日本の最南端に位置する沖縄県は、日本を代表するダイビング・リゾートです。楽園沖縄には世界的にも有名なダイビングスポットが点在し、ダイビングを始めたばかりの人からベテランダイバーまで誰もが楽しめる変化に飛んだフィールドが広がっています。
今回の記事では、おすすめの沖縄ダイビングスポットを10か所厳選してランキング形式でご紹介します。
- 沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第10位【沖縄本島・真栄田岬】
- 沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第9位【宮古島・魔王の宮殿】
- 沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第8位【西表島・バラス島】
- 沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第7位【与那国島・海底遺跡】
- 沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第6位【久米島・トンバラ】
- 沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第5位【宮古島・八重干瀬】
- 沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第4位【与那国島・西崎】
- 沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第3位【慶良間諸島・北浜】
- 沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第2位【石垣島・川平石崎マンタスクランブル】
- 沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第1位【仲ノ神島・オガン】
- 憧れの沖縄の海でダイビングしよう!
沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第10位【沖縄本島・真栄田岬】
沖縄のダイビングスポットおすすめランキング第10位の真栄田岬は、沖縄島西海岸の恩納村にある沖縄県を代表するダイビングスポットです。
真栄田岬には「青の洞窟」という神秘的な地形があり、ダイビングだけでなくシュノーケリングツアーでも人気のスポットになっています。
真栄田岬の名物は、エントリーとエグジットの際に上り下りしなければならない65段の階段です。
タンクを含めて15~20kgほどあるダイビング器材を全て装着しての階段は、修行そのもの。苦難を乗り越えてこそ、絶景が楽しめるというわけなのです。
沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第9位【宮古島・魔王の宮殿】
続いてランクインしたのは宮古島にあるダイビングスポット・魔王の宮殿です。非常にインパクトのある名前で、地形ダイビングで有名な宮古島でもトップクラスの人気を誇るポイントです。
宮古島の魔王の宮殿内は、エントランス、メインホール、ベッドルームと3室にわかれ、それぞれが通路で接続されています。
自然に形成された地形というより、やはりかつては魔王の宮殿であったと考えたほうが納得できるほどの造形美です。
宮古島の人気ダイビングスポットは周辺の下地島や伊良部島周辺に点在しています。いずれのポイントも、宮古島からダイビングビートでアクセス可能です。
沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第8位【西表島・バラス島】
亜熱帯のジャングルに覆われた秘境・沖縄県西表島は、日本人ダイバーにとって最終到達地といえる場所です。
ワイルドに生い茂るサンゴ礁が島の周りを取り囲み、あらゆる場所がダイビングスポットになりえる神秘の島なのです。
バラス島は、そんな西表島を象徴する、サンゴのかけらが集積してできた地図には載っていない無人島です。
青い海に浮かぶ白いバラス島はとても美しく、多くの観光客がシュノーケリングツアーで訪れています。
バラス島周辺は水深5~10mで美しいサンゴ礁とカラフルな熱帯魚の群れを観察でき、初心者やブランクダイバーでも安心して潜れるダイビングスポットです。
バラス島へのアクセスは、西表島上原港からボートで10分程度となっています。
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沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第7位【与那国島・海底遺跡】
沖縄のおすすめダイビングスポットランキング第7位は、日本最西端の島・与那国島にある海底遺跡です。
1986年に地元ダイバーによって偶然発見されたこの海底地形群は、古代人の遺跡なのではないかというロマンスあふれる神秘的な場所となっています。
与那国島の海底遺跡には、グスク(城門)やカメのモニュメントと呼ばれる人工的な意匠を感じる巨石が並んでいます。
発見から30年以上が経ちますが、いまだに人工物なのか自然地形なのか結論が出されていません。
