タイの首都バンコクは、人口800万人を超える世界でも有数の大都市です。日本からの海外旅行先として人気で、三大寺院などの観光スポットが多くあり、またグルメやショッピングも楽しめます。
今回は、そんなタイの首都バンコクでおすすめの観光スポットを10か所厳選してご紹介します。
バンコク人気観光スポット1.ワット・ポー
ワット・プラチェートゥポンウィモンマンカラーラーム=ラーチャウォーラマハーウィハーンは、「ワット・ポー」の名で有名なタイのバンコクのプラナコーン区にある王室寺院で、仏歴2331年(西暦1788年)、ラマ1世によって建てられた“バンコク最古の寺院”です。
「ワットポー」は、マハラート通りとタイワング通りの交差するあたりにあり、バンコクで人気の観光スポットであるエメラルド寺院(ワット・プラケオ)と王宮のすぐ北側にあります。周辺にはワット・アルンやワット・マハータートなどタイの主要な寺院もあります。
「ワットポー」には、黄金に輝く巨大な涅槃仏があり、涅槃寺と呼ばれる事もあります。 涅槃仏は、全長46m、高さ15mの大きさで、足の裏には仏教の世界観を現した108の図が、美しい螺鈿(らでん)細工によって描かれています
バンコク人気観光スポット2.カオサン通り
「カオサン通り」は、アジアを旅するバックパッカーの聖地呼ばれ世界的にも知られるバンコクの路地です。300mほどの通りには、多彩なお店や屋台に安宿があり、世界各国の旅行者が行き交っています。
「カオサン通り」には、かつては安宿をメインに、旅行代理店が路地の両脇に点在していましたが、最近では若者を対象とするパブやクラブのほか、おしゃれなホテルやブティクなどもできて、観光客以外に地元の若者もよく遊び来ています。
また、バックパッカー用品を扱うお店もあり、人気なのはパートゥンと呼ばれる大きな布で、タオルやシーツの代わりに使ったりする用途が色々あるバックパッカーの必需品です。
バンコク人気観光スポット3.ワット・アルン
「ワット・アルン」は、バンコクを代表する観光名所の一つです。アルンとは「暁」という意味で、三島由紀夫の小説「暁の寺」に描かれた寺院が「ワット・アルン」です。
「ワット・アルン」は、“暁の寺”とも呼ばれ、ワットプラケオ、ワット・ポーと並び、タイ・バンコク三大寺院の一つに数えられています。
チャオプラヤー川の向こう岸に位置する「ワット・アルン」へは、ターティアン船着場から渡し舟に乗って渡ります。「ワット・アルン」の船着場までは約5分ですが、チャオプラヤー川と「ワット・アルン」を全体的に見渡せるので絶好の写真撮影ポイントです。
「ワット・アルン」の一番の見どころは、中心にある高さ約80mの大仏塔です。仏教が誕生した古代インドにおける「須弥山(しゅみせん)」をイメージしたもので、塔の先端には、三つの頭を持つエラワン象が鎮座しています。
バンコク人気観光スポット4.アジアティーク・ザ・リバーフロント
「アジアティーク ザ リバーフロント」は、2012年にオープンしたマーケットで、バンコクの新しいナイトスポットとして人気のエリアです。
「アジアティーク ザ リバーフロント」の敷地は、東京ドーム約2.5個分もの広さがあり、4つの地区に分かれ、敷地内には観光客向けの雑貨やお土産のお店、バンコクで人気のファッションの小売店が約1,500店舗とレストラン約40店舗が揃っています。
4つの地区は、チャルンクルン地区、タウン・スクエア地区、ファクトリー地区、ウォーターフロント地区と呼ばれ、チャルンクルン地区には土産物や装飾品、アクセサリーなど約1,000店舗が並び、キャバレーシアターショー「Calypso(カリプソ)」やタイの浄瑠璃劇場「ジョー・ルイス・シアター」などエンターテイメント施設も充実しています。
バンコク人気観光スポット5.タリンチャン水上マーケット
「タリンチャン水上マーケット」が、開催されているのは週末のみですが、バンコクから路線バスで30分程度と手軽にアクセスできて、有名な「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」より観光客が少ないので、のんびりと楽しみたい人にはおすすめの観光スポットです。
「タリンチャン水上マーケット」では、水上レストランがあり、安くて美味しいシーフード料理が味わえます。また、「ボートツアー」も体験することができます。
「ボートツアー」は1回1時間ほどで、ツアーの途中でお寺に寄ってお参りをしたり、魚の餌を買って川の中の魚にあげることも楽しめます。
バンコク人気観光スポット6. ワット・プラケオ
「ワット・プラケオ」は、バンコクで一番人気の観光スポットです。「ワット・プラケオ」は、1782年、ラーマ1世がチャクリー王朝を開いたときに護国寺として建てた由緒ある寺院で、タイで最も格式が高いといわれる寺院です。
「ワット・プラケオ」の本堂の中には、ご本尊である高さ66cmのヒスイで作られた仏像が鎮座し、まるでエメラルドのように輝くことから、エメラルド寺院とも呼ばれています。また、敷地内の黄金の仏塔には仏舎利(仏陀の遺骨)が納められています。
「ワット・プラケオ」の敷地内には、かつて国王が住んでいた「王宮(グランドパレス)」や、「チャックリーマハープラサート宮殿」「ドゥシットマハープラサート宮殿」、博物館などがあり見学を楽しめます。