豊かな自然が魅力の北海道には、絶景が魅力の湖が数多くあり人気の観光スポットとなっています。
今回は、それらの湖の中でも景色を楽しむだけでなく、キャンプや温泉、釣りやカヌーなどのアクティビティも楽しめる湖をランキング形式で8つご紹介します。
北海道魅惑の湖ランキング8. 朱鞠内湖
「朱鞠内湖」は、道北の幌加内町にある日本最大の広さを持つ人造湖です。湖の周辺地域は朱鞠内道立自然公園に指定されていて、湖畔にはキャンプ場が整備され豊かな自然を楽しむ人たちがテントを張ってのんびりとした時間を過ごします。
「朱鞠内湖」には、サクラマスやアメマスの他、幻の魚と言われる巨大魚「イトウ」が生息し、メータークラスのイトウを釣りあげようと道内はもとより全国からアングラーが集まります。冬には凍った湖面に穴を空けて釣るワカサギ釣りが人気です。
「朱鞠内湖」ではNPO法人シュマリナイ湖ワールドセンターが、湖上カフェやアイスフィッシング、スノーモービルツアー、雪遊びなど様々なアクティビティを企画しています。また、イトウを狙う人にはプロのガイドがポイントに案内してくれるプライベートガイドツアーもあります。
北海道魅惑の湖ランキング7. サロマ湖
「サロマ湖」はオホーツク海に面し、長さ25㎞の砂嘴でオホーツク海と隔てられている汽水湖で、湖の周囲は約87㎞と日本で3番目に大きな湖です。北海道網走国定公園に含まれ、サロマ湖の東側にある「ワッカ原生花園」は貴重な植物の宝庫で、北海道遺産に認定されています。
「サロマ湖」は漁業法では海面に指定され、ホタテ貝やカキ、ノリの養殖が盛んに行われています。「サロマ湖」の東側の栄浦漁港や浜佐呂間漁港、サロマ湖第2湖口漁港はクロガシラが良く釣れるポイントとして知られ、海釣りファンが釣果を求めたくさん訪れます。また、冬にはチカの氷上穴釣りが人気です。
「サロマ湖」での人気のアクティビティは、湖に落ちる夕陽を眺めながらクルーズを楽しむ「サンセットクルーズ」です。「サロマ湖」湖畔の人気ホテル「サロマ湖舞鶴リゾート」では、各客室に望遠鏡がセットされており湖水に舞い降りる野鳥や夕陽を楽しむことができます。
北海道魅惑の湖ランキング6. 然別湖
「然別湖」は、北海道大雪山国立公園の中にある周囲13.8㎞の湖です。「然別湖」には「弁天島」と呼ばれる小さな島があり、島には鳥居が立ちパワースポットと言われています。
湖には、陸封されたことで固有種となったオショロコマの亜種のミヤベイワナが生息しています。ミヤベイワナは北海道の天然記念物に指定され保護されており、1年に2度、期間と1日50人に人数を限定した特別解禁のイベント「グレートフィッシングin然別湖」の時だけ、キャッチアンドリリースなど厳しい規則の元で釣ることができます。
「然別湖」は冬には氷結し、「然別湖氷上コタンまつり」が開催され、氷った湖の上に雪や氷で作った「イグルー」や自作の氷のグラスでお酒を楽しめる「アイスバー」、天然温泉かけ流しの「氷上露天風呂」などが出現し、観光客の人気となっています。
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北海道魅惑の湖ランキング5. 屈斜路湖
「屈斜路湖」は、周囲が約57㎞ある日本で最大のカルデラ湖で、北海道阿寒摩周国立公園の中にあります。湖の南側にある和琴半島はミンミンゼミ生息の北限地として、「和琴ミンミンゼミ発生地」として国指定の天然記念物になっています。「屈斜路湖」の周辺にはたくさんの温泉があり、中でも砂湯温泉は湖岸の砂を掘ると温泉が噴き出して観光名所となっています。
「屈斜路湖」と屈斜路湖を源流とする釧路川では、カヌーが盛んに行われたくさんの体験メニューやツアーが用意されています。また、「屈斜路湖」はスポーツフィッシングのメッカで、ニジマスやアメマスをルアーやフライで狙うアングラーが多く訪れます。
毎年7月には、摩周湖と屈斜路湖の周りを歩くイベント「100㎞歩こうよ大会in摩周・屈斜路」が行われ、多くの参加者が24時間のウォーキングと摩周湖や屈斜路湖の素晴らしい景色を楽しみます。
