北海道 おすすめのワイン＆ワイナリー厳選8

北海道 おすすめのワイン＆ワイナリー:3.１０Ｒワイナリー

北海道札幌から車で約1時間。岩見沢市栗沢町にある「１０Ｒワイナリー」は、日本では珍しいカスタムクラッシュワイナリー（受託醸造所）です。この「１０Ｒワイナリー」の代表は、カリフォルニアのワイナリーで醸造家として実績を重ね、その後日本に移り住み栃木県のココ・ファーム・ワイナリーで20年以上も醸造をしてきたブルース・ガットラブさんです。

「１０Ｒワイナリー」は、受託醸造所なので複数のぶどう生産者が協力しながら作業を行っています。ここで醸造された主なものは、ココ・ファーム・ワイナリー、上幌ワイン、Kondo Vineyard、Nakazawa Vineyard、Takizawa Wineなどですが、このワイナリーで作られたワインには、どれも「１０Ｒ」のロゴが入っています。

「１０Ｒワイナリー」では、野生酵母によって発酵させていますが、その使用なども含めて生産者と相談しながら生産者が目指すワインにふさわしく、生産地の個性が表現できるようなワイン作りを目指しています。「１０Ｒワイナリー」では、こだわりの詰まったおすすめのワインをたくさん作っています。

北海道 おすすめのワイン＆ワイナリー:4.ニセコワイナリー

蝦夷富士とも呼ばれる秀峰「羊蹄山」の麓の町「ニセコ町」は、海外からも多くの観光客が訪れる北海道の中でも人気のリゾート地です。そのニセコ町で、奥さんと二人でワイン作りをしている本間さんのワイナリーが「ニセコワイナリー」です。

「ニセコワイナリー」では、夏の間の雇用機会の創出、就農支援、農家の世代交代、地域経済の活性化と4つの企業理念を掲げて、農業とグリーンビジネスに取り組んでいます。農場の生態系を壊さないように、100％無化学肥料、100％無化学農薬でブドウを栽培し、オーガニックのワインを作っています。

2015年までは岩見沢の「１０Ｒワイナリー」に醸造を委託していましたが、2016年からは自宅の横のガレージを改装した小さな醸造所で醸造を開始しました。「ニセコワイナリー」でリリースされるワインは年間で700本ほどと、まだ少なく現在はワイナリーと道の駅でのみ入手することができます。おすすめの希少ワインです。