東京の老舗バー自慢の一杯3. 銀座ルパン モスコミュール
銀座ルパンは1928年に文人の泉鏡花、菊池寛なのど支援により開店した、東京を代表するといっても過言ではない老舗中の老舗バー。
開店後も太宰治、川端康成、直木三十五、山本太郎、宇野重吉などの文人や有名人に愛され、銀座ルパンは銀座一のバーと呼ばれるようになりました。銀座ルパンの伝統を受け継ぐ熟練のスタッフにより鮮やかに作られるカクテルは秀逸で、特にモスコミュールは有名。
銀座ルパンのモスコミュールはウィルキンソンの辛いジンジャーエールの刺激と、大ぶりにカットされたレモンの爽快感がやみつきになるおすすめの1杯です。銀座ルパンの店内の真ん中に鎮座する、樹齢100年以上のヤチダモのカウンターは、改装を経ても創業当初のままです。
ルパン (Lupin)
東京都中央区銀座5-5-11 塚本不動産ビル B1F
東京の老舗バー自慢の一杯4. 浅草 神谷バー 電気ブラン
明治13年開店の、日本最初のバーと言われている東京浅草の老舗神谷バー。神谷バーのメニューの中でも有名なのが、太宰治も小説人間失格の中で「酔いの早く発するのは、電気ブランの右に出るものはない。」と評した、名物電気ブラン。
神谷バーの創業当初はブランデーベースでアルコール度数は43度で供されていて、飲むと舌がしびれるのでこの名前が付けられたとか。現在は30度と40度の2種類が選べ、ジン、ワイン,キュラソー、薬草などを独自の比率でブレンドされているようです。浅草 神谷バーの電気ブランは、氷なしで、飲み口もいいので、飲みすすぎには注意!
神谷バー
東京都台東区浅草1-1-1 1F・2F・3F
東京の老舗バー自慢の一杯5. ホテルオークラ オーキットルーム ドンペリニョン グラスサービス
各国の要人も来日時に宿泊する、日本を代表する老舗高級ホテルであるホテルオークラ。そのメインバーがオーキットルームです。
オーキットルームは東京の老舗高級ホテルのバーだけあって、世界各国のお酒が揃えられていますが、中でも高級シャンパンの代名詞であるドンペリニョンがなんとバイザグラスの飲めるサービスがあります。高級シャンパンをグラスで飲めるサービスは他ではあまり見かけないと思います。
また、ドンペリニョンと、新鮮な季節のフルーツをふんだんに使ったカクテルも、オーキットルームで是非一度味わいたい贅沢な一杯。一度ドンペリを飲んでみたいけどお財布が!という方や、最初の1杯にシャンパンという方にはとてもうれしいサービスです。
東京老舗バーのおすすめの一杯 まとめ
東京に数多あるバーの中で、特に名店、老舗と言われるお店の、飲むべきおすすめの1杯を選りすぐってご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。大切な人との大切な時間に、美味しいお酒は彩りを添えてくれます。気に入ったバー、一杯があればぜひ一度足を運んで楽しんでみてください。