ミステリーに満ちた与那国島の海底遺跡は、まるでインディ・ジョーンズのような考古学者になった気分で潜れる稀有なダイビングスポットなのです。
沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第6位【久米島・トンバラ】
沖縄島から西へ約100kmに位置する久米島でおすすめのダイビングスポットがトンバラです。
久米島のトンバラはイソマグロやバラクーダ、マダラトビエイは序の口で、なんとマンタやハンマーヘッドシャーク、冬場はザトウクジラまで現れるというスーパー大物ポイントなのです。
トンバラのある久米島へは、沖縄本島より飛行機かフェリーでアクセス可能です。フェリーは3時間ほどかかり船酔いもするので、慣れていない方には飛行機をおすすめします。
沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第5位【宮古島・八重干瀬】
八重干瀬(ヤビジまたはヤエビシと呼ぶ)は、宮古島の北に広がる広大な面積のサンゴ礁の楽園です。
さまざまな色・種類のサンゴ礁がびっしりと群れ、そのサンゴ礁を隠れ家に色とりどりの熱帯魚たちが暮らしています。
近年繰り返される地球温暖化による海水温上昇で、八重干瀬のサンゴ礁もダメージを受けていますが、地元民などによりオニヒトデ退治など回復への努力が続けられてます。
八重干瀬でのダイビングで自然の美しさを感じながら、この美しさを守るために自分ができることを考えてみるよいきっかけになりそうです。
沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第4位【与那国島・西崎】
海底遺跡で有名な与那国島ですが、実はもうひとつ大きな目玉があるのです。それが、ハンマーヘッドシャーク。冬場になるとハンマーヘッドの大群がやってきます。
与那国島の西崎(イリザキ)は日本最西端の碑がある岬で、ハンマーヘッドシャークはそのすぐ南の海域で見られます。ちなみに沖縄では東のことをアガリ、西のことをイリと呼びます。
ハンマーヘッドは比較的深い場所を回遊しているので、西崎では海底も見えない深海の中層をドリフトするブルーウォーターダイブというスタイルが主流です。
西崎は、ボートからの素早いエントリーやブルーウォーターでの深度管理など、ある程度のスキルが要求される上級者向けのダイビングスポットになっています。
沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第3位【慶良間諸島・北浜】
北浜(ニシハマ)は、日本有数のダイビングエリアである慶良間諸島のなかでも大人気のダイビングスポットです。
東西シリーズに続いて南北シリーズですが、沖縄では北をニシ、南をパイと呼びます。ややこしいですね。
北浜を始め、慶良間諸島は白砂の海底に点在するサンゴ礁の根に群がる美しい魚の群れを鑑賞するスタイルが中心です。ダイバーの間では「女性的な海」として知られています。
慶良間諸島は、海ガメとの遭遇率が高いダイビングスポットでもあります。もし北浜で海ガメに出会っても、慌てて追いかけずに一緒にのんびりと遊泳を楽しみましょう。
慶良間諸島には冬場になるとザトウクジラが近海に現れるので、ボートで見学に行くツアーも人気です。
沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第2位【石垣島・川平石崎マンタスクランブル】
日本で憧れのマンタに会いたいのなら、石垣島にある川平石崎マンタスクランブルで決まりです。シーズンである夏場では、なんと遭遇率80%以上を誇るアメージングなポイントなのです。
川平石崎マンタスクランブルは港からボートで10分ほどでアクセスでき、潜降後は根に張り付いてマンタの登場を待つダイビングスタイルです。
いまかいまかと待つことしばし、運良くマンタが現れたときの驚きと感動は永遠に記憶に残る体験となるでしょう。
川平石崎マンタスクランブルでは、時には4~5枚、多いときになると8枚ほどのマンタが根の周りを舞う様子が見られます。
沖縄のおすすめダイビングスポット・ランキング第1位【仲ノ神島・オガン】
沖縄のおすすめダイビングスポット ランキング第1位は、沖縄県西表島の南西に浮かぶ仲ノ神島です。
仲ノ神島は通称「オガン」と呼ばれ、あらゆる日本人ダイバーにとって聖地ともいえるダイビングスポットです。
オガンは非常に流れの強いポイントでありながらも、ドリフトダイブではなく、ロープ潜降後に根に捕まってイソマグロやバラクーダなどの大物を待つという独特のダイビングスタイルが特徴です。
そのため、初心者ダイバーはオガンに潜ることが許されず、ベテランダイバーであっても前日のチェックダイブが義務付けられてます。
オガンへのアクセスは、西表島からダイビングボートで1時間ほど。海況の良い時期にしか行けないので、幻のダイビングスポットとも言われているのです。
憧れの沖縄の海でダイビングしよう!
ご紹介したように、沖縄には大物ポイントや地形ポイントなど、バラエティに飛んだ魅惑的なダイビングスポットが数多く存在します。
また、沖縄の離島は各島々によって自然や文化が異なり、ダイビングだけでなく陸上での観光や飲食も楽しみの一つとなっています。ぜひ憧れの沖縄の海でダイビングしてみてくださいね。