北海道魅惑の湖ランキング4. 阿寒湖
「阿寒湖」は道東釧路の阿寒摩周国立公園にある、周囲30㎞と北海道で5番目に大きい湖です。マリモが生息する湖として有名で、阿寒湖のマリモは国の特別天然記念物に指定されています。「阿寒湖」の湖畔には、阿寒湖温泉があり最近では高級リゾートホテルや旅館が観光客に人気となっています。
「阿寒湖」は冬には全面結氷して、ワカザギ釣りやスノーモービルなどの冬のアクティビティが盛んです。また、春から秋にかけては大型のアメマスやニジマスなどを狙うトラウトアングラーに人気で、阿寒湖と湖に流れ込む阿寒川は釣り人の聖地と言われています。
釣り以外にも、阿寒湖周辺のトレッキングや阿寒湖でのカナディアンカヌーツーリングなど、自然を体験できる様々なアクティビティを楽しむことができます。
北海道魅惑の湖ランキング3. 支笏湖
「支笏湖」は、北海道支笏洞爺国立公園の中にある周囲が40.4㎞の湖で、真冬にも湖面が凍らない日本最北の不凍湖です。
「支笏湖」の湖畔には、モラップキャンプ場と美笛キャンプ場と2か所のキャンプ場があり、透明度の高い支笏湖の素晴らしい景色を楽しみながらの家族でのキャンプや、釣り人たちで賑わいます。「支笏湖」は不凍湖であるため、四季を通じて釣りが楽しめるのでアングラーに人気の湖となっています。「支笏湖」で釣れる魚は、ニジマス、ブラウントラウト、ヒメマス、サクラマス、アメマスなどのトラウトで、野性味溢れるファイトをしてくれます。
釣り以外にも、カヌーやトレッキングなどの様々なアクティビティを楽しめ、支笏湖氷濤まつり、湖水開き、支笏湖湖水まつり、支笏湖紅葉まつりなど年間を通して様々なイベントやお祭りが開催されています。
北海道魅惑の湖ランキング2. 摩周湖
「摩周湖」は、北海道阿寒摩周国立公園に位置する周囲が19.8㎞、日本では20番目の大きさの湖です。湖水の透明度は日本一高く、北海道遺産にも認定されています。その透き通り青く見える湖面は「摩周ブルー」と呼ばれています。昔の歌謡曲「霧の摩周湖」の曲名の通り、湖面には霧がかかることが多く、神秘の湖とも呼ばれます。
「摩周湖」の近くには道東最古の温泉である「摩周温泉」があり、ホテルや旅館など8軒の宿泊施設の他に2か所の共同浴場があり温泉を楽しめます。またJR摩周駅や道の駅摩周温泉には無料の足湯が設置されています。
「摩周湖」では、環境保全のため立ち入りが制限されているので、「摩周湖」を楽しむには展望台からの眺望がおすすめです。「摩周湖」には3つの展望台がありますが、第1展望台にはレストハウスがありお土産なども販売されているので、初めて「摩周湖」に行かれる方にはおすすめです。
北海道魅惑の湖ランキング1. 洞爺湖
「洞爺湖」は北海道の支笏洞爺国立公園の中にある周囲が約50㎞、日本で9番目の面積の湖です。火山の噴火の際に出来たカルデラに出来た湖である「カルデラ湖」で、カルデラ湖としては日本で3番目の大きさです。
「洞爺湖」の南側湖岸には洞爺湖温泉街があり、多くのホテルや旅館などの宿泊施設やお土産物店などが立ち並びます。また、無料の足湯や手湯を楽しむことも出来ます。また、湖畔に沿っていくつものキャンプ場があり夏のシーズンには多くの家族連れがキャンプをして楽しんでいます。
「洞爺湖」にはヒメマスやサクラマス、ニジマス、アメマスなどの野生のトラウトが生息し、特に巨大に成長したサクラマスはアングラーの憧れで、多くのアングラーがそれを吊り上げようと洞爺湖に足繫く通っています。また、洞爺湖の素晴らしい景色と透き通った湖面を眺めながらの「カナディアンカヌーツアー」の洞爺湖で人気のアクティビティです。
北海道魅惑の湖ランキング まとめ
いかがでしたか。今回はキャンプやフィッシング、カヌーなどアウトドア体験や温泉を楽しめる湖を8つ厳選してご紹介しました。アウトドアの魅力を体験した後は、是非ゆっくりと温泉に入り、美味しい食べ物を食べて北海道を満喫してくださいね。