ズッキーニは形はキュウリに似ていますが、正式にはウリ科カボチャ属の一年生の果菜です。最近ではよくスーパーにもならんでいるので、食べられた方も多い野菜だたと思います。生でも焼いてもおいしくイタリア料理などにもよく使われています。
家庭菜園でズッキーニを育てられたことが有る方は分かると思いますが、スッキーニは想像以上に場所を取ります。
私も貸農園(家庭菜園)スペースのど真ん中に植えたばっかりに苦労しました。
家庭菜園でのズッキーニ栽培には広い場所が必要
多分普通に育ててもズッキーニは半径1メートル四方のスペースは覚悟してください。
大きい葉っぱが横に沢山伸びてきてその根元にズッキーニの実が付きます。キュウリのようにツルに実や花が付くのではなく、茎の根元に横に伸びるように実がつきます。
ズッキーニを家庭菜園で育てる上での注意点ですが、ズッキーニは葉が大きく根元が日陰になる為、枯れて自然に落ちた葉っぱをそのままにしておくとズッキーニの根元にナメクジやダンゴムシ等が繁殖し、害虫の温床になり実が成長する前に食べられてしまいます。
また、ズッキーニの葉っぱ、茎の表面は棘状の毛におおわれているので半ズボンや素手で作業するとひどい目にあいます。
前述したように、ズッキーニは形がキュウリに近いのでツルに実が成るイメージを持たれている方も多いと思いますが、全く違う実のつけ方をするので家庭菜園で初めて育てた時はちょっと感動しました。
ズッキーニは実の生育も早いので、家庭菜園での週末農業で、1週間収穫のタイミングを逃すととんでもないサイズになりますのでお気を付けください。
育てがいのあるズッキーニを是非家庭菜園で!
日本人はスーパーに並ぶ位(20~30㎝位)のズッキーニを好みますが、外国人の方々は大きいサイズになれていて、それこそ40~50㎝位になったものを収穫していました。
ズッキーニの料理の仕方も違って、中をくりぬいて挽肉を詰めたり、グラタンの器にしたりするそうです。私も大きくなり過ぎたズッキーニをお分けしてとても喜ばれました。
ズッキーニは大変ですが作り甲斐の有る野菜なので、スペースに余裕が有れば是非家庭菜園で一度トライしてください。