日本を代表するお菓子のひとつが「煎餅」。
やっぱり日本人、お米のお菓子が大好きです。まさに「貰って嬉しいお煎餅」でしょう。
ここでは、貰った相手が必ず喜んでくれる、手土産にも最適な高級煎餅を東京都内で厳選してご紹介します。
手土産にも最適な高級煎餅1. 入山せんべい
手土産にも最適な高級煎餅、最初のおすすめは浅草の「入山せんべい」です。東京の下町観光の代表的な街といえば「浅草」、その浅草に東京を代表する高級煎餅の名店があります。
店の名は「入山せんべい」。1914年(大正3年)創業の老舗です。
入山せんべいは地下鉄浅草駅から徒歩約5分、雷門通りから浅草の歴史的な歓楽街「浅草六区」に続く商店街「すし屋通り」で100年以上にわたり、煎餅を焼き続けています。
入山せんべいの店舗の前の、煎餅を買い求める行列と、職人が長火鉢の前で煎餅を手焼きする様子を見物する人だかりが看板代わりです。
浅草が新たな街づくりで街並みも変わるなか、入山せんべいだけは時間が止まって、まるで大正から昭和の時代にタイムスリップしたかのような雰囲気に誰もが足を止めてしまいます。
入山せんべいで販売する煎餅はたった1種類。その名も「入山せんべい」(1枚130円税込)。醤油味の素朴な煎餅です。しっかりと天日干しされた生地を最高級の備長炭で職人たちが一枚一枚ずつ焼き上げる高級煎餅。
お土産には「袋入り」、おもたせには「缶入り」がおすすめです。特に缶に詰められた手焼きの煎餅は壮観で高級感があり、大事な方へのおもたせに最適です。
もうひとつのおすすめが、焼き立てを1枚買って、浅草の街で「食べ歩き」をすることです。その素朴で懐かしい煎餅の味は浅草の街並みに似合うことでしょう。
入山煎餅 (いりやませんべい)
東京都台東区浅草1-13-4
手土産にも最適な高級煎餅2. たぬき煎餅
手土産にも最適な高級煎餅、次のおすすめは「たぬき煎餅」です。1928年(昭和3年)に東京・柳橋で創業した「たぬき煎餅」。宮内省御用達になるほどの評価と人気を集めましたが、戦災によって事業中断を余儀なくされます。
その後現在の麻布十番に小さな店舗を構え営業を再開、今日の名声を築き上げています。
たぬき煎餅の特徴は煎餅を「たぬきの姿」に焼くこと。そのかわいいユニークな形は、誰にも喜ばれるということで人気を集めています。
煎餅は小さな「しょうゆ狸」(324円税込)から、高級品まで様々な商品がそろいます。それらの「詰め合わせ商品」が充実しているのもたぬき煎餅の特徴なので、おもたせには最適の高級煎餅だといえます。
「狸めぐり」はおもたせの定番。たぬき煎餅の人気商品の詰め合わせです。
「20包入」(2,160円税込)から手頃な「34包入」(3,240円)、高級感・ボリュームもたっぷりの「54包入」(5,400円税込)までそろっています。
大切な相手へのおもたせには、「直焼詰合」(18枚入3,240円~)がおすすめ。
たぬき煎餅の麻布十番の本店だけで購入できる(ネット注文不可)限定品で、最高級醤油を使った4種類の堅さの手焼き高級煎餅が詰め合わされています。たぬき煎餅を代表するプレミアム商品です。
たぬき煎餅
東京都港区麻布十番1-9-13
手土産にも最適な高級煎餅3. 進世堂
手土産にも最適な高級煎餅、3番目のおすすめは「進世堂」です。JR五反田駅から10分ほど歩いた路地のなかに「進世堂」はあります。
一見普通のお菓子屋さんにも見えますが、実は創業100年以上、遠路はるばるその味を求めて人が集まる高級煎餅の人気の店です。
名物は100年にわたって受け継がれてきた「えびせん」。
煎餅の素材として命ともいえる「もち米」は、新潟に自社の棚田を持ちそこで栽培するというこだわりのもの。
「進世堂」のえびせんに使う「えび」は、愛知県知多産の希少な「生アカエビのむき身」や旬の高級エビを厳選して使用。
太白ゴマ油や綿実油などの高級天ぷら店並みの油で揚げて、えびの甘味と米の旨みを引き出しています。
「江戸みやげ 袋入り」(140g入1,080円税込)が進世堂、伝統の一品。
厚めの包装紙に、十字にかけられた銀色のリボンで包まれます。
そのほか、小分けの袋の詰め合わせ箱入りや高級感のある缶入りなど、いろいろな商品がラインアップされているので、目的に応じて選ぶことができます。
進世堂にはもちろん、こだわりの棚田栽培の美味しい米に高級醤油で焼いた高級煎餅もあります。手焼煎餅「味」(280円税込)は、そんな進世堂自慢の一品です。
おもたせには、「江戸みやげ」と「味」の詰め合わせ(3,240円税込)がおすすめです。
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