門前仲町のディープな飲み屋、居酒屋5. 沿露目
「沿露目(ぞろめ)」は東京メトロの門前仲町駅を出て、富岡八幡宮の少し手前に店を構えます。カウンター8席のバー風の作りです。
食べ歩き好きのマスターが、多くの店から気に入った料理を自分のアレンジで新たなメニューに仕立て上げています。
沿露目のおすすめは、メニューにある「定番の三品」。「湯豆腐」300円(税別)、「穴子煮こごり」500円(税別)、「ビーフシウマイ」400円(税別)です。
特に「穴子煮こごり」は、同じ門前仲町にあった名居酒屋「浅七」の名物料理を再現したもの。これをつまみに燗酒で一献が、いかにも飲み屋らしい沿露目の楽しみ方です。
穴子が気に入ったらこちらもおすすめ。「煮穴子塩ワサビ」1,000円(税別)です。煮穴子を軽く炙って旨みを引き出しています。これもまた日本酒のおつまみに最高の一品です。
小さな店ですが、門前仲町に来た時にはちょっと覗いてみて損はないおすすめの居酒屋です。
沿露目 (ゾロメ)
東京都江東区富岡1-12-6 阿久津ビル 1F
門前仲町のディープな飲み屋、居酒屋6. 多幸坊
「多幸坊」は、門前仲町駅から運河沿いを木場方向に200Mほど歩いた場所にある人気の居酒屋です。店内はカウンター席をメインにいくつかのテーブル席があります。
多幸坊のおすすめは、「本まぐろ味比べ」1,200円(税別)。なかなか食べることのできないまぐろの脳天「アタマ」にとろける「中トロ」、まぐろの香りを感じられる「赤身」のセットです。
もうひとつのおすすめは「海老のプリプリすり身揚げ」570円(税別)。海老がたっぷり入って熱々に揚がって出てきます。ビールにも日本酒にもよく合う飲み屋メニューです。
多幸坊ではその他にも、キムチの入った「牛すじ豆腐」480円(税別)や自家製の「カレーコロッケ」470円(税別)、「はまぐりにんにくソース」580円(税別)など人気のメニューが揃っているので、これらを1~2品頼んで、下町の飲み屋を堪能しましょう。
多幸坊
東京都江東区富岡1-4-13
門前仲町のディープな飲み屋、居酒屋7. ふうすけ
「ふうすけ」は、地下鉄門前仲町駅から清澄通りを北に向かって50Mほどの路地入った場所にあります。赤文字で「ふうすけ」の大きい文字に赤い入口の、飲み屋らしからぬ店構えです。
店内はカウンター10席ほどなので、いつも満員の人気店です。理由のひとつが「お通し」。
当日のおすすめの魚などが盛り合されて、あん肝やウニ、マグロなどが提供されることも珍しくありません。
居酒屋の定番「ポテトサラダ」400円(税込)は盛りがたっぷり、食べ応えがあります。まずはこれを注文することをおすすめします。
刺身類の品質が高いのも「ふうすけ」の売りで、秋には「さんま刺し」900円(税込)など新物を使った一品が出てきます。
「ふうすけ」は混雑必至の人気店なので、「店内での待ち合わせは不可」や「人数は3人まで」など、暗黙のものを含めて利用上のルールがありますのでご注意を。
ふうすけ
東京都江東区門前仲町1-8-4
門前仲町のディープな飲み屋、居酒屋8. 庄助
地下鉄門前仲町駅降りてすぐ、運河側の一本裏道にある焼鳥屋が「庄助」です。「やきとり」の赤ちょうちんに「庄助」の暖簾、下町飲み屋の風情漂う外観です。
「焼鳥」は「つくね」、「手羽」、「軟骨」、「砂肝」、「皮」、「ネギマ」、レバー」の7本セット(1,500円税込)。タレはなく、塩焼きのみになっています。
庄助を有名にしたのがテレビドラマの「孤独のグルメ」。焼き鳥の「つくね」に「生ピーマン」を挟んで食べるのが庄助流として紹介されました。
ドラマで紹介された「焼めし」700円(税込)、「信玄袋」400円(税込)なども一緒に注文して、「孤独のグルメ」気分を味わってみるのもよいでしょう。
庄助
東京都江東区富岡1-2-8
門前仲町の飲み屋巡りを楽しもう
いかがでしたか?門前仲町でおすすめのディープな飲み屋をご紹介しました。
どの店も行列必至の人気店ですが、すべてが門前仲町駅の周辺にあります。狙いの店が満席でも、空いている店を探しやすいのがこの街の特徴です。ぜひセレクトされた居酒屋を地図にマークして、門前仲町の「飲み屋巡り」を楽しみましょう。