを店内入口付近に配置します。ワイン好きの方やプロの方へのお土産として、持って帰るのもおすすめです。
スーパーにより違いますが、「そのワインに合うのはどんな料理なのか?」をレシピまで紹介しているカタログ、そのワインに合うのはどんなチーズなのかまで紹介しているカタログ、更にワイングッズまで紹介しているカタログや、生産者を紹介しているカタログまで様々。
だから、各スーパーをめぐり、無料のワインカタログを手に入れちゃいましょう。無料のカタログには、それぞれのスーパーで売られている金額も入っているので、日本のレストランではもちろんそれよりも高くなっていますが、レストランでどのワインを飲もうかと選ぶときの、基準にもなりますよね。
上記は、各公式サイト内のカタログになります。中にはお水よりも安いワインもありますよね。2ユーロ代、3ユーロ代でもおいしいワインも幾らでもあります。
もし、現地に来てアパート滞在するなら、その住所を使って各スーパーの受付で無料永久ポイントカードを作ってもらうと、ワインも安く買えることもあります。
更に、この時期にはワインに相性が良いおつまみコーナーも拡大されます。現地に来られる方は、生ハムやチーズが安く手に入る時期でもあります。また、ワイングラスなども安く手に入れることが可能です。
ワインによくあうおすすめのチーズ
たくさんあるチーズの中で、「どのワインにはどのチーズが相性が良いのか?」というと、やはり同じ土地でできたものが相性が良い場合が殆どです。
同じ気候や土で育ったワインの原料になる葡萄と、その土地の草を食べて育った家畜からとれるミルクで作ったチーズは相性抜群です。
ワインによくあうオレンジ色のミモレット18か月熟成の一品。これよりも若いものは地方のスーパーでも売られていることがありますが、熟成することで塩気が加わり、濃厚でカラスミのような味がします。
ワインはもとより、日本酒にもピッタリの一品。一度食べたら、病みつきになること間違いなしの逸品。是非、機会がありましたらお試しくださいね。
もちろん、辛口のワインや甘口のワインなど、ワインの味によっても相性の良いチーズは違ってきます。白やロゼよりも、赤ワインのほうがチーズには相性ピッタリと言われています。
ミモレットに限らず、日本でよく愛されているコンテも12か月から14か月熟成のものは塩気が増し、芳醇なワインとは相性ピッタリ。
薄くスライスしたコンテと生ハムをマスタードを薄く塗ったバゲットの間に挟んで、レンジで10秒~15秒ほど過熱します。すると、コンテが溶けだして物凄く濃厚で美味しいおつまみの完成!
フランスでは定番のおつまみですが、とっても簡単だから、男性でも十分できるのでぜひ試してみてくださいね。
ワインの基礎知識 ①白ワイン用グラスと赤ワイン用グラスがあるのはなぜ?
白ワイン用グラスと赤ワイン用グラス、一目瞭然で大きさも形状が違います。
通常、白ワインは冷やして飲むのに対し、赤ワインは常温保存をして飲みますよね。
白ワイングラスが赤ワイングラスに比べて小さいのは、白ワインを冷えたまま美味しくいただくために、ワイングラスが小さいことでぬるくなるのを防ぐ効果があります。
一方で、赤ワインのグラスが大きいのは、酸化を進めるためです。本来なら飲む少し前に栓を開き、空気を含ませてから飲むとより一層深い味わいになりますよね。
でも、レストランで頼んだ時は、もちろんオーダーが入ってから栓を抜くので、少しでも空気を膨らませることにより、美味しく頂けるようにグラスが工夫されています。
更に、赤ワインは白ワインよりも香りが強いですよね。この香りを少しでも逃がさないように、ワイングラスの形状にこだわり、丸みを帯びているのが特徴です。
美味しいワインを頂くために、白ワイン用グラス、赤ワイン用グラスをそろえるようにしましょう。