アオスタから、フランスのシャモニーへ 4,99ユーロ~の旅
アオスタ発18時50分の便で、シャモニーには20時30分予定の便を予約し、約1時間遅れでアオスタを出発。
アオスタからシャモニーへは、最初のうちは進行方向に向かい右側の眺めがおすすめです。
しかし、クールマイヨール手前から断然左側の眺めがこの街道の一番のハイライトなので、バスがすいていれば最初は右側を確保し、途中から断然左側を確保。もちろん、混んでいれば最初から左側を確保しましょう。
この街道沿いには、いくつも高台の上に古城があり、その下に小さな城下町が築かれています。シャモニー側よりも、荒々しいごつごつとした岩肌の山々の風景を車窓から堪能することができます。
冬場から春先にかけ、雪崩で崩れ落ちた岩や土石流が生々しく、大自然の驚異を肌で感じることができます。
クールマイヨールのバスターミナル。右側の建物は観光案内所とバスの運行会社のオフィスが入っています。
もし、一泊するならクールマイヨールで下車し、更に路線バスに乗り換え、シャモニーのエギュイユ・ディ・ミディ展望台にロープウェイを乗り継いでいく辺りに宿を取ると、大迫力の景色を満喫することが可能です。
ちなみにこのルート、エギュイユ・ディ・ミディからイタリア側に渡る大氷河の上をまたぐロープウェイのロープが強風で切断されてしまい、現在復旧工事中。
そのため、ロープウェイを乗り継いでフランスとイタリアの国境越えはできませんが、イタリア側の第一展望台まででも大迫力の景色を満喫できます。
3か国をめぐる旅で一番迫力がある車窓を満喫できるのが、クールマイヨールからシャモニーに行くときに左側の車窓から堪能できる、この大迫力のアルプスの景色です。
特に、モンブラントンネルの手前辺りから眺める雄大な景色は、一生涯目と心に焼き付いて離れないでしょう。シャモニー側よりも岩肌がごつごつとしているので、夕暮れ時には余計真っ赤に染まります。
シャモニーに在住していながら、この景色を見るのが大好きで、クールマイヨールに定宿もあるほど。
地元バス会社主催の夏限定バスツアー
シャモニー側から、夏限定で地元のバス会社催行のツアーが出ています。日帰りで3か国を周遊する旅は、わたしがした方法とは逆回りで、まずはこのトンネルの出口で写真撮影のために、5分から10分の写真タイム。
アオスタにお昼近くに着き、数時間の自由時間。もちろん、お店は着いて数十分後に閉まってしまいますので、自由時間は昼食とローマ遺跡観光がメインに。
グランサンベルナード峠の頂上で、バスを降りて30分~1時間弱くらいの自由時間。
マルティ二は、街には下りず高台の景色の良い場所に降りて、杏の直売所に10分程立ち寄るだけ。
私が反対周りをおすすめするのは、アオスタよりもマルティ二のピエール・ジアナダ財団美術館は、特に男性には必見のクラシックカーの博物館を見る時間の確保と、日本ではなかなか味わえないスイス産ワインを堪能できる時間を確保できるから。
更には、大迫力の車窓の中で、一番の穴場であるモンブラントンネル前の景色を、夕暮れ時に堪能できるから。ということで、今地元のバス会社に、ツアーを反対周りにできないか交渉中です。
もしバス会社催行のツアーに参加した場合、一人当たり65ユーロ。(2018年度)夏に、同様のツアーは、2回のみ催行されます。
他にも、夏限定で様々なツアーが催行されているので、上記サイト内で最新の情報をチェックしてくださいね。特にこの2つのツアーは、お得だと思います。
上記サイト内でも予約できますし、現地のシャモニー・スードゥバス停脇にある事務所で予約することも可能です。
格安バスをフル活用して、シャモニーとツェルマット周遊の旅を安くする方法
相乗りサイトは利用するのをためらう方もいるでしょう。スイスは、近隣の諸国と比べても鉄道代もバス代も、食事代、ホテル代に至るまで桁違いに高い国です。
シャモニーから、スイスのツェルマットに行かれる方も大変多いのですが、電車を使った場合、まずはモンブラン・エキスプレスでマルティ二まで。そこから電車を乗り換えるのですが、片道85ユーロ。
時間がある方は私が使った方法と逆回りで、シャモニーからアオスタへ。アオスタからマルティ二まで行けば、片道10ユーロ未満でアクセスすることが可能です。
この区間の車窓は、シャモニーからモンブラン・エキスプレスでマルティ二に行くときの車窓よりも、アルプス地方の景色を堪能することが可能です。
イタリア側の家が石造りで、屋根からは小さな煙突がたくさん出ているのに対し、スイスに入るとログハウスが多くなります。
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安く豪華な気分を味わえる旅に出ませんか?
島国日本では味わえない、陸での国境越え。フランス、スイス、イタリア、日帰りで3か国周遊の旅を満喫できるのは、シャモニーならではの立地。
たった15ユーロから、周囲を驚愕させてしまうような旅に出かけませんか?