おすすめのボアGジャン7. Remi relief
LevisのサードモデルをモチーフにRemi Reliefが作り上げたボアジャケットです。Remi Reliefは本物以上に本物のヴインテージを作ると言われ、優れた加工技術が生み出す作品に目の肥えたバイヤーにもファンが多いそうです。
ボアジャケットという機能性を考慮してか、シルエットはややゆったりを構えていますが、内部に仕込まれたリアルムートンの分量のためダウンジャケット並みの保温性を有しています。
デニムの加工技術だけでなく、着る人の生活に寄り添うモノ作りが結晶したボアジャケットだと言えるのではないでしょうか。
画像はややカジュアルな装いになっていますが、ニットキャップはそのままでもインナーを番手の細いニットに替え、ウールパンツを合わせても難なく受け止めてくれます。少しカジュアル感を出したいなら、足元はレッドウイングなどがイイでしょう。
おすすめのボアGジャン8. Banana Republic
最後に紹介するのは最も大人顔のボアジャケット、バナナリパブリックからです。素材はコットンスエード、そしてボアは襟部分だけで内張はキルティングという仕様になっています。
本来のボアGジャンと比べると番外編といった作りになるのですが、バナリパらしいアーバンな雰囲気を持ったボアジャケット、大人が着ることで真価を発揮してくれるのではないかと思い推挙しました。
グレイパンツもいいのですが、白のコーデュロイパンツ、パラブーツのアヴィニオンなどというコーディネイトが浮かびます。
アメリカ発のブランドですが、少しヨーロッパを意識した解釈で装いを楽しみたいジャケットです。
ボアジャケットを再認識してほしい。
ボアGジャンは本格的な冬アウターの前に、また冬を越したあと次のシーズに向かう中継ぎ的な存在なのかなと思っています。
しかし昨今では、その時期に薄いダウンジャケットを着たり、バウアーを見かけたりとライバルアイテムの台頭が目立ちます。
確かに、機能的にもデザイン性も優れたものが多く気になります。だからこそボアジャケットの持つノスタルジックなニオイを再確認したくなりました。
着こなしでイメージが変わるアイテムです。小物使いも楽しいんでください。